IT管理術

1PasswordはOSにより使えない機能がある|iOS優遇説

2021年8月25日

1Password使えない理由

パスワード管理アプリ「1Password」の不満です。

ネットで調べた通りに使えないんだけど?

巷に出回っている「便利」につられ買ったけど、なんか違う…

そうなんです。使うOSによって、だいぶ違う実態があるんですね。

購入した後で後悔する前に、本記事で解説する「4つの環境格差」まずは知っていただければと思います。

1PasswordはApple、iOSを優遇

1Passwordのリリース情報を見ていきましょう。

人気パスワードアプリ「1Password」がM1 Macにネイティブ対応

引用元:iPhone Mania

1Password、Apple Watchでロック解除できるように

引用元:GIZMODO

利便性アップなリリース情報、ほぼiOSです。

その他OSで機能改修しなければならないこと、山ほどある見解です。

まずは、使い勝手の悪さが目立つOS別で使えない機能、順に説明していきます。

1PasswordはOS別でマスターパスワード入力が必須

1Passwordは、AppleのTouch IDやFace IDと連携して、指紋や顔で1Passwordのロックを解除できるようにした

引用元:BRIDE

一方、Windows 10でブラウザー「Chrome」「Microsoft Edg」で1Passwordを使おうとすると、「適宜でマスターパスワードの入力を求められる」仕様なんですね。

1Passwordはココが変|なぜPCブラウザーで使うときにマスターパスワード入力させるの?

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具体的には、「PC起動」または「PCが最大12時間アイドル(使っていない状態)」このタイミングでマスターパスワードの入力が必要です。

この仕様、今どきのパスワード管理アプリとしては非常に珍しいことです。

なぜなら、パスワード管理アプリの本懐は「パスワードを入力させないこと」にあるからです。

パスワード入力の手間暇をなくすためのツールなのに、パスワード入力させるとは何事?

このあたりは競合の「Bitwarden」あたりを見習うべきでしょう。

Bitwardenなら利用環境を気にすることなく、「PINコード入力、生体認証」また「FIDO2」といったハードウェア認証がマルチ対応しています。

つまり、BitwardenならOS依存なく「パスワードレス認証」で使うことができるんですよね

無料パスワード管理アプリ「Bitwarden」の使い方|IT管理プロが徹底解説

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1PasswordはOSにより使えない機能がある

下図、「左:iOS(iPhone)」「右:Android」の設定画面です。

1Password「左:iOS」「右:Android」画面

1Passwordのメリット・主軸ともいえる「同期」「1Passwordブラウザ」この2つの機能がAndroidでは使えません。

まず「同期」機能ですが、スタンドアロン保管庫が作れ、実は1Passwordを無料で使い続けることができる超優れもの機能なんですよね。

また、「1Passwordブラウザ」機能は、単なるセキュアブラウザだけではなく、「登録パスワード⇔パスワード入力画面の往復がワンタップ」で実現できるんですよ。

下図例ですが、iOSだと画面下タブ箇所「長押し」でセキュアブラウザ起動、セキュアブラウザの右上「完了」タップして1Password保管庫に戻ることができます。

セキュアブラウザ使うシーン例として、

  • 1Passwordで自動入力できないサイト
  • サイト情報チェックしながら1Password編集したい

1Passwordを使っている方は経験しているでしょうが、稀にパスワード管理アプリ全般「自動入力ができないサイト」遭遇する場合があります。

そのような場面でも1Passwordの「セキュアブラウザ」なら、アプリ下段の「鍵アイコン」をタップして、ログイン情報のコピー&ペーストが超スムーズに行うことができるんです。

この「セキュアブラウザ」、使ってみるとわかる超便利機能なので、Androidユーザーさん本当に残念です…

1Passwordのブラウザー拡張アドオン「もはや意味不明」

PCとスマホ間でパスワード同期して使うのは、もはやパスワード管理アプリの定番ですね。

1Passwordも同様で、使っているブラウザーに「1Password拡張アドオンを追加」することで、他デバイスとパスワードを同期して使える仕組みです。

そして実際にPCで1Passwordを使うべく、1Password公式サイトやChromストアに1Passwordを探しにいくのですが…

  • 1Password 7 ?
  • 1Password X ?
  • 1Password ベータ ?
  • 1Passwordクラシック版の拡張機能?

「・・・一体、いくつあるのよ?」

「で、結局どれを使えばいいの?」

このような状態です。

1PasswordはOSにより価格が異なる謎

個人版1Password、2021年8月現在の価格です。

OS価格
iOS
(App Store参考)
最初の6ヶ月:月額200円、以降月額450円
年額:3,900円
3年間で11,700円
Android月額430円
年額:4,050円(月額337.5円
3年間で12,150円
Windows 10月額:358円
(月3.29ドルを109円換算)
3年間で12,888円

それぞれアプリ公式ストアの額面通りの数字です。

iOSは他より機能が豊富で価格が安い・・・謎ですね。

日本で1Passwordを取り扱っている「ソースネクスト社」の価格とも比較してみます。

ソースネクストで3年ダウンロード版を購入すると、10,987円(税込)全OS共通です。

まとめ

1Password「環境により異なる」4つのことです。

  • OS別でマスターパスワード入力要否が異なる
  • OSにより使えない機能がある
  • ブラウザー拡張機能はもはや意味不明
  • OS別の購入価格差「誰か解説プリーズ」

率直に、1PasswordをiOS以外で使うメリットが見い出せません。

競合の「Keeper」または、当サイトでも紹介している無料で十分使える「Bitwarden」をおすすめします。

ただし、iOSユーザーの方は1Password一択ですね。

有料で使っても、情報管理・滑油ツールとした使い方ができるので、十分採算がとれますよ。

  • この記事を書いた人

どうなの

ITとITをつなぐ【ICTライフサイクル管理】15年のプロ。 企業5社を渡り歩いた知見からの『ICTでお悩み解決、生活品質&生産性アップ』なノウハウを情報発信しています。

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