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使わなくなったiPhoneを子供のLINE用にする【月額100円以下】運用術

2023年7月1日

使わなくなったiPhoneを子供に譲り、Wi-Fi環境のみでLINEを使わせるための「もっとも費用のかからない方法」知りたくないですか?

LINEを使いはじめるには、「SMS認証する」という前提条件があります。

LINE新規登録(参考:iPhone画面)

そこで今回、もっとも安くLINE用の電話番号を運用する方法ズバり!ご紹介します。

この記事をお読みいただけば、子供のLINE用の電話番号を「年間440円」で運用しているIT管理プロの実践知がわかるようになっています。

この記事は、2023年7月時点の情報です。

使わなくなったiPhoneを子供のLINE用にする最安は「povo2.0」

以下、子供のLINE用の電話番号を模索していたときの参考情報です。

キャリア名月額(年額)ポイント
povo2.0約37円(440円)180日に1度トッピングすればOK※Wi-Fiは必要かも
HISモバイル565円(6,780円)Wi-Fiなくても100MB未満の月は290円(税込)
LINEMO990円(11,880円)Wi-Fi不要!家でも外でもLINE使い放題!
表記はすべて税込み、キャンペーンは含みません

結論としては、「povo2.0で運用すればOK!」でした。

povo2.0(ポヴォ)とは?特徴

「povo2.0」は、auの格安プランです。基本料金0円で、使いたいときに、使いたい分をトッピング(追加)するという料金プランです。

povoの特徴として

  • 初期費用は0円
  • 月額0円でも低速通信が使える
  • 180日に1度トッピングが必要

よくある、「事務手数料」といった初期費用がいっさい発生しません。

また、トッピングなしで月額0円でも使える128Kbpsの低速通信ですが、これは外でのLINEのトークや通話「なんとか使えるレベル」です。ただ、LINEを安定して使いたいならWi-Fiは必須でしょう。

なおpovo2.0を使い続ける条件として、180日に1度のトッピングが必要です。

最後の有料トッピングの有効期限の翌日(有料トッピングのご購入がない場合、povo2.0のSIMを有効化した日)から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合※、順次利用停止させていただきます。

※ 期間内に国内通話料と国内SMS利用料その他所定の従量料金の合計額が税抜額600円(税込額660円)を超えている場合、または当社が指定するプロモコード等の利用がある場合を除きます。

引用元:povo2.0ご利用にあたっての確認事項/ ご契約にあたっての確認事項

povo2.0でいちばん安いトッピングは「smash.使い放題パック(24時間)」という、220円(税込)の料金プランです。

これを180日、つまり6ヵ月で分割すると「約37円/月」という計算になります。

\180日に1度のトッピングでOK/

【公式】povo

povo 公式サイト

povo2.0でLINEを始める3ステップ

  • povoのアプリから新規申し込み
  • SIM発行→iPhoneに挿入しpovo利用開始
  • LINE新規登録→povoの電話番号でSMS認証すればOK!

簡単ですね。上記3ステップでも発生する費用は0円です。

povo2.0

povo2.0

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povo2.0の手続きで必要な4つのこと

  • 契約者の本人確認証
  • クレジットカード情報
  • 登録メールアドレス
  • povoのSIMを有効化できるスマホ

補足事項

povoのSIMを有効化できるスマホですが、例えばLINEを自宅のWi-Fi接続以外、外では使わせないルールとするなら、子供のiPhoneがpovoのSIMに対応していなくてもOKです。

povo2.0のSIMを有効化できるスマホについて、もっと詳しくは、povo公式サイト「ご利用手続き」をご参照ください。

iPhoneであれば、親がiPhone XR以降の電話番号を2回線設定できる「デュアルSIM対応機種」を使っていれば、povo2.0利用開始はスムーズです。

なおSIMですが、iPhoneに挿入できる物理SIMの方が管理しやすいのでおすすめです。

povo2.0を180日に1度のトッピングで使う注意点

  • 低速通信であること
  • 180日ごとのトッピング忘れずに

128Kbpsの低速通信で使える

iPhoneをWi-Fi接続以外、外出先では次のことはできないと思っていた方がよいでしょう。

  • LINEの写真表示、動画再生
  • Webサイトの閲覧

LINEを使うにはインターネット接続が必要です。そのため、LINEを開くにも時間が掛かる、または「LINEが開かない」といった場合もあります。

180日ごとのトッピング忘れずに

利用停止後30日の間に有料トッピングのご購入がない場合、順次契約解除させていただきます。

利用停止または契約解除については、事前にpovo2.0のアカウントであるメールアドレス宛またはSMS宛にその詳細をご通知します。

引用元:povo2.0ご利用にあたっての確認事項/ ご契約にあたっての確認事項

通知が届いてからでも大丈夫です。povo2.0のアプリから、いちばん安いトッピングを購入するのを忘れないようにしましょう。

povo2.0

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【参考】povo2.0と比較した2社

ここまでお読み頂き、「ちょっとpovo2.0は複雑、わからない」という方には下記2社がおすすめです。

  • HISモバイル
  • LINEMO

なぜこの2社なのか?以下順に説明していきます。

HISモバイル

HISモバイルは、SMS認証できるプランが「月額290円~(税込)」です。

HISモバイル

因みに、上述の「6,780円(565円/月)」の内訳です。

  • 契約事務手数料:3,300円
  • 月額:290円 ※100MB未満

つまり、「Wi-Fi接続のみでしかLINE使わせない」という家庭内でルールを設けて、iPhoneを設定すれば、年間1万円以下で運用することが可能です。

100MB未満の月は290円

【公式】HISモバイル

HISモバイル 公式サイト

LINEMO(ラインモ)

LINEMOは家でも外でもLINEがギガ使い放題、つまり「通信制限を気にせず使わせたい!」という方にはピッタリです。

因みに費用の内訳は「ミニプラン月額990円」で、1年間だと11,880円(税込)です。

またPayPayご利用であれば、990円相当のPayPayポイントが最大6ヵ月付与されるキャンペーンを実施しています。

最近は学校でもLINEを連絡網として活用していますので、子供がLINEを使う場面を鑑みて、LINEMOを検討したいですね。

LINEMO

LINEMO 公式サイトを見る

古いiPhoneの場合「SIMロック解除できるか?」要確認

SIMロック解除かも/解除できないケースもあり

子供のiPhoneにSIMカードを挿入して使う場合、iPhone 6s 以前の機種だとSIMロック解除が必要です。

またSIMロック解除できず、子供のLINE用として使わせることが難しいケースもありますので、詳しくはiPhoneの購入元に確認してみてください。

まとめ

使わなくなったiPhoneを子供に譲り、LINEのみを使わせる最安の方法です。

povo2.0を契約して、180日ごとに最安のトッピングを購入する

povoは基本料0円で始められるので、お試しスタートしてみてはいかがでしょうか。

povo2.0

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180日ごとのトッピングは忘れる、運用がめんどくさい、または「もっとLINEを使う」という方は、今回比較した2社をぜひ参考にしてみてください。

キャリア名12か月間の最安ポイント
povo440円(約37円/月)180日に1度トッピングすればOK
HISモバイル6,780円(565円/月)100MB未満の月は290円(税込)
LINEMO11,880円(990円/月)家でも外でもLINE使い放題
表記はすべて税込み、キャンペーンは含みません
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