この記事では、高校生がiPhoneを欲しがる理由をズバり、実録からご紹介します。
親と子の世代的なギャップを知り、お互いに理解を深めたい親子にピッタリな内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
高校生がiPhoneを欲しがる理由「周りがiPhoneを使っているから」
これは、友達が選んだものや行動に自分も合わせるという「バンドワゴン効果」と呼ばれる心理的な現象で、高校生では次のようなシーンでバンドワゴン効果が働くようです。
バンドワゴン効果の例 | 説明 |
---|---|
SNS「いいね!」の数 | 「いいね!」が多いと正しいと感じる傾向 |
流行の選択 | ファッション、食べ物、楽曲など、多くの人が選んでいるものに興味を持つ |
人気のアプリ | ダウンロード数が多いアプリやゲームを選ぶ傾向 |
イベント参加 | 友達が参加しているイベントや活動に便乗する |
動画のトレンド | 人気の映画、ドラマを観て共通の話題を持とうとする |
「空気が読めないヤツ」と思われたくないからこそ、周りに合わせるしかない 。いわゆる、"同調圧力(どうちょうあつりょく)" ですね。
iPhoneを持っていない高校生が「仲間はずれ」にされた経験
わが家の高校生の経験をひとつ。
iPhoneを持っていないがため、「写真がきたない、荒い」など難くせをつけられ、iPhoneをもつ友達のみで構成されたLINEグループに入れてもらえず、"仲間はずれ"にされていた時期がありました。
「くだらない、そんなことで仲間はずれにするような友達なら、グループの輪に入らなければよい」という親御さんもいるかもしれません。
ですが、大人の世界でも似たようなことは起きています。例えば、会社やママ友の間での「暗黙のルール」や「雰囲気を読む」ことを半ば強要されるケースです。
集団生活における、「環境に順応しようとする能力」というは無視できない問題です。親としてはこの事実を受けとめて、寛容な考えを持つことが大切でしょう。
高校性にiPhoneを「持たせてもいいかな?」と思ったら
高校生に持たせるiPhoneを安く購入して、安全に使わせている
では、ITプロがどのようにiPhone環境をを例に「iPhoneを安く購入して、安全に」をご紹介します。
iPhoneを安く購入する方法
SNSの口コミを探してみる。
具体的には、X(旧Twitter)で「iPhone 1円」などのキーワードで検索し、店舗のチラシなど“画像から読み取れる口コミ”を探せば、iPhoneは安く購入することができます。
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月額は1人あたり「1,000円~3,000円」程度
高校生がiPhoneを使うシーンに合わせた、月額が安いキャリアを選べばよいでしょう。
因みにわが家は「LINEをよく使う=LINEMO」、それ以外は「楽天モバイル」で、家族5人あわせ月々の携帯代は6,000円程度です。
iPhoneをお安く運用できるイメージができましたでしょうか?
次に、iPhoneを安全に使わせる方法の解説に進みます。
iPhoneを安全に使わせる設定
- 勝手に課金できないようにする
- iPhoneの使用時間、使うアプリの制限
- 不適切なコンテンツをブロック
- 制限に対する「許可」は親の承認が必要
などなど、iPhoneに標準で備わっているペアレントコントロールの設定をすれば、親のiPhoneから子供のiPhoneの使い方をコントロールでき、使用状況もチェックできるようになっています。
iPhone「ファミリー共有」で子供のスマホを管理する5ステップ
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大事なのは、iPhoneの使い方やルールは高校生の子供と話し合って決めることです。
また、iPhoneの制限を設定したから「どうぞ」と子供任せにせず、「最近、iPhoneどう使ってる?」と日常的に声をかけることで、子どもの変化にも気づくことができるでしょう。
こうしたコミュニケーションが、子どもとの信頼関係を深めるきっかけにもなりますよ。
さいごに
高校生がiPhoneを欲しがる理由は、単純に「みんなが持っているから」「仲間はずれにされたくないから」という同調圧力が大きく関連しているようです。
親としては「そんな理由で?」と思うかもしれませんが、高校生にとっては大切なつながりの一部だと、寛容な心持ちで理解を示した方がよいでしょう。大人の世界でも、同じような経験をしている方はいるはずです。
またiPhoneをきっかけに、子どもとのコミュニケーションを深めるチャンスにもなりますよ。