PR デジタル詐欺 安心・安全

+1(844)から始まる電話番号どこから?対処法3ステップ

「+1 844」から始まる電話番号から着信がありました。これってどこからの電話?

カナダやアメリカといった「海外からの電話」です。

つまり、海外から電話が掛かってくる予定がない・心当たりのない着信であれば、

【電話の詐欺】

と決めつけててよいでしょう。

+1(844)から始まる電話番号の口コミ

「電話に出た」「留守番電話にメッセージが残っていた」といった口コミから、電話の内容が見えてきます。

+1(844)から始まる電話番号の対処法3ステップ

もしも、、

  • 電話に出てしまったら?
  • 折り返して電話したら?
  • 電話口の指示に従ってしまったら?

情報セキュリティの資格をもつITのプロが、対処法をわかりやすく解説します。

①+1(844)から始まる電話番号「出てしまったら?」

すぐに電話を切ってください。

電話口の相手が話しかけてきても、かまうことなく電話を切ってしまいましょう。

また、同じ番号から二度と着信しないよう、「着信拒否を設定」しておくことをおすすめします。

例)iPhoneの手順

[電話]アプリを開き、[履歴]>電話番号横[!]>[発信者を着信拒否]の順にタップ。

参考:+1(844)の電話に出ると通話料が発生する?

電話に出てしまったとしても、通話料は発生しません。

この理由として、主要キャリアは「国内着信は無料」と示しています。

海外からかかってきた電話にでた場合、着信側に通話料はかかりますか?

日本国内で着信を受けた場合、着信側に通話料はかかりません。

海外で着信を受けた場合は着信料が発生します。着信料は国、エリアごとに異なります。

引用元:SoftBank

また、消費者法でも「承諾なしの通話料は無効」と定めています。

もし不当な通話料の請求があれば、警視庁の「消費者ホットライン」に相談することをおすすめします。

②+1(844)の電話番号に折り返してしまったら?

  • 通話料がかかる場合がある
  • 詐欺グループに狙われる可能性がある

相手が電話に出た場合、多少の通話料が発生する場合があります。※下記は通話料の目安です、ご参考まで。

  • KDDI:1分44円~
  • NTTコミュニケーションズ:1分40円~
  • ソフトバンク:1分40円~
  • au携帯:1分40円~

また、知らない番号に折り返す人は“うっかりさん”と詐欺師に見なされ、さらに狙われることもあります。

こうした迷惑電話や詐欺が不安な方、対処がニガテな方は、防犯アプリに対策をお任せすることをご検討ください。

\防犯アプリおすすめ/

③相手に指示されるまま応対したら?

まずは警察へ相談しましょう。

警視庁総合相談センター

110番の前に「#9」をつけて#9110にかけてください。

出典元:警視庁|相談ホットラインのご案内

次に、電話で伝えた内容からの自分ですぐ対処できることです。

伝えてしまった情報対処すること
生年月日生年月日を使った暗証番号をすぐに変更する
銀行口座の番号・名義銀行に連絡して、口座の利用停止やモニタリングを相談する
クレジットカード番号カード会社に連絡して、カードの利用停止・再発行を依頼する
電話番号(SMSが届く番号)SIMスワップ詐欺の可能性もあるため、携帯会社に相談する
複数のサイトで使い回しているパスワード該当サービスのパスワードをすべて変更する

最近は「生年月日」を暗証番号にしている人が、”SIMスワップ”という手口で電話番号を乗っ取られる被害が増えています。

そのため、「生年月日くらい大丈夫」とは考えず、伝えた情報の影響をしっかり見直すようにしましょう。

詐欺電話の相談窓口はこちら

相談先こんなことを相談できる
警察の相談ダイヤル「#9110」「詐欺かも?」と不安なとき。相手に名前や生年月日などをうっかり伝えてしまったとき
消費者ホットライン「188」お金を払えと言われた/サービスの契約を迫られた/身に覚えのない請求が届いたとき

警察の相談窓口なので、「緊急じゃないけど、不安…」というときでも丁寧に話を聞いてくれます。「どこに相談すればいいのか分からない」と伝えても大丈夫です。

心当たりのない着信は「すべて無視」してOK!

+1(844)の電話番号だけでなく、心当たりのない着信は「すべて無視」してよいでしょう。大事な用件であれば、また電話してくれるはずです。

iPhoneをお使いの方は、無料の留守電機能を活用して、折り返すべきかどうかを後から確認するのもおすすめです。

【関連記事】

  • この記事を書いた人

ITのかけ算

デジタルのわかりにくいを「わかりやすく」 安全&便利に使うノウハウ発信中🚀 情報セキュリティ資格をもつITプロが執筆しています📝

-デジタル詐欺, 安心・安全