内閣府ホームページからのメールは【詐欺確定】開いてしまったら?対処法3ステップ

2023年12月14日

内閣府からの給付金に関するメールは詐欺確定です。

■詐欺メール

件名:電力・ガス・食料品等の価格高騰に関する緊急支援給付金について

一律5万円の給付金が支給されます。

内閣府ホームページ詐欺メールより一部抜粋

■実際の詐欺サイト

メールを受け取っても、メッセージは開かず削除しましょう。

もしも、、、

  • メールを開いてしまったら?
  • 詐欺サイトを開いてしまった?
  • 詐欺サイトにパスワードを入力してしまったら?

対処法を以下説明していきます。

Step1:内閣府ホームページからのメールを開いてしまったら?

開いたメールを閉じて、削除しましょう。

なお今後、詐欺メールが頻繁に届くかもしれません。

なぜなら詐欺師は、メールを開いたか?開封チェックを分析している可能性が高いからです。

今後の対策として

お使いのメールアプリで、「開封確認を送信しない」設定を調べて、有効にすることをおすすめします。

iPhone「メール」アプリの場合:[設定] >[メール]>[プライバシー保護]>[“メール”でのアクティビティを保護]"オン"にする。

詐欺だと分かるメールが届いたら、「メッセージは開かず削除」しましょう。

Step2:内閣府ホームページの詐欺サイトを開いてしまったら?

開いたWebページを閉じ、アクセス履歴を削除しましょう。

メール本文のリンクを開いてしまっても、"個人情報を入力しなければ" 問題ありません。

実際の詐欺サイトのログイン画面

詐欺サイトに誤って再訪問しないよう、以下参考に対処することをおすすめします。

  • 詐欺サイトを閉じる
  • アクセス履歴を消す
  • 詐欺メッセージを消す

iPhone(Safariブラウザ)の例

はじめに

詐欺サイトのアドレスの一部を控えておきます。

例)https://詐欺サイト.com → 「詐欺サイト.com」を控える

※後述「2. アクセス履歴を消す」ときに用います。

詐欺メッセージ本文のアドレスと、アクセスしてしまった詐欺サイトのアドレスが異なるケースもありますので、両方控えておきましょう。

1. 詐欺サイトを閉じる

詐欺サイトを閉じます(下図①→②の流れ)。

例)Appleを騙る詐欺サイト

2. アクセス履歴を消す

意図せず再度アクセスしてしまわないよう、対象期間のブラウザ履歴を削除します(下図①→②→③の流れ)。

次に、iPhone[設定]>[Safari]>[詳細]の順にすすみ、[Webサイトデータ]を検索して、詐欺サイトのデータが存在する場合は[削除]します(下図①→②→③参考)。

Webサイトデータを削除、または検索してWebデータが見つからなければ、次の手順へ進みます。

3. 詐欺メッセージを削除する

届いた詐欺メッセージを削除すれば、対処完了です。

Step3:詐欺サイトにパスワードを入力してしまったら?

まずはマイナポータルのパスワードを変更してください。次に、警察へ通報、相談しましょう。

警視庁のフィッシング対策サイトから、最寄りの報告窓口の方へ相談するようにしましょう。

都道府県警察のフィッシング報告専用窓口一覧

詐欺サイトにアクセスしたら、個人情報は取得される?

詐欺サイトにアクセスしたくらいでは、個人情報は取得されません。

ただし、次のことに注意が必要です。

  • 位置情報の利用は「許可しないで」
  • プロファイリングされているかも?

詐欺サイトには、興味本位でアクセスしないようにしましょう。

詐欺サイトのアドレスが巧妙なので要注意!

内閣府ホームページを装う詐欺メールですが、Webサイトアドレスの偽装が巧妙です。

そのため、目視では詐欺サイトと見抜くのは非常に困難です。特に注意してください。

デジタルが苦手な方は、今回ご紹介のセキュリティ対策アプリを参考にしてみてください。

くれぐれも興味本位で、「詐欺メッセージを開く」「詐欺サイトにアクセスしてみる」といったことはしないようにしましょう。

詐欺対策どうすれば?

デジタル苦手な方であれば、次のツールがおすすめです。

  • コンテンツブロッカー
  • パスワード管理アプリ
詳しくはコチラ
SMS詐欺メール対策アプリ2選!IT管理プロの防ぎ方を公開

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