今や "AI秘書" として大活躍中の「ChatGPT」ですが、通勤中の電車内など「外でちょっと使いたい」ことがあります。
この場合に気になるのは、「ChatGPTとのQAで、どのくらいギガを消費してしまうのか?」でしょう。キャリアの通信制限に引っ掛かってしまうかもしれません。
そこで今回、「ChatGPTとのQAで発生する通信量ざっくり」から「ChatGPTとのQAで通信量をコントロールする方法」について解説していきます。
外出先でWi-Fi接続ができず、キャリア回線でChatGPTを利用する場面での通信量の目安としてご参考ください。
ChatGPTの通信量「500KB以下」
今回、調査した環境は次の通りです(2023年4月時点)。
- スマホ機種:iPhone 13(iOS 16.3.1)
- ChatGPTを「Safari」から使用
- キャリアは「楽天モバイル」
- ChatGPTのバージョン:Mar 23
ChatGPTとのQAの結果はコチラ↓
2~3回試してみましたところ、モバイル通信の消費は「300KB~500KB」でした。
ChatGPTに通信量を聞いてみた
当事者に聞いてみたところ、「約300バイト」とのことでした。
iPhoneのSafari受け取るまでに、いろいろなデータが付け加えられ、最終的に「500KB以下で収まる程度」と覚えておけばOKでしょう。
ChatGPTの通信量「500KB」ってどのくらい?
通信量を表す単位「KB、MB、GB」ですが、よくわからない方は下表をご参考ください。
ChatGPTへの質問回数 | おおよその通信量 |
---|---|
1回 | 500KB |
10回 | 5MB(5,000KB) |
1,000回 | 500MB(500,000KB) |
10,000回 | 5GB(5,000,000KB) |
ChatGPTの通信量をコントロールする方法
- 回答文字数を制限する
- 箇所書きで回答するよう指示する
QAで要する文章のボリュームに比例して、通信量も多くなります。
つまり、質問する際に「○○について300文字以内、わかりやすく箇所書きにして教えて」のような制約を設ければ、ギガ消費を抑えてChatGPTを利用することができます。
まとめ
ChatGPTとのQAで発生するおおよその通信量から、通信量をコントロールする方法でした。
- 1回の質問の通信量「約500KB以下」
- 質問時「300文字以内」制約を設ける
外出先でWi-Fi接続ができず、キャリア回線でChatGPTを利用する場合には、思わぬギガ消費しないよう気をつけたいですね。