本記事では、インターネット回線 SoftBank光 から 楽天ひかり への乗り換え、当日作業について解説していきます。
楽天ひかり申し込みされている、またはこれから楽天ひかりへの乗り換えをご検討されている方は、本記事の流れをご参考いただけばスムーズに回線切り替えることができますよ。
楽天ひかり当日作業は3ステップ
開通当日はルーターの設定のみ、わずか5分で完了しますよ。
- NTTレンタル機器に接続
- 動作モード「クロスパス」設定
- 楽天ひかりアカウント設定
楽天ひかり切り替えに伴い、準備したルーター機器および設定については後述します。
まず、この結論に至るまでの道のり「事前準備」から説明していきます。
楽天ひかり事前準備3点
- クロスパス対応ルーターを調達する
- ルーターのファームウェア更新しておく
- 楽天ひかりアカウントを管理する
以下順に説明していきます。
クロスパス対応ルーターを調達する
楽天ひかり申し込みページに記載があります。
楽天ひかりのIPv6接続をご利用いただくにはクロスパス対応ルーターが必要です。
IPv6は、「インターネット通信スピードが超速い!」という理解でOKです。
そしてIPv6にしないと、通信が混雑する時間帯(平日の夕方、休日など)インターネット通信スピードは遅すぎて使いものになりません。
そのため、「IPv6は必須要件」このように認識した方がよいでしょう。必ず公式サイトの「楽天ひかりのIPv6(クロスパス)対応ルーター」ご確認ください。
インターネット通信だけであれば、5,000円~6,000円で購入できるルーターで十分です。
因みに筆者は「Aterm WG1200HP4」を調達しました。

ルーターのファームウェアを更新する
ルーターが届いたら、バージョンアップが必要かどうかのチェックを行いましょう。
チェックする理由としては、「クロスパス」機能を使うために、バージョンアップが必要な場合があるからです。
Atermの場合、以下の通りとても簡単にルーターのバージョンアップ要否のチェックが行えます。
- ルーター本体背面スイッチ「RT」にする
- SoftBank光BBユニットにLANケーブルで接続する
- ルーターの電源を入れる
- PCまたはスマホにルーターのWi-Fi設定し接続する
- ルーター管理画面にアクセスしファームウェア更新
Atermの管理画面は、Wi-Fiに接続した状態でブラウザーのアドレス欄に「aterm.me」を入力して実行するとアクセスできます。
ポイント!
ルーターは初期設定ままでOKです。
なぜなら、開通後IPv6を有効化したあと「ルーターを初期化する必要がある」からです。
楽天ひかりアカウントを管理する
当日、ルーターに設定する情報です。
- IPv4ユーザー名
- IPv4パスワード
楽天ひかりから郵送された「楽天ひかりアカウントのお知らせ」に記載してありますので、忘れないよう管理しておきましょう。
筆者はパスワード管理アプリ「1Password」で家族のパスワードまとめて管理していますが、このような使い方ができるので超便利なんですよね(※iOS限定)。
-
1Passwordの便利な使い方|1つのパスワードに複数アドレスを登録が便利!楽天ログインを例に解説
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ここまで準備をすれば、後は切り替え当日を待つだけです。
次に、気になる「回線切り替え”当日って、どうなるの?”」について説明していきます。
楽天ひかり|回線切り替えの当日ってどうなるの?
当日の朝8時、いきなり既存契約(筆者の場合、SoftBank光)インターネット接続できなくなり、やや焦りました(汗)
ですが、実作業わずか5分で完了!でしたので、実際の作業の流れを説明していきます。
楽天ひかり当日作業3ステップ
- NTTレンタル機器に接続
- 動作モード「クロスパス」設定
- 楽天ひかりアカウント設定
以下順に説明していきます。
NTTレンタル機器に接続
ルーター本体の背面モード切替スイッチが「RT」であることを確認します。
次に、光回線の終端装置「ONU」または「モデム」と呼ばれるNTTの機器にLANケーブルで接続し、ルーターの電源を入れます。
PCまたはスマホから、設置したルーターにWi-Fiで接続します。
「クロスパス」設定する
【Atermルーターの場合】
Aterm機器にWi-Fiに接続したら、ブラウザーを起動してアドレス欄に「aterm.me」を入力、実行するとAtermの管理画面にアクセスできるので、ログインします。
「基本設定」を選択し、下記の通り設定します。
- 自動判定「OFF」
- 動作モード「クロスパス」選択

楽天ひかりアカウントを設定する
Aterm「ホーム」へ戻ります。
次に「接続設定」を選択し、「楽天ひかりアカウントのお知らせ」記載の以下を設定します。
- IPv4ユーザー名(U):楽天ひかり接続用ID
- IPv4パスワード名(P):接続用パスワード

設定したらルーター「再起動」して、インターネット接続できれば完了です。
【注意点】楽天ひかり通信速度アップ(IPv6)手続き
前述していますが、楽天ひかりは初期状態のままだとインターネット通信速度が遅く、使いものになりません。
そのため、「楽天ブロードバンド」のサイトから、「IPv6接続(IPoE)」手続きの状況をチェックして、もし手続きができていない場合は申し込みしましょう。
開通から、約1週間後にIPv6は開通します。
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筆者はSoftBank光からの乗り換えでしたが、「光コラボ」対象のため、回線工事なしでスムーズに楽天ひかり回線へ切り替えできました。
費用対効果としても、SoftBank光「月額約6,000円(オプション込み)」に対し、楽天ひかりは2年目以降「月額4,180円」ですので、月2,000円近く削減できる計算ですね。
まとめ
インターネット回線 SoftBank光 から 楽天ひかり への乗り換え、事前準備~当日作業の流れの解説でした。
事前準備
- クロスパス対応ルーターの調達
- ルーターのファームウェア更新
- 楽天ひかりアカウントの管理
当日作業
- ルーターをNTTレンタル機器に接続
- ルーターの動作モード「クロスパス」設定
- ルーターに楽天ひかりアカウント設定
楽天ひかり開通当日は、時間指定できないため、唐突に回線切り替えが行われました。
ですが、事前の備えができていれば、難なく当日「わずか5分」で楽天ひかり開通切り替えが完了しますよ。