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DeepSeekの安全性は?危険性3つのポイント【情報セキュリティ】

無料で高性能なAIとして注目を集めている「DeepSeek」。2025年1月28日には、日本のApp Storeの無料アプリランキングでOpenAIの「ChatGPT」を抜いて首位に立つほどの人気ぶりです。

その一方で、「DeepSeekの安全性は?使っても大丈夫?」という心配がある方は多いのではないでしょうか?

そこで今回、DeepSeekの危険性から、できるだけ安全に使うために知っておくべきポイントを、情報セキュリティ資格をもつITのプロがわかりやすく解説します。

DeepSeekの安全性|危険といわれる理由3つ

DeepSeekは、次の3つの理由から【危険性が高い】といわれています。

1. DeepSeekどこの会社?からのリスク

まずは、DeepSeekの会社概要からご覧ください。

  • 正式社名:杭州深度求索人工知能基礎技術研究有限公司
  • 本社の所在:中国浙江省杭州市拱墅区環城北路169号
  • 設立:2023年5月

ここでは、DeepSeekが中国に所在をおく企業という事実だけを知っておけばOKです。

次に、DeepSeekを使うことで取得される情報を見ていきましょう。

2. DeepSeekが取得する個人情報

DeepSeekを使うことで、次のような情報がDeepSeekのサーバーに保存されます。

  • 名前、生年月日、メールアドレス
  • 入力した文章や音声の内容
  • スマートフォンの機種や設定情報
  • インターネットの行動履歴(どのWebサイトに訪問したなど)

つまり、"DeepSeekを使うと、PCやスマホにあるプライバシー&個人情報をほぼすべて取得される"という理解でよいでしょう。

そして、なぜこれが危険なのか?というと、

  • 中国に所在をおく企業は、中国政府の要請があれば情報を提出しなければならないと法律で定められているから
  • DeepSeekを使うことでトラブルが発生しても、日本の法律では対応できないから

このようリスクがあることを知っておくべきです。

また、一度保存されたデジタル情報は「完全に消すのは難しい」というのがIT業界のセオリーです。

そのため、自分の情報が恒久的にリスクにさらされることになる、ということですね。

3. DeepSeekが他社から不正に情報取得している疑い

DeepSeekに関連するグループが、OpenAI(ChatGPT)のプログラムを使い、大量のデータを抽出する疑わしい活動をしていることを、Microsoftのセキュリティ研究者が発見したと報じられています。

DeepSeekをできるだけ安全に使うためには?

「DeepSeekを使うと何が危険なのか?」例を挙げてみましょう。

  • 仕事の相談をすると、その内容が外部に漏れる
  • プライベートな会話が記録され、知らないうちに悪用されているかもしれない
  • 行動パターンが分析され、広告や勧誘に利用されているかもしれない

ということですね。

ここまでお読みいただいたうえで、「ちょっとDeepSeekを試してみたい」「できるだけ安全に使う方法ってない?」とお考えの方は、次の点に気をつけましょう。

  • 個人情報は入力しない:名前、住所、金融機関の情報など
  • 仕事の重要な情報は入力しない:社外秘、または公表前の情報など

安全なAIツールを使おう

DeepSeekの危険性、できるだけ安全に使うために気をつけるポイントの解説でした。

無料で使えるAIツールは山ほどありますので、口コミや評判などをもとに、実績のあるAIツールを使うことをおすすめします。

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