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広い家、お風呂場など「Wi-Fi電波が家の中で届かない」メッシュWi-Fiがおすすめな3つの理由

2021年2月22日

ご自宅の中で、Wi-Fi電波が届かなくてお困りですか?

  • 広い家
  • お風呂場
  • 設置場所まで壁で電波届きにくい

などなど。

そんなお悩みを解決できるメッシュWi-Fiについて説明していきます。

メッシュWi-Fiとは?機能・特徴

網目のように電波を張り巡らせる、Wi-Fiの技術です。

メッシュWi-Fi
出典:TP-Link

Wi-Fi電波が届かない場所の中間に、「電波を中継するWi-Fi機器」を設置します。

PCやスマホなどのデバイスからしてみれば、1つのWi-Fiネットワークにしか見えません。

ですが実際、より電波状況の良好なWi-Fi機器側に、通信が途切れることなく自動的に切り替わっているんですね。

メッシュWi-Fiイメージ図
出典:TP-Link(左図:メッシュWiFi、右図:中継機)

次に、3LDKマンション宅内、メッシュWi-Fiで電波改善した実績を紹介します。

Wi-Fiリピーターで電波問題が解決しない事例

参考まで、下図3LDKの間取り下図例を元に説明します。

wi-fi届かない間取り

このご自宅は、リピーターを返したWi-Fi環境を構成していたんですね。

①プロバイダー光回線の出先から、リビンクには

「①WiFiルーター WAVLINK MU-MIMO」を設置していました。

かなり”いかつい”ですね。これでもかー、くらい強力な電波を発信していそうなものです。

ですが「②洋室(2)」までWiFiが届かないんです。

別途「③コンセント差し込み型WiFiリピーター」設置していたのですが、

②洋室(2)のWiFi通信は改善しませんでした。

WiFiリピーター(中継機)の問題は”3つ”ある

WiFiリピーター環境には、3つの問題があります。

1.WiFi設置分のSSID設定が必要

SSIDという「デバイスに設定するWiFi接続設定」を親機、リピータである中継機と共に設定する必要があります。

iPhoneのWi-Fi設定画面
iPhoneのWi-Fi設定画面

2.Wi-Fi接続の切り替えが「手動」

上図①リビングのWi-Fiルーターに、電波が弱いながらも"ちょっと繋がってる状態"、これが一番困ります。

電波が完全に届かない範囲の判断、けっこう難しいんですよね。

リピーターだと、「なんかインターネット通信遅いな…」そう気づいたときに、”手動でWi-Fi接続先をリピーターへ切り替える”しかありません。

3.Wi-Fi切り替わるタイミングで「通信が切れる」

Wi-Fiルーターからリピーターへネットワーク接続が切り替わる際、必ず通信が切断されます。

自宅でスマホを使いながら「②洋室(2)」へ移動した場合、インターネット接続が途切れて切れて会議が終了してしまう問題がありました。

メッシュWi-Fiのメリット3つ

  • SSIDは1つだけ設定すればOK
  • 電波状況が良好なWi-Fiルーターへ自動接続
  • Wi-Fi接続が切り替わる場合も通信断が発生しない

Wi-Fiリピーターの弱点をすべてカバーできます。

メッシュWi-Fiのデメリット2つ

いいトコどりに思われるメッシュWi-Fiですが、デメリットが2つあります。

1.メッシュWi-Fiの設置コストが発生

  • メッシュWi-Fiの購入費
  • 設置スペース

電波を網目状に張り巡らせるため、中継するポイントに設置する機器分の購入コストが発生します。といっても、1~3万円程度です。

「5Gで通信が高速化するから、自宅もWi-Fi 6で通信安定化でしょ」などに釣られ、非対応なのに数万円するWi-Fi 6ルーターだけは選ばないよう、注意が必要です。

【Wi-Fi6対応デバイスについて】

現在、iPhone 11 / 11Pro/11Pro Max、Galaxy S20などのスマートフォンが「Wi-Fi 6」に対応

引用:バッファロー「What’s Wi-Fi 6」

また設置分のスペース、コンセントの確保、微々たるものですが電気代も掛かります。

2.通信スピードが若干落ちる

メッシュWi-Fi間で通信しているため、若干通信スピードが落ちます。

通信品質を最適化するため、負荷の分散を自動で行っているためです。

つまりメッシュWi-Fiは、通信スピードより通信の安定性・快適さを重視する方向けの製品なんですね。

おすすめメッシュWi-Fi3選

企業のITを管理すること15年、IT管理プロ筆者が見立てた、おすすめメッシュWi-Fiご紹介します。

TP-Link メッシュ Wi-Fi Deco M4

ポイント

  • iOS&Android用 Deco専用アプリでラクラク設定
  • 安心の3年保証
  • 保護者による制限機能

シンプル&スタイリッシュ&コンパクトで、設置スペースをとりません。

何より安価で、コスパ最高、Amazonのレビュー好評も高いです。

ただ唯一の懸念として、TP-Linkが中国の会社ということです。

米政府による制裁を受けている、中国の華為技術(ファーウェイ)と同様の懸念があります。

米国やその同盟国の情報をスパイしているのではないか説あり、中国企業に対して大統領令を発令し、制裁・禁輸を宣言。しかしファーウェイ側は「何の根拠もない」と主張。イギリスは5G導入に際しファーウェイ機器を利用する方向性を示しており、対応が二分化している。

【筆者独自調べ】

それ以外にも、Wi-Fi規格で最新の「WPA3」で設定できません。

このあたりは専門的な話になりますが、WPA2のAESが設定できるので、セキュリティ面の問題はないでしょう。

TP-link Deco M4 ac1200設置まで|2021年最安メッシュWi-Fiレビュー

ネットギア Orbi WiFi6 Micro メッシュwifi ルーター RBK352

ポイント

  • AX1800 Wi-Fi 6対応
  • ギガビットLANポート搭載
  • 安心の日本語サポートと3年保証
  • 初心者でもスマホから簡単セットアップ

通信機器では有名な、安定のNETGEAR製品です。

アメリカ合衆国の企業で、日本法人としてはネットギアジャパン合同会社です。

スペックとして「Wi-Fi6対応」、さらには「ギガビットLAN搭載」なので、通信品質に困ることはないでしょう。

文句のつけようがないのですが、TP-Linkと比較するとお値段は高めです。

また、IPv6には対応していません。

BUFFALO WiFi 無線LAN AirStation connect 親機+専用中継機2台セットモデル WRM-D2133HP/E2S

ポイント

    • 安心の日本国内メーカー
    • IPv6対応
    • 設定済み即使えるスターターキット

信頼性の高い国内メーカー、BUFFALOのメッシュWi-Fiです。

親機・子機ともに設定済みスターターキットなので、使いはじめるまで時間をとられないのが良いですね。

ただNETGEAR同様、ややお値段高めです。

まとめ

メッシュWi-Fiの機能・特徴でした。

ポイント

  • Wi-Fiアクセス用SSIDは1つでOK
  • メッシュWi-Fi機器が自動で通信バランスをとる
  • Wi-Fi接続先が切り替わることを意識する必要がない

メッシュWi-Fiの機能だけであれば、どの製品もお値段以上の差は感じられないでしょう。

そのため決め手は、下記3点ですね。

  1. お値段
  2. 設定がシンプル
  3. メーカーの信頼性

Wi-Fi通信品質が悪い、またはリピーターの購入を考えている方、メッシュWi-Fiもご検討ください。

今回ご紹介した3製品は、いずれも簡単にメッシュWi-Fi「設置・設定~使いはじめ」まで、時短できるはずです。

ITちょっと苦手な方にとって、今がWi-Fi環境改善のチャンスではないでしょうか。

  • この記事を書いた人

どうなの

ITとITをつなぐ【ICTライフサイクル管理】15年のプロ。 企業5社を渡り歩いた知見からの『ICTでお悩み解決、生活品質&生産性アップ』なノウハウを情報発信しています。

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