iOS15.3リリースからまだ日は浅く、iOS15.3.1がリリースされました。
iOS15.3.1のポイント
- Webサイトに仕込まれたヤバいプログラムが自動実行されるiOSのバグ修正
- 新しい機能の追加なし
まず、iOS15.3.1で修正された2つの不具合です。
iOS15.3.1で修正|主な不具合は2つ
iOS15.3.1アップデートで修正されるのは、主に下記2つの不具合です。
修正された機能 | 影響 |
---|---|
点字ディスプレイ | 点字ディスプレイが応答しなくなることがある問題の修正 |
Webkit | 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性 |
「点字ディスプレイ」は、視覚障害者の方向けの機能ですね。具体的には、「ディスプレイを指先でなぞり、文字を読み取る」機能です。
今回のアップデート目的は「Webkitのバグ修正」でしょう。
Apple社は「悪用された事実を確認している」と発表しており、「CVE」という全世界の人が脆弱性をチェックできるデータベース上では「リスク:重大」の位置づけです。
ただ、上述の説明では、
どのようなリスクがるため、iOSアップデートした方がよいのか?
判断できませんよね。
そこで「Webkitとは?」過去に悪用された事例ふまえ、わかりやすく以下説明していきます。
iOS15.3.1で修正された「Webkitの不具合」とは?悪用の例
「Webkit」とは? iOSでWebサイトを閲覧するための、1つの機能という理解でOKです。
過去にWebkitを悪用した例としては、
「SafarでWebサイトのリンクをクリックしたら、緊急電話を掛けてしまった!」
このような被害があります。
iOSアップデートする・しないに関わらず、信頼性の低いWebサイトの閲覧は十分に注意しましょう。
iOS15.3.1アップデートした人の口コミ・評判は?
アップデートによる新たな不具合は発生していないようです。
因みに、筆者の所持する iPhone SE2もiOS15.3.1アップデート済み(執筆時点で4時間経過)問題は発生していません。

iOS15以降【ヤバい不具合】2つは修正されず
iOSアップデートでまったく修正される気配のない、2つのヤバい不具合です。
iOS15以降のヤバい不具合 | 不具合のポイント | 対処法 |
---|---|---|
プライベートリレーで課金されるかも | 有料iCloud+利用者の方を対象に、意図しない課金が発生するかも | プライベートリレーを「無効」にする |
従来の2段階認証アプリ使えない | 「Google Authenticator」アプリの登録消え、ログインできなくなるかも | Google Authenticator「バックアップ~リストア」参照 |
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iOS15以降へアップデートするべきか?本当にヤバい【2つの不具合】
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まとめ
iOS15.3.1のヤバい不具合は「Webkit」という、Webサイトを閲覧するプログラムの不具合改修が目的のようです。
ですが、具体的な被害に関して「悪用の模倣(もほう)される」つまり、真似する輩が出てくるため、あえて「わかりづらい・不明瞭に」しているようです。
Apple社として、本当はiOS15.3にしたかったのでしょう。
ですが、Safariのバグが「あまりにもヤバく、公(おおやけ)になってしまった」ため、iOS15.3にWebkitのバグ改修が間に合わなかったというのが、当サイトの見解です。
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iOS15.3【最もヤバい不具合】Safariのバグ修正!速やかなアップデートを
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