「外でも使えるノートPCって、どうやって選べばいいの?」
「最近の流行りの傾向も知りたい」
企業で15年IT管理をやっている筆者が、外出が多い社員向けにノートPCを選ぶポイントについて説明します。
選ぶポイントは
- 外でもインターネットがつながる
- スマホみたいに画面タッチ操作できる
- 肩掛けのリュックに入るサイズ感
- 軽いほどよい
- 耐久性
いいトコどりオールインワンなノートPCを選ぶポイント
ノートPCは「時間、場所問わず使える」最近の傾向です。
- 機能性:外でも使えるSIM内蔵モデルを選ぶ
- 使い勝手:画面タッチ操作できるモデルを選ぶ
- 携帯性『大きさ、重さ、駆動時間』メーカ基準で選ぶ
- 信頼できるメーカー品を選ぶ
1.外出先でインターネットにつながるSIM搭載モデル
ノートPC本体にSIMを挿入できる”SIMフリー/LTE対応"モデルがあります。
PCの電源を入れるだけ、外でもインターネットに接続し使うことができます。
2.画面タッチ操作、タブレットとして使える
スマホのように、画面を指や専用のペンで操作できる2種類のタイプがあります。
- 『2 in 1』モデル:画面とキーボードを分離できる
- 『コンバーチブル』モデル:画面を360°回転できる
「あれ?マウスのカーソルどこいった??」
見失っても画面タッチでカーソルが戻ってきます。
もはやマウスはいりません。
3.画面サイズはカバンに入る14インチ以下
『14インチ=用紙A4サイズ』程度、実際の利用シーンは次の通りです。
- 旅先や映画館でもらえるパンフレット程度
- 10インチ前後のタブレット端末よりも画面が大きく見やすい
やや大きめの肩掛けカバンであれば、14インチ以下のノートPCを携帯できます。
4.重さは1.3kg以下
価格.comという比較サイトで「14インチで2 in 1モデル」絞り込んだ平均重量です。
500mlのペットボトル2本、軽食をリュックに入れて山登りする重さです。
軽いに越したことはありませんが、重さは主にバッテリー容量に比例しますので、後述をご参考にしてください。
5.バッテリー駆動12時間以上
JEITAというバッテリー動作時間測定法の条件で、どのメーカーのノートPCも標準値です。
24時間駆動するタイプもあるようですが、前述の通り「主にノートPCの重さはバッテリーに比例」しますので、12時間バッテリー駆動できれば、アクティビティには十分です。
6.耐久性テストを行っている
実際の使用状況に即したテストを行っているか?自社の製品サイトで明示しているかです。
- 落下テスト
- 高温や低温条件でのテスト
- 繰り返しカバーを開閉するヒンジテスト
安いノートPCは、この耐久テストをおろそかにしており、数ヶ月使用で故障するケースが多いです。
持ち歩くことが多ければ、上記の耐久テストを行っているかは重要なポイントです。
7.実績のあるメーカー品を選ぶ
価格が高くても選ばれる理由、それは"メーカーが培ってきた信頼・サポート力"です。
中国製のノートPCは安価ですが、製品の品質・セキュリティ・いざというときのサポート体制を考えると、おすすめできません。
理由として、Amazonで販売している中国メーカーの低いレビュー評価を見ると、一目瞭然です。
その点、国内や大手海外メーカーは専用のサポート窓口を設けています。
そのため、いざ故障したときの問い合わせ対応もていねい、スムーズなので安心です。
実績のある国内メーカー
実績のある大手海外メーカー
どのメーカー製品も初期不良、故障はつきものです
信頼と実績のあるメーカー品を選ぶようにしましょう。
おすすめのノートPCはこれ!
HP Elite x2 G4 使いこなし自由自在のプレミアム・2 in 1 タブレットPC キャンペーン2(8QU66PA・Core i5/8GB/256S/SureView/LTE)
※外出先でインターネットが使用できるタイプは「LTEモデル」です。
選ぶ基準 | おすすめ製品 |
---|---|
①外でインターネット接続 | Nano SIM(LTEモデル) |
②画面タッチ操作、タブレット型 | コンバーチブル型 |
③画面サイズ | 13.3インチ |
④重さ | 約 840g |
⑤バッテリー駆動 | 最大 12.25時間 |
⑥耐久性 | 最大120,000時間の耐久テストをクリアする品質 HP Product Quality参照 |
⑦製品メーカーの信頼性 | 国内で55年以上の実績 国内420拠点以上の保守拠点あり |
⑧PCの性能 | CPU、メモリ、ハードディスク いずれもハイスペック |
まとめ|ITプロのノートPCの選び方
今回、アクティビティのお供を選ぶ基準を紹介しました。
- 機能性:外でも使えるSIM内蔵モデルを選ぶ
- 使い勝手:画面タッチ操作できるモデルを選ぶ
- 携帯性『大きさ、重さ、駆動時間』メーカ基準で選ぶ
- 信頼できるメーカー品を選ぶ
安物買いの銭失いにならないよう、最低5年は使えるノートPCを選ぶようにしましょう。