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iPhone「充電中に熱い!」危険なケースと対処法5つをIT管理プロが解説

2021年11月19日

「iPhoneの充電器が熱い!」

「どのような場合が危険?」

「どう対処すればいいの?」

Phoneのバッテリー負担を軽減するための、iPhone充電器まわりのチェックおよびメンテナンス方法について、企業でITを管理するプロが5つの観点で解説していきます。

1. iPhoneは充電中に使わない

iPhoneが使われるということは、常に電気を消費し充電を繰り返しているため、熱を帯びる状態をつくりだしている状態です。

充電器だけでなく、iPhoneのバッテリーにも影響しますよ。

iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。

Apple公式サイトより引用

iPhoneだけでなく、充電器も消耗させないような使い方が望ましいですね。

2. iPhoneを充電する「場所」に注意する

充電中、周辺温度を上昇させた検証動画です。50℃以上で内部のパーツが溶けてしまうとか。

https://youtu.be/YbdDjmoYqzo?list=TLGGaKlAKo1sCREyMjExMjAyMQ&t=46

下記、避けるべき充電場所です。

  • 直射日光
  • 密封された空間

Appleが推奨する保管場所の温度です。

デバイスは -20º ~ 45℃ の場所に保管してください。

Apple公式サイト

3. 品質を示していないメーカー品は買わない

100円均一など、どこで・どのように作られたかわからない充電器を使っていませんか?

商品の品質が保証されていないと、予期せぬiPhone故障を引き起こしてしまうかもしれませんよ。

iPhoneとの互換性を示す、MFi認証(Made for iPod/iPhone/iPad の略)チェックするようにしましょう。

アダプター側は、「PSE」という技術基準に適合しているものが安心です。

iPhone 8以降の機種をお使いであれば、「おくだけで充電」してくれるQi認証タイプの充電器もおすすめです。

4. 充電器コンセントのホコリからの発火対策

コンセントまわりのホコリから発火する「トラッキング」という現象です。

「トラッキング」対策

  • 使っていないコンセントを抜く
  • こまめに清掃する

お使いの電源タップ、老朽化していませんか?

最近の電源タップでは「ほこり防止」機能が備わった、安心設計タイプが主流です。

5. 周辺機器の故障にも注意する

充電器まわりで、次のような異変を感じたら要注意です。

  • 異音、変な音がする
  • 異臭、くさい

異音、すなわち「コイル鳴き」と呼ばれる現象ですね。充電中に「キーン」「ピー」といった音がなるようでしたら、音のもとを辿ってみましょう。

また上述「トラッキング・発火」の前兆として、焦げ臭いだけでなく、充電器まわりだけ「臭いが違う」このような異変も危険ですね。

一般的に電源タップは「3~5年が寿命」とされていますので、買い替え検討をおすすめします。

電源タップの買い替え候補としても、「ホコリ除け」「トラッキング防止」の工夫があるといいですね。

まとめ

iPhoneの充電器が熱い場合の5つのチェック観点、対処法でした。

  • 充電中にiPhoneを使わない
  • 充電場所が高温にならないよう注意
  • 粗悪な充電器は使わない
  • 充電器まわりのホコリを掃除する
  • 充電器が故障していないかチェックする

iPhoneの寿命を縮めないよう、充電器まわりのメンテナンスも大事です。

安価な粗悪品を買うより、多少割高でも「品質規格を示している、実績あるメーカー品」購入した方が、iPhoneのバッテリー的には安心&安全だったりしますよ。

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