デジタル詐欺

メルカリ抽選の資格を獲得メールは【詐欺確定】開いてしまったら?対処法3ステップ

2024年8月16日

メルカリを装う、詐欺メールが横行しています。

件名:【メルカリ】おめでとうございます、抽選の資格を獲得されました!

受信した方は、メールは開かず削除するようにしましょう。もし、、

  • メールを開いてしまったら?
  • メールのリンク先にアクセスしてしまったら?
  • 詐欺サイトにパスワードを入力してしまったら?

対処法を解説していきます。

Step1:メルカリ「抽選の資格」メールを開いてしまったら?

開いたメールを閉じて、メールを削除しましょう。

なお今後、詐欺メールが頻繁に届くかもしれません。

なぜなら詐欺師は、メールを開いたか?開封チェックを分析している可能性が高いからです。

今後の対策として

お使いのメールアプリで、「開封確認を送信しない」設定を調べて、有効にすることをおすすめします。

iPhone「メール」アプリの場合:[設定] >[メール]>[プライバシー保護]>[“メール”でのアクティビティを保護]"オン"にする。

詐欺だと分かるメールが届いたら、「メッセージは開かず削除」しましょう。

Step2:メルカリ詐欺サイトにアクセスしてしまったら?

開いたWebサイトを閉じて、アクセス履歴を削除しましょう。

メール本文のリンクを開いてしまっても、何も入力しなければ問題ありません。

詐欺サイトに誤って再訪問しないよう、以下参考に「アクセス履歴を削除」することをおすすめします。

  • 詐欺サイトを閉じる
  • アクセス履歴を消す
  • 詐欺メッセージを消す

iPhone対処手順

はじめに

詐欺サイトのアドレスの一部を控えておきます。

例)https://詐欺サイト.com → 「詐欺サイト.com」を控える

※後述「2. Safariのアクセス履歴を消す」ときに用います。

詐欺メッセージ本文のアドレスと、アクセスしてしまった詐欺サイトのアドレスが異なるケースもありますので、両方控えておきましょう。

1. 詐欺サイトを閉じる

詐欺サイトを閉じます(下図①→②の流れ)。

例)Appleを騙る詐欺サイト

2. Safariのアクセス履歴を消す

履歴から意図せず再訪問してしまうケースがあるため、対象期間のアクセス履歴を削除しておきましょう(下図①→②→③の流れ)。

次に、iPhone[設定]>[Safari]>[詳細]>[Webサイトデータ]の順にタップして、詐欺サイトのデータをが存在する場合は[削除]します(下図①→②→③参考)。

Webサイトデータを削除、または検索してWebデータが見つからなければ、次の手順へ進みます。

3. 詐欺メッセージを削除する

届いた詐欺メッセージを削除すれば、対処完了です。

Step3:メルカリ詐欺サイトにパスワードを入力してしまったら?

メルカリのパスワードを変更してください。次に、警察へ通報、相談しましょう。

警視庁のフィッシング対策サイトから、最寄りの報告窓口の方へ相談するようにしましょう。

都道府県警察のフィッシング報告専用窓口一覧

詐欺サイトにアクセスしたら、個人情報は取得される?

詐欺サイトにアクセスしたくらいでは、個人情報は取得されません。

ただし、次のことには注意が必要でしょう。

  • 位置情報の利用は「許可しないで」
  • プロファイリングされているかも?

詐欺メール対策で「やってはいけないこと」

メール、Webサイトのアドレスから ”詐欺を見分ける" という行為は大変危険なのでやめましょう。

人の目をあざむく、心理的な盲点をつき錯覚させることなど、詐欺師からしたら朝飯前です。くれぐれも見た目で判断するのはやめましょう。

メルカリ詐欺サイトの効果的な対策として

今回のメルカリ詐欺サイトですが、セキュリティ対策ツールでもブロックしてくれませんでした。

そのため、パスワード管理アプリを活用し、日頃から自分でパスワードを入力しない習慣づけをしておけば、今回のような詐欺サイトにパスワードを入力することはまずありません。

詐欺だと分かっているサイトには、たとえ興味があっても絶対にアクセスしないようにしましょう。

  • この記事を書いた人

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