スマートフォンの月額をより抑えたい目的から、より安価な格安SIMキャリアをご検討されたい方向けに「データ通信」と「音声通話」料金プランの違いについて、iPhoneのLINEを例に「できること・できないこと」ズバり!わかりやすく解説します。
「データ通信」「音声通話」の違いズバリ
iPhoneを例に、「使える・使えないアプリ一覧」にしてみました。
格安SIM料金プラン | 「使える」アプリ | 「使えない」アプリ |
---|---|---|
音声通話 | なし | |
データ通信 | *1 |
つまり、データ通信で「できないこと」として以下2点を覚えておけばOKです。
- 電話の発着信ができない
- メッセージの送受信ができない
以上、ネットでよく見かける「データ vs 音声通話SIMの違いとは?」ズバり!回答でした。
「教えてくれて、ありがと」
「じゃあサヨナラ…」
少々お待ちを。
データ通信プラン
「できないことの影響」
知っておいた方がいいですよ?
データ通信プラン「できないこと」デメリット2つ
データ通信プランの「できないこと/デメリット」は、主に2つあります。
- 通信品質には期待できない
- SMS認証ができない
以下順に説明していきます。
通信品質には期待できない
データ通信プランは、docomoやau、Softbankといった大手キャリアの電波を借りているため、安い料金プランを提供できるサービスです。
そのため、大手キャリアの通信が混雑する「日中のお昼・夕方は通信スピードは遅くなる」傾向にあります。
電話番号を使った「SMS認証」ができない
前述していますが、「メッセージ」アプリの送受信ができません。
そのため、初期登録でSMS認証が必要な「LINE」は、会員登録できないため使いはじめることができません。
初期登録さえ済ませてしまえば、LINEは電話番号なしでも使い続けることはできます。
この記事はiPhoneを例に解説していますので、LINEは会員登録後に「Apple IDと連携」設定しておくことをおすすめします。
データ通信プランおすすめできない方
- 自宅にWi-Fiがない方
- 外で動画視聴、ゲームをする方
- SMS認証をよく使う方
まず第一に、Wi-Fi通信できない環境でのスマホ利用は、さまざまな支障が生じることでしょう。
そして何より、SMS認証をよく使う方はサービスにアクセスできなくなりますので、データ通信プランは選ばないようにしましょう。
データ通信プランおすすめな方
下記すべて該当する方であれば、データ通信プランご利用しても大丈夫でしょう。
- 自宅にWi-Fi環境がある方
- 外でLINEやメールができればOK
- SMS認証できるスマホが別にある
自宅Wi-Fiメインで使っていて、いざというときのSMS認証できるスマホが別にあればOKです。
おすすめ通信プラン
「できるだけ安く、外でもスマホを使いたい!」方向け、データ通信プランまとめからのおすすめです。
格安SIMキャリア | 月額料金 | 初期費用*1 | 合計料金 |
---|---|---|---|
IIJmio | 440円 | 3,520円 | 3,960円 |
イオンモバイル | 528円 | 3,300円 | 4,158円 |
NUROモバイル | 792円 | 3,740円 | 4,532円 |
OCNモバイル | 858円 | 3,733円 | 4,591円 |
mineo | 880円 | 3,740円 | 4,620円 |
端的に、「IIJmio」と「イオンモバイル」以外のデータ通信プランはおすすめできません。
なぜなら、月額990円(税込)の LINEMO には、1年運用しても費用対効果の面で勝てないからです。
例)1年運用の比較
- NUROモバイル:初期費用3,740円+(月額792円×12ヶ月)=13,244円
- LINEMO:初期0円+(月額990円×12ヶ月)=11,880円
【結論】LINEMOの方が「1,364円」安い!
もっと身も蓋もないことを申しますと、LINEMOは半年間PayPayポイントがプレゼントされるので、IIJmioおよびイオンモバイルでも勝てません。
例)1年運用の比較
- IIJmio:初期費用3,520円+(月額440円×12ヶ月)=8,800円
- LINEMO:月額990円×12ヶ月-半年間990円PayPayポイントプレゼント=5,940円
【結論】LINEMOの方が「2,860円」安い!
※IIJmio、イオンモバイルで実施しているキャンペーンは加味していません。
因みにLINEMOは、「音声通話+データ通信」料金プランです。
つまり、「電話」「メッセージ」アプリが使え、SMS認証もできます。
6ヶ月の費用で考えれば、LINEMOだと「実質0円」運用も可能ということですね。
まとめ
「データ通信」「音声通話」プランの違いについて、「iPhone + LINE」を例にわかりやすく解説してみました。
データ通信で「できないこと」
- 電話の発着信
- メッセージ送受信
- LINE会員登録
- SMS認証
データ通信にしたい目的が、「スマホ代を安くしてLINEのみ使いたい!」という方であれば、月額の安さだけでなく、初期費用も含む「1年間で発生する費用」の比較で格安SIMを選ぶようにしましょう。