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【2025年最新】フェイク画像・動画の見分け方!おすすめツール6選

「これって…なんかニセモノ(フェイク)っぽいけど、本物かどうか見分けがつかない…」

SNSやニュースで流れてくる画像や動画を見て、そんなふうに感じたことはありませんか?

最近では、AIを使って作られた本物そっくりの”フェイク画像・ディープフェイク動画”が増えていて、見た目だけでは本物かどうか?判断できなくなってきています。

とはいえ、特別な知識やスキルが必要そうで、「結局どうすればいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、フェイク画像や動画を見分ける「ファクトチェック」に役立つWebサイトやツールをご紹介します。

スマホのみで使えるものも多いので、ぜひ参考にしてみてください。

1. Google画像検索

Googleが提供する画像検索ツールで、画像の出どころを調べることもできます。気になる画像をGoogleの画像検索にアップロードすると、同じ画像がほかのサイトで使われていないかチェックできます。

ポイント

  • ニュース記事などと一致しない場合は、フェイクの可能性あり
  • まったく同じ画像が違う説明で使われていたら注意!

2. TinEye(ティンアイ)

世界最大級の逆画像検索エンジンです。52億枚以上の画像データベースから、元画像や加工された画像を見つけられます。Googleでは見つからない画像も発見できることがあります。

ポイント

  • 「Change」や「Modified」と表示される画像は、内容が改変された可能性あり
  • 昔のバージョンや、どこか加工された形の画像が出てきたら要注意!

3. FotoForensics(フォトフォレンジクス)

画像の加工や合成の痕跡(こんせき)を色で表示してくれるツールです。結果は色分けされて表示されるので、赤や黄色の部分があれば「加工の可能性あり」と判断できます。

ポイント

  • 人物の輪郭だけ赤くなっている → 後から追加されたかも
  • 背景にだけ異常な色のパターン → 合成の可能性あり

4. Fake Image Detector(フェイクイメージディテクター)

AIが自動で画像の真偽を判定し、信頼度をパーセンテージで表示します。80%以上なら信頼できる、50%未満なら要注意という目安で使えます。

ポイント

  • 数値が**高ければ高いほど「本物らしい」と判断できる
  • 50%前後の場合は他のツールで追加チェックがおすすめ

5. Illuminarty(イルミナーティ)

AIで作られた画像の特徴を検出する無料ツールです。判定結果が「High」や「Medium」と表示されたら、ほかのツールでも再確認することをおすすめします。

ポイント

  • 人物の顔、光の当たり方に違和感がある画像はよく反応する傾向
  • 「High」と出たら、他のツールでも検証してみる

6. InVID (インビッド)

動画の検証に特化したツールです。動画から静止画を抽出して、それぞれを逆画像検索にかけることで、フェイク動画を見抜けます。

ポイント

  • ニュース動画やSNS動画の検証にぴったり
  • 動画の内容が「数年前の別事件」と一致していれば、フェイクや誤用の可能性が高い

フェイク画像・動画を見分けるポイント

  • ひとつのツールだけに頼らず、いくつか組み合わせて使う
  • フェイクの見抜き方を知っておく

ファクトチェックのツールは、それぞれ得意・不得意があります。そのため、フェイクを見逃したり、本物を「フェイク」と誤って判定するケースもあるので、複数のツールでフェイクをチェックする方法がおすすめです。

また下表を参考に、フェイクを見抜く「ファクトチェックの基本」を知っておけば、フェイクに騙される可能性を大きく減らすことができるでしょう。

ファクトチェックの基本チェック内容
情報の出どころを確認する投稿者や発信元が信頼できるかをチェックする
複数のツールでチェックするツールには得意・不得意があるため、複数試してみる
ツールの結果は参考程度に結果を鵜呑みにせず、自分の目や常識で疑うクセをつける
不自然な点を注意深く見る手の指、影の向き、表情は自然?違和感がないか確認する
信頼できる人に相談する周りの家族やデジタル知識がある人に相談する

まとめ:フェイク画像・動画は見分けることができる!

無料で使えるツールと、基本的なチェックのコツを知っていれば、フェイク画像や動画を見分けることは十分に可能です。

そして、SNSや口コミの情報をすぐに信じるのではなく、「これって本当かな?」と少し立ち止まって考える習慣も大切です。信頼できる情報を、自分でもう一度調べてみるようにしましょう。

大事なのは、ひとつの情報だけをうのみにせず、いくつかの方法で確かめるクセをつけること。今回ご紹介した7つのツールは、すべてスマホで手軽に使えるものばかりです。

気になったものから、ぜひ気軽に試してみてくださいね。

  • この記事を書いた人

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