Amazonの有料音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited(アマゾン ミュージック アンリミテッド)」に、
勝手に課金登録されていた!
というトラブルが後を絶ちません。
1歳5か月の息子が、アレクサの質問に「あい」「あい」「あい」と、答え続けた結果、「Amazon Music Unlimited ファミリープラン(月¥1,480)」を勝手に登録してたんだがw
— takatronix (@takatronix) July 17, 2019
そんなことあるんだな・・w
Amazon Music Unlimited
— ヒーリン (@pekopocoapoko) February 8, 2022
無料期間終了のアナウンスもなく、勝手に継続され、月額使用料をひきおとされました。
解約手続きしても、解約受領のメールさえ来ません。
Amazon公式の「はじめてのAmazon Music Unlimited > カスタマーレビュー」の口コミを覗いてみると、
ブチ切れレビューで溢れかえっています。
本記事では、Amazonへ怒鳴り込みたい気持ちを抑え、まずは「課金登録のキャンセルから、Amazonへ返金要求する問い合わせ方」を解説していきます。
実際、きちんと問い合わせをして、
勝手に課金された期間分、
全額返金してくれました。
すでに問い合わせてみたが、「適当にあしらわれた…」泣き寝入りしている方も、後述「Amazon Music Unlimited問い合わせ方法」以降をご参考のうえ、あらためて返金リクエストを試みてください。
Amazonミュージック勝手に課金登録の原因を知っておく
まず、どのような場面で課金登録される可能性があるのか?知っておきましょう。
主な原因ですが、「音声認識の誤動作」が多い傾向です。
最近、凪がAmazon Echo Show 5を使いこなして好きな音楽をかけて楽しむようになったんだけど、勝手にAmazon Music Unlimitedを契約された😂
— 凪PaPa☆A型Rh(-) (@kiminori623) December 4, 2021
何か曲をかける時に、Unlimitedでしか聴けない曲をリクエストして聞かれた事に「はい」って言ったんだろな🤣
音声ショッピングOFFにしたから次は大丈夫だろう🤔 pic.twitter.com/pffGoVuXCI
例えば、Amazonアカウントでログインしている音声認識デバイス(PCやスマホ含む)で、課金登録しないと聴けないAmazonミュージックの曲を「流して」といった指示をしたタイミングで課金登録される仕組みです。
なおAmazon Echoであれば「音声ショッピング:オフ」にすれば、意図せずAmazon Music Unlimitedに契約してしまうトラブルを回避できます。
Amazonミュージック「勝手に課金」対処法3ステップ
Amazonミュージックの課金登録を解除し、返金リクエストを問い合わせる流れです。
- 課金登録を解除する
- Amazonへ問い合わせる
- 納得できないので返金リクエストする
以下順に説明していきます。
Step1:Amazonミュージックの課金登録を解除する
以下のリンクから、Amazonミュージックの課金登録を解除します。
Step2:Amazonへ問い合わせる
「課金キャンセル状況の確認」および「どのようなステップで課金登録されたのか?」確認の問い合わせをします。
Amazonへの問い合わせはコチラから。
問い合わせ方法の例
①[Amazonプライム会員]を選択し、※表示されない場合は[その他のお問い合わせ]を選択してください。
②[会員登録]>[カスタマーサービスへ連絡]を選択します。
次画面で、24時間つながる「チャット」または、「今すぐ電話をリクエストする」どちらかを選んで問い合わせします。
「チャット」はおすすめしません。
なぜなら、「当社の法務に確認しますので、該当する法律の条項を教えてください」など、クレーム対応用のテンプレート回答でイラっとするだけなので、「電話」を選ぶことをおすすめします。
まずはAmazonミュージック解約状況を確認する
Amazon Music Unlimitedはキャンセルしても、契約の満了日までメールが通知されません。
そのため、まずは解約手続きが正常に行えているか?確認するようにしましょう。
Amazonミュージックに課金登録された具体的な手順を聞く
再発防止のため、「どのような手順で課金登録されたのか?」具体的に聞きます。
意図せぬAmazon Music Unlimitedの契約を防ぎたい主旨を伝え、より具体的に聞き出しましょう。
- 契約手続きしたデバイスは?
- 契約の同意、承諾の“具体的”な手順は?
具体的な手順を確認する主旨としてもう一つあり、それは、
「特定商取引法第14条の定めに反してね?」
Amazonへの指摘ポイントになるからです。
Amazon Music Unlimited有料契約の流れで「同意が確認できる行為」を踏んでいない場合、「ワンクリック詐欺」に相当する可能性が高く、次項の「返金を求める」材料になります。
Step3:納得できないので「全額返金」リクエストする
「勝手に課金登録が納得できない!」方は、以下の流れで全額返金のリクエストを試みてください。
まず、Amazonミュージック「有料でしか聴けない曲を聴いた期間」をAmazonに調べてもらいましょう。有料サービスを利用していない期間分、返金リクエストします。
次に、「未成年者が親の許可なく課金登録した」場合も返金リクエストができます。これは「民法第5条第1項、第2項」に該当することであり、原則として「取り消しができる」と定められていることが国民生活センターでも解説されています。
以上をもとに、Amazonミュージックの返金をリクエストしてみたところ「未成年との続柄の証明書の提示」をもって全額返金に応じるといった流れになりました。
- 保険証
- 戸籍謄本
- 住民票の写し
※「氏名、生年月日、続柄」以外はAmazonに見られないよう、フィルター加工して提示すればOKです。
まとめ
有料のAmazonミュージックに勝手に登録してしまう理由から、解約、返金リクエストを問い合わせる方法の解説でした。
- 契約状況の確認と解約をする
- 課金登録された「具体的な手順」を聞く
- 納得できない!返金リクエストする
PCやスマホ、または音声認識デバイスの「誤った音声の受け答え」により、勝手に課金登録されてしまうトラブルはかなり多いようです。
まずは、意図せずAmazonの有料サービスに登録していないか?確認することをおすすめします。
因みに、X(旧Twitter)で「Amazon Music Unlimited勝手に契約していた!」と投稿すると、Amazon公式のアカウントが速攻飛びついてきます。
”火消し”に必死ですね(笑)ツイートに反応する時間があるなら、Amazon Music Unlimitedのワンクリック詐欺まがいの仕組みを改善してほしいものです。