子供に持たせるスマホのモバイル回線契約として、LINEがギガ使い放題の「LINEMO」をご検討でしょうか？
LINEMOの設定を変更せず、子供にスマホを持たせてしまうと、次のような懸念があります。
- 有料で書面が郵送される
- 請求確定などの通知が子供のスマホに届く
- 子供のプライバシー情報を利活用される
そこで今回、子供にスマホを持たせる前にやっておきたい「LINEMOの初期設定」について、IT管理プロのおすすめをご紹介します。
いまLINEMOをご契約されている方も、ぜひ本記事ご参考にLINEMOの設定を見直してみてください。
LINEMO初期設定の事前準備
LINEMOのサイト「My Menu」から初期設定を行っていくための、事前準備です。
- LINEMO契約中のスマホ
- メールアドレス
- 子供のスマホ以外、SMSを受信できる電話番号
設定していく中で、頻繁にSMSで3桁のコードを送信してきます。そのためLINEMOを契約している、つまり子供のスマホを手元に準備しておく必要があります。
また、LINEMOが送信するメッセージを受信する用のメールアドレスまた、SMSを受信できる電話番号も準備します（以下「親のアドレス」と表記します）。
どの画面を触っているか？わからなくなったら、LINEMOのメニューに戻ってみてください。
LINEMOから有料の書面を郵送する設定
LINEMOの契約に関する書面「郵送で取り寄せる」は有料なので、オンラインで確認する方法への変更をおすすめします。
「メニュー」からの手順
- 契約・オプション管理
- 書類の確認・受領方法の変更
- 書類の受領方法変更するを押す
- 電子格納(My Menu)へ変更
LINEMOからのメッセージ送信先の変更
LINEMOから子供のスマホに届く、各種メッセージの設定変更です。
請求確定の通知先
請求確定の通知先を、「親のアドレス」へ変更します。
「メニュー」からの手順
- 料金案内
- 請求確定通知の設定
データ利用量の通知先
もし通信制限が発生した場合の通知先を、「親のアドレス」へ変更します。
「メニュー」からの手順
- データ使用量の管理
- ご利用データ量の通知メール設定
LINEMOのキャンペーン情報
LINEMOのキャンペーン情報のSMS送信を、すべて「希望しない」へ変更します。
「メニュー」からの手順
- SMSご案内の設定
LINEMOにプライバシー情報を提供する設定
LINEMOにプライバシー情報を提供「する・しない」設定です。
子供のプライバシー情報をどのように利活用されてしまうのか？不安な方は、下記手順ですべて「提供しない」とする設定がおすすめです。
「メニュー」からの手順
- アカウント管理
- お客さま情報の利活用
- 情報の提供すべていいえ設定
LINEMOの迷惑メール対策
※ここから LINEMO ではなく、SoftBankのサイトへ移動します。
SoftBankのサイト「My SoftBank」から、LINEMOの「My Menu」へ戻ることができませんので、最後に設定する項目としています。
「メニュー」からの手順
- 迷惑メール対策
設定の方針としては、「詐欺SMS対策のため、子供は基本SMSを使わない」です。
| なりすましSMSの拒否 | 利用中 |
| 海外電話番号メールの拒否 | 利用中 |
| URLリンク付きSMSの拒否 | 利用中 |
| 迷惑SMSフィルター | 強 |
ただし、フィッシングなどの詐欺SMSを完全に防ぐことはできず、あくまでも詐欺被害を防ぐ対策の一環です。
子供のスマホに余計なメッセージが届いていないか？定期的にチェックすることをおすすめします。
設定は以上です。メニューから「ログアウト」を選び、Webページを閉じれば終了です。
LINEMO初期設定のまとめ
子供のスマホでLINEMOを契約するなら、知っておきたい初期設定３つのポイントでした。
- 有料の書面郵送をやめる
- 請求確定などの通知を親のアドレスへ変更
- 子供のプライバシー情報を利活用させない
これで、LINEMOで安心して子供にスマホを持たせる準備が整いましたね。
