子供にスマホを持たせ、LINEを使わせている方の悩みのタネは「VOOMを非表示にできない」ズバり、これでしょう。
LINEの普及率から、連絡網として使っている方でも「LINEのVOOMは不快」と思っている方が多いようです。
2022年10月現在も、VOOMを非表示にする方法はありません。
そこで今回、どこまでLINEのVOOMは制限できるのか?広告ブロックアプリ「AdGuard(アドガード)」を使って制限した方法ご紹介します。
AdGuard(アドガード)とは?
迷惑な広告やコンテンツをブロックし、プライバシーを保護してくれるアプリ。
開発元のAdGuard Software Limitedは2009年に設立と、広告ブロックアプリ界隈では老舗です。
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LINE VOOMを制限!デモ動画で解説
8割くらいのVOOM動画を見れないよう制限できました。
この「8割制限できた」理由ですが、どうやらVOOMはLINEアプリ内「広告の一部」とした位置づけのようです。
そのため、広告ブロックアプリ「AdGuard」で制限できるわけですね。
LINE VOOMは」を制限するAdGuard設定の流れ
AdGuardの「ブラックリスト」設定に、次のルールを追加すればOKです。
||obs.line-scdn.net^
※AdGuardは有料「プレミアム」版でないとブラックリストを使えません。
そのため、まず「AdGuard無料お試し~VOOMを制限する設定」について、以下順に説明していきます。
はじめに/事前準備
iPhoneのスクリーンタイムで、「コンテンツとプライバシーの制限」を有効化している場合、アプリのインストール設定しづらい面があるため、「コンテンツとプライバシーの制限」を一時無効化してください。

AdGuard無料お試し4ステップ
ステップ1:AdGuardインストール
AdGuardをインストールして、アプリを起動します。
ステップ2:無料お試しスタートする
ホーム画面、歯車アイコンの[設定]>[ライセンス]の順にタップし、[無料お試しスタート]します。

iPhoneであれば、AdGuardのサブスクリプションをいつでも解除できます(後述参照)。
ステップ3:[高度な保護機能]有効化
[設定]>[一般設定]>[高度な設定モード]有効化します。

ステップ4:[DNS通信を保護]有効化
AdGuardの画面下にある盾アイコンをタップして、[DNS通信を保護]有効化 してVPNを作成します。

iPhoneの電波アンテナ横に「VPN」が表示されたら準備OKです。

おまけ「AdGuard」使うのをやめる
「AdGuard使えねー」という方は、下記2つの手順を実施してAdGuardアプリを削除してください。
- ①サブスクリプションの解約
iPhone「設定」>[Apple ID]>[サブスクリプション]>[無料トライアルをキャンセルする]タップで完了!

- ②追加したVPNを削除する
iPhone「設定」>[一般]>[VPNとデバイス管理]>[VPN]>[AdGuard]>[VPNを削除]すれば完了!

AdGuard「無料お試し~初期設定」の流れは以上!
それでは次に、VOOMを制限していく設定の流れを説明していきます。
LINEのVOOMを制限する設定
LINEのVOOMを開きます。

VOOMタブをタップするだけでOKです。
AdGuard「アクティビティ」からブロックする
AdGuardアプリを開き「アクティビティ」を表示したら、iPhoneの画面を↓に引っ張り、アクティビティを更新します。

最新アクティビティの中から、「ods.line-scdn.net」を見つけてタップします。

[ブラックリストに追加する]>「obs.line-scdn.net」を追加します。

VOOMの制限が追加されているか?以下手順で確認してみます。
下図参考:「AdGuardによる保護」>[DNSを保護]>[DNSフィルタリング]>[ブラックリスト]

VOOMを制限する手順は以上です。
LINEアプリを再起動して、VOOMが「非表示化&再生できない」ことを確認してみてください。

LINE VOOMの制限できないこと3点
AdGuardでも制限できなかったことです。
1. VOOMタブや一部機能
次のVOOM機能は制限できませんでした。
- VOOMタブの非表示化
- 動画タイトル、投稿者名の非表示化
また、制限できているVOOM動画でも、コメントやフォローはできてしまいます。
2. VOOM投稿者の制限はできない
例えば、「○○というVOOM投稿者のみをブロックしたい!」制限することができません。
そのためAdGuardブラックリスト設定後、どうしても表示されてしまう動画は「LINE VOOMでブロック」地道に設定していくしかないでしょう。
3. LINE VOOMの設定制限
LINEの設定にある、VOOM関連の設定までは制限できません。
トラブルに巻き込まれないよう、VOOMを触らないようあらためて子供と約束することが大事ですね。
AdGuardで子供のスマホを制限する注意点
AdGuardで子供のスマホを制限する際の注意として、AdGuardを子供にさわらせない制限ができないことです。
そのため、わが家ではAdGuardをさわらせないための2つの工夫をしています。
1. AdGuardアプリ「非表示にする」
AdGuardアイコンを押しっぱなしにして、[Appを削除]>[ホーム画面から取り除く]タップします。

AdGuardを表示する場合は、iPhoneホーム画面を下に引っ張り、検索ボックスに「adguard」と入力すればOKです。

お察しの通り、このAdGuardを検索する手順も子供にできてしまいます。
そのため、子供のiPhoneのスクリーンタイム設定で「AdGuardの使用時間を制限」することをおすすめします。
2. AdGuardの使用時間を制限する
スクリーンタイムから、[app使用時間の制限]>[制限を追加]>AdGuardの使用時間1分 で追加します。

スクリーンタイムの制限で、アプリの使用時0分は設定できないので、致し方ありませんね。
まとめ
LINEのVOOMを消したい、子供に使わせないために制限する方法でした。
確実にすべてをブロックすることはできませんが、AdGuardの「ブラックリスト」登録することで、VOOMを使う気にさせない "抑止力" にはなりますね。
ですが、VOOM動画の視聴は止められても、フォローやコメントまでは制限できません。
また、お子さんがAdGuard自体を止めようと思えば、止めることもできます。
AdGuardでプライバシー保護していることをお子さんに説明したうえで、あらためてスマホの使い方・ルールについてお子さんと話し合ってみては如何でしょうか。

AdGuardでLINEアプリを制限!