セキュリティ

LINEアプリ内検索を制限する方法

2022年10月6日

iPhoneのペアレントコントロール機能「スクリーンタイム」では、LINEアプリ内の検索まで制限できません。

そのため、LINEニュースやVOOMからの検索で、YoutubeやTikTokにアクセスできてしまいます。

LINEアプリ内の検索は、「AdGuard(アドガード)」で制限できますよ。

AdGuard とは?

迷惑な広告やコンテンツをブロックし、子供のプライバシーを保護してくれるアプリです。

AdGuard(アドガード)

AdGuard(アドガード)

Adguard Software Limited無料posted withアプリーチ

開発元のAdGuard Software Limitedは2009年に設立と、広告ブロッカーの界隈では老舗といえます。

LINE内の検索はAdGuardでブロック!

AdGuardでLINEの検索機能を制限してみた結果です。

AdGuardの制限設定はとても簡単で、「ブラックリスト」に下記のルールを追加するだけです。

||search.line.me^

これでLINE内を検索できなくなるため、YoutubeやTikTokといった動画コンテンツへのアクセスを制限することができます。

なお、AdGuardの「ブラックリスト」は無料版では使えませんので、まずは「AdGuard無料お試し〜LINE検索ブロックの設定」の流れで以下説明していきます。

LINE内で検索できなくなることをご確認のち、AdGuardのご購入を検討するようにしてください。

はじめに/事前準備

お子さんのiPhoneでスクリーンタイムを有効にしている場合、制限により設定しづらい面があるため、「コンテンツとプライバシーの制限」を一時無効化してください。

AdGuard無料お試し5ステップ

1. AdGuardインストール

AdGuardをインストールして、アプリを起動します。

AdGuard(アドガード)

AdGuard(アドガード)

Adguard Software Limited無料posted withアプリーチ

2. 無料お試しスタート

ホーム画面、歯車アイコンの[設定]>[ライセンス]の順にタップし、[無料お試しスタート]します。

念のため「月額版100円」選択がおすすめ

iPhoneであれば、AdGuardのサブスクリプションをいつでも解除できます(後述Step5参照)。

3.高度な保護機能]有効化

[設定]>[一般設定]>[高度な設定モード]有効化します。

[高度な設定モード]有効化する

4.[DNS通信を保護]有効化

AdGuardの画面下にある盾アイコンをタップして、[DNS通信を保護]有効化 してVPNを作成します。

[OK]のあと[許可]をタップ

iPhoneの電波アンテナ横に「VPN」が表示されたら完了!

広告が表示される適当なアプリを開き、広告がブロックできるかを確認してみます。

5. AdGuard無料お試しをやめる(iPhoneの例)

iPhoneの「設定」>[Apple ID]>[サブスクリプション]>[無料トライアルをキャンセルする]タップで完了!

それでは、LINE検索を制限していきます。

LINE検索をブロックするAdGuard設定

予め、以下をコピーしておいてください。

||search.line.me^

AdGuardアプリを開き、「ブラックリスト」にルールを追加します(動画参照)。

設定は以上です、簡単ですね。

LINE内で検索できないことを確認してみてください。

\通販サイトでまとめ買いできる/

AdGuardでスマホ制限する注意と3つの対策

子供に「AdGuard」の存在を知られないよう注意しましょう。

なぜなら、iPhoneでAdGuardの設定変更を制限できないからです。

そのためわが家では、AdGuardの存在を子供に知られないための、下記3つの対策をしています。

1. AdGuardアプリ「非表示にする」

AdGuardアイコンを押しっぱなしにして、[Appを削除]>[ホーム画面から取り除く]タップします。

2. Siriからの提案「非表示」にする

iPhoneのホーム画面を ↓ にスワイプ(ひっぱる)と、よく使うアプリが表示されます。

ここにAdGuardが表示されないようにするには、[設定]>[Siriと検索]>[AdGuard]を選択 >[Appを提案]を無効化します。

AdGuardを表示するには

非表示にしたAdGuardを表示するには、iPhoneホーム画面を下に引っ張り、検索ボックスに「adguard」と入力すればOKです。

このAdGuardを検索する手順は、子供もできてしまいます。

そのため、子供のiPhoneのスクリーンタイムで「AdGuardの使用時間を制限」することをおすすめします。

3. AdGuardの使用時間を制限する

子供のiPhoneのスクリーンタイムから、[app使用時間の制限]>[制限を追加]>AdGuardの使用時間1分 で追加します。

左図:AdGuardは「ユーティリティ」の下にいる

スクリーンタイムでは、アプリの使用を完全に制限できないので致し方ありませんね。

最後に[スクリーンタイム・パスコードを使用]設定して、スクリーンタイムの設定を変更されないようロックしましょう。

まとめ

LINEアプリ内の検索は、AdGuardの「ブラックリスト」機能を使えば制限できます。

iPhoneには、インストールしたアプリを完全にさわらせない設定ができません。

そのため、AdGuardの存在を子供に悟られないための対策は必須です。

\通販サイトでまとめ買いできる/

  • この記事を書いた人

どうなの@ITのかけ算

ITの「わかりにくい」をズバり!わかりやすく。
デジタルを便利に&安全に使うノウハウ発信中🚀
中の人は、情報セキュリティ資格を有するITのプロです。

-セキュリティ
-,