自転車の走行、サイクリングで「危険運転」と見なされ、罰金を科せられるケースもあるITガジェットおよび、どのような利用シーンをNGしているのか?解説していきます。
購入した後に、「実は自転車での使用禁止されたガジェットだった!」なんてことがないように、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
自転車の「危険運転」ITガジェットの基準ズバり
自転車「危険運転」と見なされること、それは
人間の感覚を「ふさぐ・さえぎる」行為です。
自転車「危険運転」NGなITガジェット2点
禁止ITガジェット
- イヤホン
- スマートグラス
なぜNGなのか?以下順に説明していきます。
自転車NGガジェット①イヤホン
都道府県ごとのルールにより禁止されている地域が大半で、罰金を科す対象になっています。
東京都を例に見てみましょう。
"ながら運転"は、道路交通法で禁止されています!
自転車に乗りながら、スマホ操作、イヤホン装着は禁止です。
「自転車を運転するときは、携帯電話装置を手で保持して通話し、又は画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」(東京都道路交通規則第8条第4号)
※違反すれば5万円以下の罰金。
同様に、自転車でのイヤホン着用はNGと定めている都道府県です。
- 大阪府
- 愛知県
- 北海道
- 福岡県
概ねの都道府県は罰金まで科しています。
つまり、「イヤホンをして自転車には乗らないに限る」結論です。
ちなみにですが、骨伝導のイヤホンもNGですのでお気をつけください。
イヤホンがNGの理由としては、単に「交通ルールだから」ではありません。
「聴覚、つまり音の聞き分けを阻害するから」
このように覚えておきましょう。
自転車NGガジェット②スマートグラス
スマートグラスとは?メガネにコンピューターが埋め込まれているものです。
そして、スマートグラスがNGと定める理由は、
「視界を遮るから」です。
スマートグラスの中には、レンズがディスプレイ化されているため、
- 走行中に地図が見れる
- 走行距離、スピードの可視化
- 運動量も見れる
このような特徴にあります。下図ご参考まで。
ただし、全てのスマートグラスがNGではありません。
ポイントは、「視界を遮らないこと」です。
スマートグラスには「スピーカー」が内蔵されている
スマートグラスは、「ハンズフリー」を目的として設計されているものが大半です。
以下ご参考まで。
前述していますが、「骨伝導」でも聴覚を遮るとみなされるのでNGです。
自転車に乗らなければ、
- 音楽を聴ける
- 通話もできる
- サングラスとしても使える
一石二鳥で、多機能なITガジェットであることは間違いありません。
自転車での使用「注意が必要」なITガジェット
自転車での使い方で、注意が必要なITガジェットです。
使い方に注意が必要
- スマートフォン
- スマートウォッチ
いずれも、「わき見・よそ見」運転になるからですね。
よく見かける「自転車用スマホホルダー」ですが、走行中のスマホ見過ぎに伴う事故が増えていますので、十分注意しましょう。
自転車の危険運転「非常にあいまい」なので要注意
ここまで説明してきた「危険運転、禁止行為」について、実は法律上も「基本的に~」や「原則として~」など、非常にあいまいな定義です。
そのため、Amazonや楽天市場などのECサイトでも、自転車向けITガジェットとして販売されている背景にあります。
きちんとした基準がない中でも、「処罰の対象になり、罰金を科せられる」なんて、なんだか納得できませんね…
まとめ
自転車での使用が禁止されているITガジェットから、禁止行為について説明してきました。
ココに注意!
処罰され、罰金が科せられるITガジェット
- イヤホン
- スマートグラス
次点:気をつけて使用するITガジェット
- スマートフォン
- スマートウォッチ
基本、人間の「視覚、聴覚」をふさぐ、遮るITガジェットはNGだと覚えておきましょう。
購入した後に、「実は自転車での使用禁止されたガジェットだった!」なんてことがなきよう、本記事を参考にしてみてくださいね。