iOS15からの新機能「プライベートリレー」の影響で次のようなトラブルが相次いでいます。
プライベートリレーの問題
- ギガ放題なのに課金が発生する
- Web安心サービスで閲覧制限できない
- アクセス制限したサイトに繋がらない
- 通信エラーでアプリが起動しない
結論としては、「iPhoneでプライベートリレー機能を停止」すれば、未然にトラブルを防ぐことができます。
ですが巷では、「プライベートリレーがオフにできないんだけど…」このような口コミが散見されます。
そこで本記事では、なぜプライベートリレー「オフにできない」口コミがあるのか?その理由および、プライベートリレーを停止する方法について説明していきます。
プライベートリレーがオフにできない理由とは?
プライベートリレーは、iOS15以降のバージョンから有料のiCloudサービス「iCloud+」に追加された新しい機能です。
つまり、iCloudを有料で使っていなければ無視してOKです。
プライベートリレー「オン・オフ」確認する方法
- iPhone「設定」を開く
- 自身のApple IDをタップ
- 「iCloud」を選択
- 「プライベートリレー」を選択
表示される「プライベートリレー(ベータ版):オフ」にすればOKです。
”「プライベートリレー」はiCloud+に含まれています。”画面が表示される方は、有料の「iCloud+」サービスを利用していません。
プライベートリレー起因の「勝手に課金される」問題は発生しませんので、画面右上のバツ(×)タップして終了してください。
次に、デジタル苦手な方向け「プライベートリレーって何?」わかりやすく説明していきます。
プライベートリレーとは?仕組み
プライベートリレーは、インターネット上を追跡するプログラム(トラッカー)から、あなたのプライバシー情報を隠してくれるiCloud+の機能です。
ちょっと難しいので、以下例えてみます。
例えば、超有名な芸能人の方が「サングラス」「マスク」程度の変装で出歩いているとします。
すると、ファンに囲まれ、家についてきたりで、プライバシーが侵害されてしまいますよね。
そこで、「プライベートリレー」という、窓にスモークを貼った車の出番です。
ファンに出待ちされていようが、スモークのおかげで車に乗っている人は見分けられません。
つまり、プライバシーが保護されることになります。
なぜ、プライベートリレーのトラブルが多いの?
なぜ、プライベートリレーのトラブルが多いかというと、
プライバシー
”過保護(かほご)”
だからです。
つまり、「親バカ」ですね。
背景には、あなたがiPhone(iOS)を使う上で、「どのようなルートで・どのようなサービスにアクセスしているのか?」傾向から、趣味・嗜好性といったどストライクな好みを、AI技術で分析されている事実があります。
最たる例としては、「Googleアナリティクス」という、Googleの追跡プログラムですね。
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どのサービスも使っている「トラッキング」という技術であり、「タダでサービスを提供しているわけではない」典型です。
そしてApple社は、どストライクを解析されている事実について、「気持ち悪っ!」嫌悪感を示される方がいらっしゃること、知っています。
だからこそ、プライバシー秘匿の機能を強化する「プライベートリレー」が開発されたんですね。
因みにプライベートリレー機能は、2021年9月リリース~2022年3月現在も「ベータ版」、つまり”お試しの機能”となっています。
注:iCloud プライベートリレーは、国や地域によっては利用できません。また、現時点では iOS 15 および iPadOS 15 のベータ版の機能です。
Apple公式情報
まとめ
iOS 15からの新機能「プライベートリレー」オフにできないと口コミが多い理由から、なぜトラブルになってしまうのか?解説してきました。
Apple社による、あなたのプライバシーを隠すための「親バカが過ぎる」、このような理解でOKでしょう。
プライベートリレー機能はまだ「ベータ版」です。今後のブラッシュアップに期待したいところですね。