iOS15.7アップデート「iCloud利用規約、Appleメディアサービス利用規約」同意することざっくり解説

iOS15.7アップデートする際に、「iCloud利用規約」および「Appleメディアサービス利用規約」同意を求められます。

「なぜ同意が必要なの?」

「利用規約って、どこが変わったの?」

従来からの変更点が気になりますよね?

そこで今回、情報セキュリティ資格を有するIT管理プロが調べてみた結果まとめてみました。

iOS15.7アップデート時の利用規約は「iOS16起因」

今回の利用規約は、主にiOS15.7と同日リリースされた「iOS16」新機能を使うため、Appleが展開中のサービスにも変更が発生したため、あらためて同意を得たい目的です。

では、何が変更になったのでしょうか?

まずは「iCloud利用規約」から説明していきます。

iOS15.7「iCloud利用規約」同意すること

主に「共有写真ライブラリ」の記述を追加。

ちょっと長文ですが、引用します。

3.共有写真ライブラリ。お客様がiCloud写真を有効にしている場合、お客様は最大5人のメンバーと1つの共有ライブラリを作成したり、1つの共有ライブラリに参加することができます。 お客様が写真またはビデオを共有写真ライブラリに追加すると、写真やビデオはお客様のライブラリから共有ライブラリに移動します。参加者であれば誰でも、共有ライブラリでコンテンツを追加、編集、削除することができます。共有ライブラリのコンテンツには、共有ライブラリの参加者全員がアクセスできますが、共有ライブラリのコンテンツによって消費されるのは、共有ライブラリの作成者が所有しているiCloudストレージの容量のみとなります。 ライブラリ所有者のiCloudストレージの容量が不足した場合、共有ライブラリにはコンテンツを追加できなくなり、編集、お気に入り、メタデータの調整などの変更内容は同期されなくなります。13歳以上(または該当する法域の最低年齢)で、親または保護者によって作成されたApple IDを使用しているユーザーは、ほかの家族と一緒であれば、共有写真ライブラリに参加することができます。

引用:iCloud利用規約

つまりは、写真や動画の「アルバムをデジタル化して共有する機能」という理解でOKです。

既存「共有アルバム」とのすみ分けは謎

もともとiCloudには「共有アルバム」の機能が備わっています。

【参考】写真・動画でiPhoneストレージあっ迫!「共有アルバム」へ退避する方法

「iCloud共有写真ライブラリ」との違いは謎ですが、もしかしたら共有アルバムの仕様が変わるのかもしれませんね。

いま現在、「共有アルバム」をお使いの方は、今後のAppleリリース情報に注視した方がよいでしょう。

iOS16新機能「iCloud共有写真ライブラリ」の影響

2022年内中にiOS16で使えるという、「iCloud共有写真ライブラリ」の影響でしょう。

主に、次の機能に関する情報があります。

  • 写真の追加を提案する機能
  • 編集と変更の同期

この「追加を提案する」方法とは?

AI技術で画像を読みとり、顔などを識別するのでしょう。

そのため、

写真・動画からプライバシー情報を読みとりますけど、同意してもらえません?

Appleとしては、同意を得たい目的のひとつでもあります。

iOS15.7「Appleメディアサービス利用規約」同意すること

iOS16機能に影響する部分の説明、および既存の説明不足の補完。

iCloud利用規約とは異なり、変更点がわかりやすく示されています。

Appleメディアサービス利用規約(2022年9月12日)

今回、アプリインストールで馴染みの深い「App Store」を例に説明していきます。

検索結果における App の順位付けを決定する際に考慮される主なパラメータは、App プロバイダが提供するメタデータ、お客様が App および App Store にどのように関わってきたか、および App Store における App の人気度です。これらの主要なパラメータによって、お客様の検索クエリに最も関連性の高い結果が提供されます。

App Storeで検索結果がどのように生成されるかという点についての詳細な説明

アプリの人気度もさることながら、あなたが "興味のあるアプリの傾向" を考慮しています。

つまり、

プライバシー情報を取り扱っている、説明が不足していました(汗)

取り扱うプライバシー情報の透明性をきちんと示したい、Appleスタイルの表れですね。

「App Store」で取り扱うパーソナライズデータを確認する

iOS 15.7のiPhoneを例に、、

[設定>[App Store]>「パーソナライズされたおすすめ」リンクをタップ

いま現在のあなた好み、パーソナライズなデータを消したい場合は、上図「Appの使用状況データを消去」をタップします。

また以降、パーソナライズを止めたい場合は、「アカウント設定」リンクから、「パーソナライズされたおすすめ:オフ」設定すればOKですね。

利用規約に同意しないと、どうなるの?

今まで通り、iPhoneを使うことはできます。

ただし、iOS15.7以前は「セキュリティ的にかなりヤバい状態」です。

【参考】iOS 15.7以前のヤバい不具合

何かあっても、自己責任ということですね。

利用規約に同意すると「お金は掛かりますか?」

いま現在、iPhoneを使ったサブスクリプション(従量課金)契約がなければ、同意してもお金は掛かりません。

サブスクリプション契約「あり・なし」は下記の手順でチェックできます。

iPhone[設定>[Apple ID]>[サブスクリプション]をチェック!

サブスクリプションの契約がある方は、「利用規約に該当ないか?チェックする」または、「同意してiOSアップデート、その後課金が発生しないか?様子を見る」しかないでしょう。

意図せず課金が発生してしまった場合は、Appleサポート「請求とサブスクリプション>返金手続き」から問い合わせてみてください。

※iCloud+契約している方は注意!

「プライベートリレー」"通信を隠す" 機能により、"意図せずキャリアの課金が発生するかも"な問題があります。

【Softbank】iOS15以降でプライベートリレーを利用される際のご注意

楽天モバイル(ご注意ください)iOS 15以降でプライベートリレーをご利用のお客様へ

詳しくは、ご契約キャリアのサポート情報「プライベートリレー」調べてみてください。

さいごに

iOS15.7アップデートで、利用規約に同意してほしい目的は主に

iOS 16リリースに起因した、

Appleサービスで変更が発生したためです。

iPhoneを「これまで通り安全に使えればOK!」な方からすれば、寝耳に水な同意の要求ですね。

Appleとしては、プライバシーの透明性を示す意味での「あらためて利用規約に同意してください」なのでしょう。

ですが、「利用規約のどこを?どのように変えたのか?」変更点はわかるように示してほしいものです。

利用規約について、もっと詳しく知りたいという方は、Apple公式サイトの情報をご一読ください

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どうなの

情報セキュリティ資格を有するIT管理のプロ。 ITの「わかりにくい、ズバり知りたい」わかりやすく。 安全&便利なICTノウハウ発信中

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