「iPhoneの設定にある『VPNとデバイス管理』とは？何ができるの？」
「ネットで調べても、専門用語で解説しているサイトばかり…」
「わかりやすい言葉で教えてほしい！」
といった方向けに、ITのプロがズバりお答えします。
VPNとデバイス管理は「iPhoneの入国管理所」
「VPNとデバイス管理」は、主にApple以外のシステムがiPhoneのセキュリティ境界を越えて入ることを許可する証明書、つまり"デジタル的なパスポートを保管する場所"です。
iPhone「VPNとデバイス管理」なぜ必要なの？
iPhoneの標準機能では実現できない、もっと専門的でプロフェッショナルな機能を使いたい！という場合があるからです。
iPhone「VPNとデバイス管理」できること
では実際、どのような専門的＆プロフェッショナルな機能があるのか？いくつか例をご紹介していきます。
「VPN」でデジタル上の隠密活動を実現！
VPNとは、iPhoneを使っている場所を特定させない、デジタルなストーキング行為を防ぐ方法です。
iPhoneを使っている、おおよその位置情報が特定されていることはご存知でしょうか？Google検索すると一目瞭然、市区町村レベルまで特定していることがわかります。
この場所を追跡する「トラッカー」と呼ばれる行為ですが、iPhoneの設定で「位置情報の使用を無効化」していても防げません。
つまり、iPhoneを使っている場所を"ずっと追跡されている"ということですね。
これを防ぐのが「VPN」です。VPNを使えば、iPhoneを別の場所で使っているように"ふるまう"ことができます。
＼場所を特定させない＆広告もブロック／
プライバシーを守りながら、広告表示で発生する大量の通信量をカット。格安キャリアの最安プランのギガ容量で十分になるため、VPNのコストに見合う価値があります。
携帯会社の乗り換え設定をスムーズ化！
「スマホ代を安く抑えたいけど、iPhoneの設定変更が心配…」という場面での「VPNとデバイス管理」の活用例です。
乗り換え先の携帯会社によっては、iPhoneの通信設定を簡単に済ませる「構成プロファイル」を提供していることがあります。
この「構成プロファイル」をインストールすると、自動で「VPNとデバイス管理」に追加され、乗り換えに必要な通信設定がすぐに完了します。
「構成プロファイル」でかんたん乗り換え
まとめ
「VPNとデバイス管理」についての解説でした。
Apple以外のアプリやサービスが、iPhoneワールドに入国するための"デジタル的なパスポート保管する場所"という理解でよいでしょう。
プライバシー保護を強化する方法また、携帯会社の乗り換えをスムーズに行う方法もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
