セキュリティ

Norton(ノートン)の【安全性】危険性は?IT管理プロが解説

2023年9月11日

セキュリティアプリ「Norton(ノートン)」の安全性、危険性が気になる方向け、情報セキュリティ資格を有するIT管理プロがわかりやすく解説していきます。

この記事の内容

  • ノートンの安全性が業界トップクラスな3つの理由
  • 高い安全性ながらも知っておくべき「個人情報リスク」

この記事がおすすめな方

  • ノートン製品を使うか?考えている方
  • ノートンは本当に安全?知りたい方
  • ノートンの個人情報リスクを知っておきたい方

ノートンの基本情報

会社名Gen Digital Inc.
設立1982年
所在地アメリカ合衆国アリゾナ州
事業内容サイバーセキュリティに関するソフトウェアの開発・販売

ノートンはどこの国の会社?

ノートンはアメリカに本社を置くセキュリティベンダーです。

ブランド名「ノートン」で馴染みがありますが、2022年9月にAvast(アバスト)社と合併し、社名を「Gen Digital(ジェン・デジタル)」へ変更しました。

合併の理由としては、アバストの持つ個人向けセキュリティ製品のノウハウを吸収し、市場での競争力を高めるためでしょう。

個人向け製品のシェアについて、詳しくは別記事で解説しています。

なお、日本法人の社名は「株式会社ノートンライフロック」で、東京都港区に本社を置いています。

ノートンの安全性「業界トップクラスに高い」3つの理由

  1. 第三者機関も認める安全性
  2. 個人情報のリスクが低い
  3. 可用性が高い

以下順に説明していきます。

1. 第三者機関も認める安全性

第三者セキュリティ評価機関が、ノートンの防御力をテストした結果です。

  • AV-Testのブロック率100%の満点
  • AV-Comparativesのブロック率99.71%

下図はAV-Testの結果です、ご参考まで。

出典:AV-TEST Windows 10(2023年5-6月の評価結果)
  • ①新たなマルウェア(Web、メール含む)に対する防御
  • ②流行りの、既知の脅威に対する防御
  • ③100%防げているという結果

ノートンは自社だけでなく、第三者のセキュリティ検証機関も認める防御力であることが証明されています。

ノートン公式サイトを見る

2. 個人情報のリスクが低い

2018年~2023年までの間で、個人情報が漏えいしたというインシデントは発生していません。

"重箱の隅をつつく"ような物言いをすると、2019年にロシア系ハッカー集団「Fxmsp」にテスト環境がハッキングされた事例がありますが、情報漏えいには至っていないと結論づけられています。

また、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」には、全ノートン製品で個人情報リスクとなり得る脆弱性は16件ほど登録がありました。この中で、個人向けの主力製品「ノートン 360」は0件です。

3. 可用性が高い

可用性とは?アプリやサービスが順調に機能し、その性能を持続的に維持することを指します。

「アプリ不具合で脅威から守ってくれなかった」また、「他アプリに支障をきたした」では意味がありません。セキュリティアプリに限らず、サービスを選ぶうえでも「可用性」という観点はとても大事です。ぜひ覚えておいてください。

個人向けの主力製品である「ノートン 360」の可用性は?ということで、2018年~2023年までの間で評価しました。

脆弱性1件および、銀行アプリを「危険サイト」としてブロックする問題が発生しました。

Mac版と限定的ながらも、OSクラッシュに至る可能性のある脆弱性が1件、2022年3月に発生していましたが、アプリを最新版にアップデートすることで解消します。

また2022年11月には、銀行アプリが誤って「危険サイト」と認識されブロックしてしまう問題が発生していましたが、現在は解消しています。

知っておくべきノートンの個人情報リスク

ここからは、ノートン公式の「プライバシー」を要約した内容です。

取得される可能性のある個人情報の種類

ノートン製品を使った際、ノートンに取得される可能性のある個人情報の一覧です。

個人情報の種別個人情報の例
アカウントデータ氏名、生年月日、性別、住所、メールアドレス、電話番号、パスワードなど
コミュニケーションチャット、SNSなどのメッセージ(添付ファイル含む)
Webコンテンツ閲覧、投稿、Cookie、その他Webに入力した情報など
製品データデバイス情報、分析情報、位置情報、ネットワークトラフィックなど

次に、取得した個人情報を「どこで・誰が取り扱うのか?」を説明していきます。

取得した個人情報は「海外でも取り扱う」

ノートンはグローバルに事業を展開しています。そのため、国境を超えて個人情報が取り扱われることもあります。

取得した個人情報を「共有利用する相手」

取得した個人情報を「共有利用する相手」として示されている範囲です。

  • ノートン関連企業
  • サービス プロバイダー
  • 外部データ分析会社や調査機関

ノートンは、ユーザーの安全を確保し続けるために情報を共有することがありますが、その目的は基本的に「安全確保」です。

ユーザーは、この情報共有に関して選択肢を持っており、自分の好みに合わせて設定できます。

もっと詳しく知りたいという方は、ノートン公式サイトからプライバシーポリシーをチェックしてみてください。

ノートンの安全性まとめ

ノートンの安全性、知っておくべき個人情報リスクの解説でした。

競合と比較した結果からも、ノートンは業界トップクラスの安全性を誇っています。

長年にわたり、ノートンブランドが世界No.1を維持し続けているのは、高い安全性と信頼性が世界中のユーザーに認められているからですね。

他のセキュリティソフトの安全性は?

安全性が高いセキュリティソフトを比較・ランキングしています。

より確実に、安定した安全性を確保したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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