デジタル詐欺

詐欺確定「SoftBank未払い料金お支払いのお願い」SMS開いてしまったら?対処法3ステップ

2023年2月7日

SoftBankを騙り、スマホのショートメール(以下「SMS」)で「SoftBank未払い料金お支払いのお願い」といったメッセージを送ってくるフィッシング詐欺が横行しています。

「うっかりリンクを開いてしまったら?」対処法3ステップについて、情報セキュリティ資格を有するIT管理プロがわかりやすく解説していきます。

詐欺SMS対処のポイント

  • リンク開いても何も入力しないで
  • 詐欺の痕跡を完全抹消する
  • 個人情報を入力してしまったら?パスワードを変更する

SoftBank未払い料金お支払いSMS詐欺の流れ

以降の手順は決して真似して操作しないでください。筆者は専門知識を有したうえで、自己責任のもと実施しています。

SMSのリンクを開くと、SoftBankを装うWebサイトが表示されました。

※詐欺の手口の流れ

SoftBankのIDパスワードを搾取しようとする、フィッシング詐欺サイトですね。

もしデモ動画のように「リンクを開いてしまったら?」対処法を以下解説していきます。

SoftBank未払い料金お支払いSMS詐欺の対処法3ステップ

もしリンクを開いてしまっても、IDやパスワードといった個人情報を入力しなければ大丈夫です。

二度とアクセスしないよう、次のことを実施しておきましょう。

詐欺Webサイトページを閉じる

Safariブラウザを例に、ページを閉じます(下図①→②の流れ)。

提供元:Amazonを騙る詐欺サイト

ブラウザの履歴を削除する

意図せず再度アクセスしてしまわないよう、対象期間のブラウザ履歴を削除します(下図①→②→③の流れ)。

SMSを削除する

届いたSMSを削除すれば、対処完了です。

詐欺サイトに入力してしまったら?

パスワード変更および、できればアカウントを変更するようにしましょう。

詐欺サイトに取得される情報

詐欺サイトにアクセスしたくらいでは「個人情報は取られません」が、次のことには注意が必要です。

  • 位置情報の利用は「許可しない」
  • プロファイリングされているかも

もっと詳しくは、別記事で説明しています。

詐欺サイト被害にあわないための有効な対策2つ

  • SMSの送信元をチェック
  • Webアドレスを確認
  • ネットで調べてみる

とか言うけど、

どれも「現実的」じゃない…

現実的な詐欺サイト対策として、アプリを2つご紹介します。

  • コンテンツブロッカー
  • パスワード管理アプリ

コンテンツブロッカーは、Webサイトの閲覧時に表示される迷惑な広告をブロックしてくれるだけでなく、不審なサイトへのアクセスをブロックしてくれる機能も備わっています。

詐欺サイトをブロック!

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また仮に、コンテンツブロッカーをすり抜け詐欺サイトにアクセスしてしまっても、パスワード管理アプリにチェックさせることで、個人情報の入力を防ぐことができるでしょう。

1Password|フィッシング対策例

①「ログインは見つかりませんでした」
②無理やりパスワード入力試行
③「アドレス違うけど本当にいいの?」警告表示

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ソースネクスト を見る

セキュリティ対策アプリで詐欺を防ぐポイントを知れば、フィッシング被害の被害を免れることができるでしょう。

まとめ

詐欺確定の「SoftBank未払い料金お支払いのお願い」SMSが届き、うっかりリンクを開いてしまった場合の対処法3ステップです。

  • リンク開いても何も入力しないで
  • 詐欺の痕跡を完全抹消する
  • 個人情報を入力してしまったら?パスワードを変更する

基本、個人情報を何も入力せずWebページを閉じてしまえばOKです。

また二度とアクセスしてしまわないよう、ブラウザーの履歴と届いたSMSを削除するようにしましょう。

デジタル苦手な方であれば、セキュリティ対策アプリで防ぐ方法も効果的ですよ。

  • この記事を書いた人

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