デジタル詐欺

【詐欺確定】「三井住友信託」取引目的確認をクリックしてしまったら?対処法3ステップ

2023年7月9日

三井住友信託を装い、SMSから本物そっくりの偽サイトへ誘導して個人情報を盗みとろうとする詐欺が横行しています。

三井住友信託銀行も公式サイトで、次のように注意喚起しています。

当社(三井住友信託銀行)から電子メール、SMS により、インターネットバンキングのダイレクト会員番号・ログインパスワード・確認番号(乱数表)の入力をお願いすることはございません。

三井住友信託銀行より一部引用

詐欺SMSのリンクをクリックしてしまったら?

もし、うっかり詐欺SMSのリンクをクリックして開いてしまったという方は、以下ご参考に対処してください。

  • 詐欺サイトを閉じる
  • アクセス履歴を消す
  • 詐欺メッセージを消す

iPhone対処手順

はじめに

詐欺サイトのアドレスの一部を控えておきます。

例)https://詐欺サイト.com → 「詐欺サイト.com」を控える

※後述「2. Safariのアクセス履歴を消す」ときに用います。

詐欺メッセージ本文のアドレスと、アクセスしてしまった詐欺サイトのアドレスが異なるケースもありますので、両方控えておきましょう。

1. 詐欺サイトを閉じる

詐欺サイトを閉じます(下図①→②の流れ)。

例)Appleを騙る詐欺サイト

2. Safariのアクセス履歴を消す

履歴から意図せず再訪問してしまうケースがあるため、対象期間のアクセス履歴を削除しておきましょう(下図①→②→③の流れ)。

次に、iPhone[設定]>[Safari]>[詳細]>[Webサイトデータ]の順にタップして、詐欺サイトのデータをが存在する場合は[削除]します(下図①→②→③参考)。

Webサイトデータを削除、または検索してWebデータが見つからなければ、次の手順へ進みます。

3. 詐欺メッセージを削除する

届いた詐欺メッセージを削除すれば、対処完了です。

詐欺サイトに個人情報を入力してしまったら?

三井住友信託銀行に問い合わせ、相談するようにしましょう。

万が一、不審なサイトに個人情報を入力してしまった場合は、至急末尾のお問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

【お問い合わせ先】
三井住友信託銀行インフォメーションデスク 0120-977-641
(受付時間)平日・土・日・祝 9 時~17 時
※上記受付時間外でインターネットバンキングの停止が必要な場合
(偽サイトにてログイン ID やパスワード等を入力された、不正送金の被害を受けた場合など)
三井住友信託銀行紛失受付ダイヤル 0120-318-321
(受付時間)24 時間 365 日

三井住友信託銀行

詐欺サイトに取得される情報

詐欺サイトにアクセスしたくらいでは「個人情報は取られません」が、次のことには注意が必要です。

  • 位置情報の利用は「許可しない」
  • プロファイリングされているかも

詐欺SMSとお気づきであれば、興味本位ではリンクを開かないようにしてください。

SMSからのフィッシング詐欺に有効な対策とは?

  • コンテンツブロッカー
  • パスワード管理アプリ

Webサイト閲覧するときに生じる、"迷惑な広告表示などの行為をブロック" してくれるコンテンツブロッカーですが、不審なサイトへのアクセスを防いでくれる機能も備わっています。

詐欺サイトをブロック!

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また仮に、コンテンツブロッカーをすり抜け詐欺サイトにアクセスしてしまっても、パスワード管理アプリにチェックさせれば個人情報の入力を防ぐことができるでしょう。

1Password|フィッシング対策例

①「ログインは見つかりませんでした」
②無理やりパスワード入力試行
③「アドレス違うけど本当にいいの?」警告表示

詐欺サイトに対策に有効なアプリが、どのポイントで何を防いでいるのか?知ることで、被害を免れることができるでしょう。

詐欺SMSは「寄らず・さわらず」に限る

SMSやメールで「重要、大事です!」というお知らせが届いても、メッセージ内のリンクからのアクセスではなく、「ブラウザのお気に入り」または「パスワード管理アプリ登録のアドレス」から該当サイトにアクセスすることを推奨します。

うっかりリンクを開いてしまった場合、個人情報を入力せずWebサイトを閉じてしまえばOKですが、アクセスした痕跡を削除すればより安心ですね。

間違っても、興味本位で詐欺のリンクは開かないようにしましょう。

当サイトおすすめ メール・SMSフィッシング対策アプリ ぜひ参考にしてみてください。

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