「Outlook予定表から、Teams会議を作成できなくなった」
「Outlookの設定 "HTML" 形式であることは確認済み」
この事象ですが、2024年5月現在「Teams会議アドオン障害」の情報がありましたので、確認および対処法を以下解説していきます。
OutlookからTeams会議が作成できない件の障害情報
Microsoft 365管理センターから確認できる、障害情報からの一部抜粋です。
案件ID:MO791289
Microsoft Teams クラシック クライアントの一部のユーザーは、Outlook デスクトップ クライアントを使用して Teams 会議を作成できません
この問題は、Teams 会議アドインを使用して作成された会議に影響します。
Microsoft 365管理センター>サービス正常性より一部抜粋
つまり、2024年4月に切り替わった「新しいTeamsクライアントを使用していない」ことが起因として挙げられます。
Teams会議アドオン障害3つの対処法
Teams会議アドオンの問題で、Outlook予定表からTeams会議が作成できない場合の回避策です。
新しい Microsoft Teams クライアントに切り替えてから Outlook デスクトップ クライアントを再起動したり、Microsoft Teams カレンダーを使用して会議を作成したり、Outlook Web アプリを使用して会議をスケジュールしたりして、影響を回避できます。
Microsoft 365管理センター>サービス正常性より一部抜粋
整理しますと、下記の何れかの方法を代替とするよう記されています。
- 新しいTeamsクライアントの使用に切り替える
- Teamsクライアントの予定表から会議を作成する
- Web版Outlookの予定表からTeams会議を作成する
Teams会議アドオン障害は「システム管理者に相談」すること
なお上述の代替ですが、いずれもシステム管理者が「意図的に機能制限している」場合があります。
もし該当する場合、システム管理者に「案件ID:MO791289」に伴う障害が発生していないか?調査およびサポートしてほしい旨を相談してみてください。
システム管理者の方は、代替のいずれかの実装を検討するほかないでしょう。