iOS15.4アップデートにより、バッテリー寿命に悪影響を及ぼしかねない「バッテリーの消耗が激しい」口コミが相次いでいます。
いわゆる「バッテリードレイン」と呼ばれる事象ですね。
まずは、iOS15.4アップデートして、同事象に見舞われている方向けに、「iOS15.4バッテリー消耗問題の対処法」ご案内です。
iOS 15.4バッテリー消耗問題の対処
「5G通信を無効化する」ことで、iOS15.4のバッテリー消費問題が軽減される口コミが散見されます。
5Gを無効化する手順
- iPhone「設定」を開く
- 「モバイル通信」選択
- 「通信のオプション」選択
- 「音声通話とデータ」選択
- 「5G -> 4G」へ変更
5G対応機種ですが、iPhone 12以降に発売したモデルが該当します。
- iPhone SE(第3世代)モデル
- iPhone 13モデル
- iPhone 12モデル
※2022年3月現在
その他のiOS 15.4バッテリー消費問題の対処法
5G無効化しても解消しない、またはお使いのiPhoneモデルが5G未対応の方で、バッテリー消費問題に見舞われている方向けの対処法です。
- 画面の明るさの自動調節をオフ
- 視差効果オフにする
- Bluetooth未使用時はオフ
- データローミングのオフ
- 不要なiCloud同期のオフ
- 不要なAppバックグラウンド更新のオフ
※あくまでもバッテリー消耗を緩和する対処法であり、お使いのiPhone設定により効果は異なります。
バッテリー消費が「経年劣化」によるものであれば、iPhoneのバッテリーを交換するしかないでしょう。
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iOS 15.4アップデート後「システム最適化」起因の可能性も示唆
Apple社の見解は次の通りです。
iPhoneに新しいiOSをインストールすると、システム最適化のため多くのバックグラウンド処理が実行されます。
これは(iOSアップデート後から)、数時間または数日続く場合もあります。
つまりは、iPhoneを使う環境に起因して発生する問題です。
すべてのiOSデバイス共通で発生する問題ではないため、不具合の長期化が様相を呈します。
急速充電型のモバイルバッテリー
外出時にiPhoneバッテリー切れを防ぐには、日頃から「モバイルバッテリー」常備するしかないでしょう。
急速充電に対応したモバイルバッテリーを携帯していれば、安心ですね。
また災害に備えた、ソーラー&手回し充電な「多機能モバイルバッテリー」もおすすめです。
バッテリー残量が少なく、電源が確保できない場面でも活躍してくれるでしょう。もちろん、電気コンセントから充電といった、通常のモバイルバッテリーとした使い方もできます。
iOS15.4アップデート|既知のヤバい2つの不具合は未修正
iOS15.4は、新機能および、既存機能の改良を重視しています。
そのため、既知の「回避ができないトラブルに発展する2つの不具合」は解消されません。
iOS15以降のヤバい不具合
- 「プライベートリレー」課金発生するかもしれない問題
- 2段階認証アプリが使えない・設定が消える問題
詳しくは別記事が参考になります。
iOS15以降アップデートするべきか?本当にヤバい【2つの不具合】
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新しいiOSアップデートは「しばらく様子見が吉」
今回、「マスク着用したままFace IDでロック解除」機能を使いたいがため、iOS15.4アップデートした方は多いでしょう。
ですがiOSの大きなリビジョンが変わる「iOS15.3 -> iOS15.4」大型アップデートは、新しい機能の追加、または既存機能の大きな改良が行われるため、不具合の発生確率は高い傾向です。
もし使い勝手とのトレードオフだとしても、iPhoneバックアップしてからiOSアップデートされることを推奨します。