iPhone向けWi-Fiルーターおすすめ２選｜デジタル苦手な方必見！

iPhoneにピッタりなWi-Fiルーターとは、どうやって探せばよいでしょうか？

高性能なWi-Fiルーターを紹介されたところで、iPhoneに関係のない機能だったら意味がありません。

ではどのようなWi-Fiルーターがおすすめなのか？Apple公式サイトをのぞいてみます。

・・・暗号文？

さっぱりわからん（汗）

専門用語ばかりで、デジタル苦手な人にはチンプンカンプンですね。

そこで今回、iPhoneにピッタりなWi-Fiルーターについて、Appleが示すWi-Fi仕様をIT管理プロがわかりやすく読み解いてみました。

安全なWi-Fiルーター選びのポイントも説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

「iPhone向けWi-Fiルーターのみ知りたい！」という方は、目次から該当項目までジャンプしてください。

iPhone向けWi-Fiルーター推奨仕様６点

iPhone向けWi-Fiルーター選びのポイントです。

Wi-Fi推奨仕様	説明
1. Wi-Fi 6	高い通信品質を実現！
2. WPA2-AES（以上）	安全性対策バッチり！
3. IPv6	ネットも高速化！
4. アンテナ4本内蔵	電波がとどく！
5. QRコード設定	かんたんWi-Fi設定！
6. 国内メーカー	安心の国内メーカー！

まずは、Apple公式サイトから読み取れる「iPhoneに推奨されるWi-Fi仕様」から順に説明していきます。

1.「Wi-Fi 6」で高い通信品質を実現！

iPhoneの通信パフォーマンスを最大限に発揮してくれるのは、802.11ax（Wi-Fi 6）ということが読み取れます。

802.11の互換性と周波数帯域: 802.11ax（Wi-Fi 6）、802.11ac（Wi-Fi 5）、802.11n（Wi-Fi 4）、802.11a、802.11b/gおよび2.4 GHzまたは5 GHz。
引用元：iPhoneのWi-Fi仕様の詳細

Wi-Fi 6には、次のようなメリットがあります。

通信スピードが超高速
バッテリーにやさしい！
複数同時接続に強い！

通信スピードが速い、すなわち「通信時間が短縮される」ということですね。iPhoneがエネルギーを効率よく使えるため、バッテリーにやさしい仕様ということです。

例えるなら「フェラーリで道路を走る」でしょう。遅いスピードでダラダラ走っていると、ガソリン（バッテリー）を浪費するだけです。

また高速道路を走るにしても、追い越し車線「あり・なし」で変わってきます。Wi-Fi 6は、「急いでるので追い越しますね」や「お先にどうぞ」といった通信のコントロールを自動で担ってくれます。

2.「WPA2-AES以上」で安全対策する

Apple 製のデバイスに Wi-Fi ネットワークについてプライバシーの警告や安全性の低いセキュリティの警告が表示される場合、そのネットワークからデバイスの情報が漏洩するおそれがあります。
--- 中略、Apple推奨のWi-Fi暗号化設定
WPA3 パーソナル：Wi-Fi デバイスで利用できるものの中では、現時点で最も安全で最新のプロトコルです。
WPA2 パーソナル (AES)：これより安全性の高いモードを使えない場合に適した選択肢です。
引用元：Wi-Fi ルーターと Wi-Fi アクセスポイントの推奨設定

Apple推奨のWi-Fセキュリティは、iPhoneのWi-Fi設定から読み取ることができます。

上図「WPA2/WPA3」以上を設定できないと、iPhoneに「危険です！」といった警告メッセージが表示されてしまいます。

以上、Apple社が推奨する主なWi-Fiルーターの仕様2点でした。

ここからは、IT管理プロ推奨のiPhone向けWi-Fiルーター仕様です。

3.「IPv6」でネットも高速！

「IPv6にしないと、ネット遅いですよ」

NTTの光回線を用いる回線事業者は、やたら「IPv6」をすすめてきます。

この理由ですが、例えるなら「高速道路の "ETC専用／一般" レーンの違い」ですね。ETCの方が高速道路に「乗る・降りる」手続きがショートカットされるので速くなります。

せっかく自宅内がWi-Fi 6でスピード爆速になっても、インターネットの出入り口が渋滞していたら、本末転倒ですよね？

iPhoneがネットにつながるまでの高速化も、一気通貫で担ってくれるWi-Fiルーターがおすすめです。

4.「アンテナ４本」で通信の安定性アップ

Wi-Fi電波がとどく！
複数デバイスの同時接続に強い！
Wi-Fi 6とのかけ算技で超安定！

単純に、アンテナ本数が多ければWi-Fiの電波が遠くまで届き、複数デバイスのWi-Fi同時接続をサポートします。

また上述の「Wi-Fi 6による通信の自動最適化」機能も、アンテナで割り振りコントロールしていますので、本数が多い方が有利に働きます。

5. 「QRコード」でかんたんWi-Fi設定

Wi-Fiルーターに同梱のQRコードをiPhoneのカメラで読み取るだけでWi-Fi設定は完了するので、デジタル苦手な方でも安心です。

iPhoneの小さい画面にあれこれ入力して設定、でも「パスワードが間違っていたから設定しなおし！」なんていうストレスから、もうサヨナラですね。

6.「国内メーカー」で安心＆安全

購入後サポートが手厚い
メーカーの信頼性が高い

購入後サポートが手厚い

「Wi-Fiルーターの設置からインターネットにつながるまでの設定」デジタル苦手だと、どうしても不安がありますよね？

今回ご紹介のメーカーは、電話やメールだけでなく、公式サイトからチャットでのお問い合わせもできます。

そのため、「いま設定中、よくわからないからいますぐ聞きたい！」といった場合には、営業時間内であればチャット問い合わせからスピード解決を試みることができますよ。

メーカーの信頼性が高い

Amazonや楽天市場などでWi-Fiルーターを探してみると、超激安な製品が見つかります。

確かに中国などのメーカーは激安なんですけど、次のようなリスクがあることを知っておきましょう。

地政学的リスク
個人情報を抜き取られるリスク

「地政学的リスク」とは？

地理的な位置関係による、「政治的・社会的・軍事的」なリスクがあること。

例）サービス提供システムの所在が海外にある

→もし個人情報が漏れたら、日本の電子データ保護法で守ってもらえない

さらに中国メーカーの場合、中国政府の要請があれば、

すべての情報を提出しなければならないことが法律として定められている。

「バックドア」とは？

利用者に気づかれないよう意図的に設けた「侵入口」のこと。

遠隔地から何かしらのプログラムを実行される、または個人情報を送信するために設けられた「裏口」を示す。

: Jetstream、Wavlinkルーター悪用リスクあり要注意
続きを見る

なお「バックドア」を仕込んでいたメーカーは、いまだにAmazonで製品を販売しています。

見えないところで何をしているかわからないWi-Fiルーターを購入してしまわないよう、お気をつけください。

iPhoneにおすすめなWi-Fiルーター

iPhoneにピッタりなWi-Fiルーターの選び方、ここまでのおさらいです。

Wi-Fi推奨仕様	説明
1. Wi-Fi 6	高い通信品質を実現！
2. WPA2-AES（以上）	安全性対策バッチり！
3. IPv6	ネットも高速化！
4. アンテナ4本内蔵	電波がとどく！
5. QRコード設定	かんたんWi-Fi設定！
6. 国内メーカー	安心の国内メーカー！

この仕様を満たしている、Wi-Fiルーターをご紹介していきます。

バッファロー WSR-3200AX

バッファロー WSR-3200AX4B Wi-Fi6 (11ax) 2401+800Mbps 5GHz/2.4GHz共通アンテナ4本内蔵 EasyMesh

Amazon

＼5と0のつく日キャンペーン中！／

楽天市場

＼5のつく日キャンペーン中！／

Yahooショッピング

ポチップ

このWi-Fiがおすすめな方

バッファローのWi-Fiルーターを使用中
知人の訪問が多く、Wi-Fiを貸している

バッファローの特徴といえば、なんといっても「AOSSでかんたんWi-Fi設定」でしょう。

本機にある［AOSS］ボタンを押して、iPhoneのWi-Fi設定画面でタップするだけ。Wi-Fのi設定は完了します。

また、来客向けに「ゲストポート」機能を搭載。ふだん家族で使っているWi-Fiネットワークとは分離した使い方ができますね。

なお、バッファローは「ネット脅威ブロッカー」サービスを提供していますが、当サイトは非推奨です。

なぜなら、「Kaspersky（カスペルスキー）」という、ロシアのセキュリティ会社のサービスだからです。上述しましたが、地政学的リスクが高いと評価しています。

NEC Aterm WX3600HP/AX3600HP

NEC Aterm WX3600HP/AX3600HP Wi-Fi6 (11ax) カバーアンテナ搭載 4ストリーム (5GHz帯 / 2.4GHz帯) 2402+1147Mbps クロスパス対応