iPhone セキュリティ

iPhone「安全性の低いセキュリティ」無視したらどうなる?2つの対処法

2022年1月9日

iPhoneのWi-Fiに、「安全性の低いセキュリティ」とWi-Fi通信が安全ではないことを示す場合があります。

Wi-Fiの状態を安全にするためネットで調べてみますが、”WPA””TKIP" といった専門用語で説明しているサイトばかりなので、「何を、どう対処すればいいの?」わかりませんよね。

そこで今回、デジタルちょっと苦手という方向けに、情報セキュリティ資格を有するIT管理プロがわかりやすく解説していきます。

まず、知っておくべき「安全性の低いセキュリティが表示される理由」です。

安全性の低いセキュリティが表示される理由

「そのWi-Fiで通信していると、かなりヤバいです」

Apple社が指摘しています。つまり、

iPhoneのWi-Fi設定ではなく、

Wi-Fi機器側で対処しないと、

何ら解決しません。

安全性の低いセキュリティ2つの危険性

Apple社は、何を根拠に「Wi-Fiが危ない!」と言っているのか?2つの理由があります。

1. Wi-Fiのカギが複製される

デジタルな世界では、他人にWi-Fi通信を覗かれないようにするため、「お邪魔しまーす」「さようならー」を”暗号化”という方法で隠し、カギをの開閉を繰り返しています。

そのため、「安全性の低いセキュリティ」が表示されるWi-Fiだと、

Wi-Fi暗号化を解除するカギを、

カンタンに複製されてしまう

このような事実があるんですね。

どのくらい危険なのか?昔のカギの形状をご覧いただくと、ご理解いただけるのではないでしょうか。

安全性の低いカギの形状(写真はイメージ)

カギ屋さんに「これ作ってださい」なんて、写真見せるだけで簡単に作ってくれそうです。

実際、Wi-Fiに「暗号化」のカギをかけていない、また複製されてしまったら?どのようなことが起こるのでしょう?

2. Wi-Fi通信「覗かれ放題」

「服を着ないで街中を歩くのと同じ」

このような理解でOKです。

被害を受けるリスクといえば、Amazonや楽天市場といったECサイトでのお買い物を覗かれるだけでなく、支払いで使用するクレジットカードの情報もバレてしまいますよ。

ここまでの説明で、Wi-Fiの「安全性の低いセキュリティ」がどれだけ危険なのか?お分かりいただけたかと思います。

では次に、「実際どのように対処すればいいの?」について、以下説明していきます。

安全性の低いセキュリティ対処法2つ

対処法

  • Wi-Fiの設定を見直す
  • 新しいWi-Fiに交換する

以下順に説明していきます。

Wi-Fiの設定を見直す

W-Fi設定「暗号化レベルを強化」する方法です。

玄関ドアで例えるなら、"木" → "鉄の扉" へのアップグレードですね。

詳しくは別記事でわかりやすく説明しています。

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iPhoneのWi-Fi「プライバシーに関する警告」対処法わかりやすく解説

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下図はiPhoneのWi-Fi設定画面です。

「WPA2/WPA3」以下の設定ができない場合、「安全性の低いセキュリティ」警告は消えません。

そのため、Wi-Fi機器の管理画面にアクセスし、セキュリティ設定「○○(AES)」表記のものへ変更しなければいけません(下表参照)。

Wi-Fi機器のセキュリティ設定iPhoneのWi-Fi設定
WPA2(AES)WPA2/WPA3
WPA2-PSK(AES)WPA2/WPA3
WPA3WPA3
Wi-F機器⇔iPhone設定の参考表

また、iPhone以外の周辺機器、例えば「ニンテンドーSwitchやDS」また「PlayStation○○」などのゲーム機、その他Wi-Fi接続しているプリンター、ハイテク家電がある場合、すべてW-Fi接続の再チェックが必要です。

新しいWi-Fiに交換する

「Wi-Fiの設定変更がよくわからない!」

「知り合いにWi-Fi設定してもらった」

「iPhoneだけでも簡単にWi-Fi設定できないかな…」

このような方は、Wi-Fi機器を交換してしまう方法もありです。

なぜなら、最近のWi-Fi機器は「最初からセキュリティレベルが高い」また「Wi-Fi設定が超カンタン」だからです。

参考まで、「セキュリティが高い&設定が超カンタン」Wi-Fi機器を2つほどご紹介します。

▼ QRコードをiPhoneカメラで読み取るかんたんWi-F設定

▼ Wi-Fi機器「AOSS」ボタン→かんたんWi-Fi設定できる

安全性の低いセキュリティを無視してもOKな場合ある?

ここまでお読みいただいたうえで、以下までご理解頂けているかと思います。

  • Wi-Fiの攻撃を受けにくい環境
  • Wi-Fi被害は発生するわけではない

労力を割くほどの危険性があるのか?

いま置かれている状況やリスクを知っているなら、「安全性の低いセキュリティ表示を無視する」と判断してもよいでしょう。

まとめ

iPhoneのWi-Fi「安全性の低いセキュリティ」、Apple社が指摘している内容です。

  • Wi-Fiのカギが複製されやすい状態
  • Wi-Fi通信は覗かれる放題

対処法としては、Wi-Fi機器「暗号化レベルアップ」しかありません。

お使いのWi-Fiの設定がよくわからない、難しいという方は「Wi-Fi機器の買い替え」検討するしかありません。

いま市販されているWi-Fi機器って、スマホのみでも驚くほどカンタンに設定できますので。

本記事が、「WiFiセキュリティ」や「WPA暗号化」など、むずかしい用語を理解する一助になれば幸いです。

そもそも、「安全性が低いセキュリティ」とは?

Apple社がわかりやすく説明しないことで、専門用語で解説する記事ばかり乱立する事態に陥っているんですけどね。

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