Windowsのパソコンで、文字入力の途中で勝手に確定されてしまい、変換できなくて困っています…
Microsoft標準の文字入力補助ツール「IME」が悪さしている可能性があります。
手順は簡単2ステップなので、以降参考に改善を試みてください。
Step1:Microsoft IMEの設定を開く
キーボードの[Windowsキー]を押し、"IME" と入力し、検索結果からIMEの設定を開きます(下図①②の流れ)。
Step2:Microsoft IME「以前のバージョンを使う」
Microsoft IMEの画面で[全般]を選択して、次画面下の方にある「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」の設定を[オン]にします。
手順は以上です。文字入力の動作をチェックをしてみてください。
そもそも「Microsoft IME」ってなに?
入力した文字の変換をサポートしてくれる機能で、Windows OSに標準で備わっている機能です。
なぜ「新しいMicrosoft IME」が悪さするの?
ネットでよく使われているキーワードを予測変換するため「クラウド学習」を行う一方、リアルタイム性に欠ける次のような問題を抱えていると考えられます。
- 辞書データの連携不全
- 情報過多の可能性
まず、入力中の文字をうまくクラウド学習データに問い合わせできず、予測変換が途切れてしまう問題ですね。
次に、ネットに氾濫する膨大なキーワードが必ずしも正しく使われていないという事実です。
そのため、情報の正しい・誤りの学習をくりかえす「データクレンジング」処理により、予測変換の妨げになっている可能性も要因として考えられます。
新しいMicrosoft IMEは「フィードバック次第」
Microsoft IMEは、使った人からの口コミや評価で機能改善を続けています。
ですが、今回のような「使えねー」問題があるため、以前のIMEに戻されてしまい、フィードバックが少ないため、「精度向上の機能改善がすすまない」といった課題もありそうですね。
「MicrosoftのIMEが使えないから、代わりの文字変換ツールないの?」といった方は、下記を検討してみてください。
- Google日本語入力
- ATOK
Google日本語入力は、言わずと知れたGoogle謹製のIMEツールです。Googleライクな方におすすめします。
ATOKはジャストシステム社が提供するIMEです。入力文字補助サービスとしては老舗で、ワープロの時代からお世話になっている方も多いのではないでしょうか。
文章作成だけでなく校正にも長けているため、正確な文章を書きたい物書きさんに重宝されているようです。