マネーフォワードMEは、マネーフォワード固定費の見直し」から電気を切り替えると、有料プレミアムサービスを1年間無料化するクーポンコードを貰うことができました。
ですが2021年9月30日以降、キャンペーン適用条件が「電気契約の期間中」と改悪されました。
本記事は情報ご提供受け、調べた結果をまとめたものです。
マネーフォワードMEプレミアム無料キャンペーン変更点
変更前(2021年9月29日まで) | マネーフォワード電気に切替えると、365日プレミアムサービスが適用されるクーポンコードを配布 |
変更後(2021年9月30日以降) | 変更後・・・ マネーフォワード電気に切替えると、 シン・エナジー社の電気契約「期間のみ」プレミアムサービスが無料化される仕組み |
つまり、マネーフォワード電気(シン・エナジー社の電気契約)から、他電力会社へ切り替えたタイミングで、即マネーフォワードMEプレミアムサービスも終了します。
マネーフォワードMEプレミアム無料キャンペーン「改悪」の証拠
下図、情報提供いただいたマネーフォワードサポートのメール原文です。
情報ご提供者様は、「無料クーポンが使えなくなっていたため、マネーフォワードへ問い合わせた」このような背景となっています。
- 2021年7月頃に無料クーポンメール受信
- 同年8月、他電力会社へ切り替え
- 同年11月、無料クーポン適用を試みた
- 「不正なクーポンです」無料化できない
- マネーフォワード問い合わせ
- キャンペーン適用条件が変更されていることを知る
つまり、サイレント改悪ですね。
「勝手に変更するなんてひどい!」
「マネーフォワードから何も説明がなかった!」
これが事実であれば、とんでもないことですね…
そこで、サービス利用規約を確認してみることにしました。
「マネーフォワード固定費の見直し」利用規約の確認
サービス利用規約、本記事で扱った該当箇所をピックアップしてみました。
第2編 各サービス > 第1章 電気サービス >第10条(プレミアムサービスの無償提供)
(中略)本条に基づくプレミアムサービスの無償提供も当然に終了するものとします。
(中略)(1) 電気サービスに関するサービス利用契約又は電力小売供給契約に従って、いずれかの契約が理由の如何を問わず終了した場合
「マネーフォワード 固定費の見直し」利用規約より抜粋
きちんと「終了します」利用規約に書いてありますね。
そのため、プレミアムサービス無料の継続を求めるのは無理でしょう。
さらには次のような記載もありました。
第2編 各サービス > 第1章 電気サービス >第8条(電気サービスの内容)
(中略)当社はその裁量に基づき、利用者に事前に通知することなく、随時、電気サービスの全部又は一部の内容の変更、追加、廃止をすることができるものとします。
(中略)(3) 電力小売供給契約を締結した利用者に対して、第9条に定めた条件に従って、プレミアムサービスを無償で提供するサービス
「マネーフォワード 固定費の見直し」利用規約より抜粋
「キャンペーンによるプレミアムサービス無償提供する・しないは、マネーフォワード側で予告なく勝手に変えますから」
このように宣言されていました。
マネーフォワード「365日間無料」クーポンは有効
マネーフォワードには、下記を指摘事項としてメール返信するよう伝えました。
・クーポンコード発行メールには「365日間無料で利用可能」が明記されていること
その後、ご本人から「マネーフォワードが非を認め、365日無料になった!」とのご連絡ありました。
よかったですね ^^♪
まとめ
マネーフォワード「固定費の見直し」キャンペーン改悪の調査結果まとめです。
- 電気契約の解約でプレミアムサービスも即終了
- サービス利用規約には「勝手にキャンペーン内容変更する」明記あり
- 但し「365日無料で利用可能」メール受信者は利用権利主張の余地あり
マネーフォワード電気(シン・エナジー社)解約済みであれば、マネーフォワードMEプレミアムを無料で使い続けるのは無理でしょう。
しかし、2021年9月30日以前に「365日無料で利用可能」クーポン発行メールを受信されている場合、マネーフォワードMEへ問い合わせ、利用権利を示す余地はありそうです。
サービス利用規約は基本、サービス提供側が有利になるようなことしか記載していません。「タダより高いものは無し」の典型ですね。付帯サービスには依存しないよう、お気をつけください。
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