子供に「LINEのトークと音声通話のみ使わせたい!」方向け、子供に使われたくない"LINE8つの機能" iPhoneで制限した方法について、動画つきで解説していきます。
LINE8つの機能を制限したデモ動画
子供には使わせたくない、LINEの機能を制限できている実証動画です。
制限できたLINEの機能
- スタンプ
- 着せかえ
- LINEギフト
- LINE占い
- オープンチャット
- LINEの検索機能
- VOOM(※個人差あり)
- ニュース
その他、一部の広告もブロックできています。
期待する結果のイメージができたところで、どうやって制限しているのか?実現方法をご紹介します。
LINEの制限は「AdGuard」で実現!
LINEの制限には、広告ブロックで有名な「AdGuard(アドガード)」アプリを用いています。
LINEで制限したいことを、AdGuard「ブラックリスト」にルールを追加するだけです。とても簡単ですよ。
AdGuardの「ブラックリスト」は有料版の機能
そのため、まずは「無料でAdGuardを試してみる」流れを、以下説明していきます。
LINE制限の事前準備
お子さんのiPhoneでスクリーンタイムを有効にしている場合、制限により設定しづらい面があるため、「コンテンツとプライバシーの制限」を一時的に無効化してください。
AdGuardを無料で試す5ステップ
それでは、実際にLINEの使い方を制限していきます。
AdGuardでLINEを制限する流れ
冒頭のデモ動画で用いた、LINEを制限したルールは下記です。
||obs.line-scdn.net^
||gift.line.me^
||stickershop.line.me^
||themeshop.line.me^
||square-api.line.me^
||ch-news.line-apps.com^
||search.line.me^
||fortune-liff.line-apps.com^
||profile.line-scdn.net^
あらかじめコピーしておくと、スムーズに設定をすすめることができますよ。
AdGuardアプリを開き、「ブラックリスト」にルールを設定していきます。
ブラックリスト一括追加の手順
AdGuardアプリを開き、盾のアイコンをタップします。
[DNS通信を保護]をタップします。
[DNSフィルタリング]をタップします。
[ブラックリスト]をタップします。
ブラックリストにルールを追加します(動画参照)。
AdGuardのブラックリスト設定は以上です。
LINEアプリを再起動して、制限できていることを確認してみてください。
AdGuardに追加したLINE制限ルール一覧
AdGuard「ブラックリスト」に追加した、LINEを制限するルールの役割一覧です。
追加したルール | LINEで制限されること |
---|---|
||obs.line-scdn.net^ | VOOMやLINE内の広告ブロック ※個人差あり |
||gift.line.me^ | LINEギフト |
||stickershop.line.me^ | スタンプ |
||themeshop.line.me^ | 着せかえ |
||square-api.line.me^ | オープンチャット |
||ch-news.line-apps.com^ | LINEニュース |
||search.line.me^ | LINE検索 |
||fortune-liff.line-apps.com^ | LINE占い |
||profile.line-scdn.net^ | プライバシー取得?気持ち悪いのでブロック推奨 |
LINEの制限をやめたい場合や、意図せぬブロックが発生するようであれば、上記表ご参考にルールを除外してください。
LINEを制限するルールをAdGuardに追加するに際し、おもわぬ副反応(「画像が表示されない!」など)もありますので、自己責任で運用するようお願いします。/
AdGuard(アドガード)
Adguard Software Limited無料posted withアプリーチ
LINE制限をチェックしながら設定する方法
AdGuardの「アクティビティ」を使うと、LINEの挙動(アクティビティ)をチェックすることができます。
このように、LINEの挙動をチェックしながらAdGuard「ブラックリスト」に追加する方法についても、別記事でご紹介しています。
【参考】AdGuard「アクティビティ」からブロックする方法
次に、子供のiPhoneをAdGuardで制限する上で知っておくべき注意点です。
AdGuardでLINEを制限する注意点3つ
子供に「AdGuard」の存在を知られないよう注意しましょう。
なぜなら、iPhoneでは「AdGuardの設定変更を制限できないから」ですね。
そのため、「AdGuardの存在を子供に知られないための3つの対策」推奨します。
1. AdGuardアプリ「非表示にする」
AdGuardアイコンを押しっぱなしにして、[Appを削除]>[ホーム画面から取り除く]タップします。
2. Siriからの提案「非表示」にする
iPhoneのホーム画面を ↓ にスワイプ(ひっぱる)と、よく使うアプリが表示されます。
「Siriからの提案」にAdGuardを表示しないようにするには、iPhoneの[設定]>[Siriと検索]>[AdGuard]を選択 >[Appを提案]無効化します。
AdGuardを表示するには
非表示にしたAdGuardを表示するには、iPhoneホーム画面を下に引っ張り、検索ボックスに「adguard」と入力すればOKです。
このAdGuardを検索する手順は、子供もできてしまいます。
そのため、子供のiPhoneのスクリーンタイムで「AdGuardの使用時間を制限」することをおすすめします。
3. AdGuardの使用時間を制限する
子供のiPhoneのスクリーンタイム設定、[app使用時間の制限]>[制限を追加]>AdGuardの使用時間1分 で追加します。
スクリーンタイムでは、アプリの使用を完全に制限できないので致し方ありませんね。
最後に[スクリーンタイム・パスコードを使用]設定して、スクリーンタイムの設定を変更されないようロックしましょう。
まとめ
iPhoneのスクリーンタイムではできないLINEの使い方を、AdGuardで制限する方法のご紹介でした。
AdGuard(アドガード)
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なお今回、"LINE内部で動いているプログラム" を参考に、LINEの使い方を制限しています。
LINEのシステム変更に伴い、今後「AdGuardに追加した制限ルールではブロックできなくなる」可能性もあります。
予めご理解のうえ、AdGuardでブロックするかをご検討ください。
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