AdGuardでiPhoneアプリ内の広告を消す7ステップ

2022年12月7日

広告ブロックアプリ「AdGuard(アドガード)」で、アプリ内の広告が消えない理由から、消し方について解説します。

AdGuardでアプリ内広告が消えない理由

アプリが意図的に広告を組み込んでいるため、AdGuardでも広告をブロックすることはできません。

iOS版のYouTubeアプリを例に、「動画+広告=YouTubeのコンテンツ」であり、YouTubeがサービスを提供する根幹です。

つまり、アプリを改造しない限り、広告ブロックは不可能であるという結論になります。

iPhoneの場合、「ブラウザー」からのYouTube視聴で広告をブロックすることができます。

ブラウザーからは、YouTubeアプリのように「広告を組み込んでコンテンツ配信」とはいかないようですね。

iPhone、iPadでYouTubeの広告が煩わしい方は、ブラウザーからのYouTube視聴がおすすめです。

AdGuard(アドガード)

AdGuard(アドガード)

Adguard Software Limited無料posted withアプリーチ

次に、アプリ内の広告を消せるケースについて解説していきます。

AdGuardでアプリの広告を消す方法

AdGuardの「アクティビティ」で広告プログラムを拾えるかどうか?次第です。

専門知識を有さない、デジタルがちょっと苦手な方であれば「アクティビティがすべて」という理解でOKでしょう。

iOS版AdGuardの「アクティビティ」

それでは実際に、アプリ内の広告をブロックできるか?試みる流れについて説明していきます。

1. AdGuard無料お試しスタート

AdGuard 「アクティビティ」は有料版の機能です。

以下、簡単にAdGuardお試しスタートする手順です。

AdGuard お試し4ステップ

1. AdGuardインストール

AdGuardをインストールして、アプリを起動します。

AdGuard(アドガード)

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2. 無料お試しスタート

ホーム画面、歯車アイコンの[設定]>[ライセンス]の順にタップし、[無料お試しスタート]します。

念のため「月額版100円」選択がおすすめ

iPhoneであれば、AdGuardのサブスクリプションをいつでも解除できます(後述参照)。

3.高度な保護機能]有効化

[設定]>[一般設定]>[高度な設定モード]有効化します。

[高度な設定モード]有効化する

4:[DNS通信を保護]有効化

AdGuardの画面下にある盾アイコンをタップして、[DNS通信を保護]有効化 してVPNを作成します。

[OK]のあと[許可]をタップ

iPhoneの電波アンテナ横に「VPN」が表示されたら完了!

2. 広告ブロックしたいアプリを起動する

広告をブロックしたいアプリを起動して、広告を表示させます。

AdGuardにおいては、「広告を表示する=アクティビティを発生させる」と表現しています。

3. AdGuard「アクティビティ」を確認する

AdGuardを起動して「アクティビティ」を表示します。

4. AdGuard「アクティビティ」の見方

広告ブロックしたい場合、主に以下の見方を覚えておけばOKでしょう。

アクティビティの状態

発生したアクティビティの種類

つまり、以下を目安にアクティビティを特定してブロックを試みることで、アプリ内の広告表示を防ぐことができるかもしれません。

  • アクティビティの状態:赤くない
  • アクティビティの種類:広告

5. AdGuard「アクティビティ」をブロックする

アクティビティ表示「HTTPS」や「AAAA」といったものがありますが、基本その次の表示名(ドメイン)どれか一つをブロックすればOKです。

例)「accounts.google.com」をブロックする

アクティビティをブラックリストに追加し、ブロックします。

ブラックリスト追加のポイントとなる「ドメインレベルをお選びください」ですが、まずは "表示名が長いもの" を[追加する]としてみましょう。

6. アプリ内広告ブロックを確認してみる

対象のアプリを "再起動" して、広告表示がブロックできているかを確認してみます。

7. AdGuardアクティビティのブロックを削除する

  • アプリ内の広告がブロックできなかった
  • 他の表示に影響が出てしまった

など、ブロックの設定をやり直す・削除したい場合は、ブロックしたアクティビティを開き[ブラックリストから削除する]実行すれば元通りです。

まとめ:AdGuardアプリ広告内は「アクティビティ」で検討づける

AdGuardでアプリ内広告が消えない理由から、ブロックを試みる7ステップの解説でした。

まずは、「AdGuardアプリでアクティビティの発生状況をチェックできるか?」お試しください。

YouTubeアプリのような "広告ありきでサービス展開している" 場合、AdGuardでもブロックできませんので諦めるしかないでしょう。

当サイトでは、AdGuardを使った「アクティビティから広告の検討づけ→繰り返しブロックの試み」による成功事例もご紹介しています。

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