本記事では、スマホのみでも家計管理できる「マネーフォワードME」アプリで、
もっとも負担なく、
PayPay払いを管理する方法
IT管理プロの実践知、マネーフォワードMEの運用管理ノウハウをご紹介します。
こんな方におすすめ
マネーフォワードMEで、、、
- PayPayで管理できることを知りたい
- PayPay管理のポイントを知りたい
- PayPay払いの明細も管理したい
- 支払いカテゴリを分類化するコツを知りたい
家計簿アプリ「マネーフォワードME」とは?
マネーフォワードMEは、スマホのみ無料でも使える「お金の流れを見える化」するアプリです。
”収支の可視化”は、家計改善の第一歩ですよね。
そんなマネーフォワードMEアプリですが、PayPay支払いの管理に課題があります。
マネーフォワードMEとPayPayは連携できない
マネーフォワードの公式情報です。
現在、下記の連携には対応しておりません。
引用元:マネーフォワードME
- PayPay
- 楽天ペイ
- メルペイ
ですが、まったくPayPay支払いを管理できないわけではありません。
マネーフォワードMEとPayPayカードは連携できる
「PayPayに非対応!」という中で、なぜがマネーフォワードMEと PayPayカード を連携させて、PayPayカードの入出金明細をマネーフォワードMEで管理することはできます。
ですが、ここでも1つ課題がありまして…
マネーフォワードMEに記録される「ペイペイチャージ」とは?
マネーフォワードMEでPayPayカードを連携しても、スマホの「PayPayアプリ」からの支払いは、 "毎回決まったカテゴリ(食費など)"に「ペイペイチャージ」の表記で記録されます。

これでは、「何に、どのくらいPayPayで支払いしたのか、わからなくなる」このような課題があります。
【ここまでのポイント】
- マネーフォワードはPayPay連携できない
- でもPayPayカードは連携できる
- ただ「ペイペイチャージ」の内訳が謎

マネーフォワードMEだと、
PayPayアプリの支払い分は、
きちんと管理できないのね…
いえ、大丈夫です!
きちんと管理する方法
2つほどありますよ

マネーフォワードMEでPayPay払い管理2つの方法

- PayPayアプリ「共有」を使う
- カテゴリを変更する
条件:マネーフォワードME「口座」連携先に PayPayカード を追加設定していることが前提です。
それでは、以下順に説明していきます。
1. PayPayアプリ「共有」を使う
PayPay払い「品目」までを、マネーフォワードMEでキッチり分類化、管理する方法を説明していきます。

下図、実際のスマホ(iPhone)画面です。

「左図:PayPayアプリ > 残高」から、「右図:マネーフォワードME > PayPay」へ家計簿をつけることができます。
この運用がおすすめな方
- タイムリーに家計簿をつけたい
- PayPay払い「明細」まで管理したい
- PayPayポイント付与も管理したい
※iOS、iPadOS用の手順です。その他のOSご利用の方は読み飛ばしてください。
ざっくり、次の流れを理解しておけば問題ないでしょう。
マネーフォワードMEに家計簿をつける手順としては、「③PayPay払い分の家計簿をつける」のみです。
それでは、事前準備から説明していきます。
準備①「PayPay」お財布をつくる
PayPayチャージをマネーフォワードMEでコントロールできるよう、マネーフォワードMEに「PayPay」お財布をつくります。
準備②「ペイペイチャージ」自動振替する
PayPayアプリでチャージしたら、マネーフォワードME「PayPay」財布へ自動入金するための設定です。
※大事なので繰り返しますが、マネーフォワードME「口座」連携先に PayPayカード を追加設定していることを前提としています。
上記手順の例だと、「PayPay」お財布に 3,000円入金されます。
※「振替」設定がうまくできない場合
ブラウザから、マネーフォワードMEの 家計 > 家計簿 にアクセスします。
画面下の内容「ペイペイチャージ」どれか一行の「振替 ⇄ 」をタップし、作成した「PayPay」財布を選べばOKです(下図参考)。

スマホだと、画面サイズ的に操作は厳しいのでご参考まで。
マネーフォワードMEアプリ側で、「ペイペイチャージ」振替するようにしましょう。
運用:PayPayアプリ「共有」から連携する
実際にPayPay支払いしたあと、マネーフォワードMEの「家計簿」へ連携する手順です。
PayPayアプリ「共有」連携のデメリット
メリットは上述していますので、割愛します。
総評:PayPayアプリ「共有」細かく管理したい方向け
PayPayアプリで支払った「店舗名、購入した商品名」また、PayPayボーナス付与まで、細かく家計簿をつけられるのは魅力ですね。
一方、PayPayアプリ「残高」からの共有し忘れ、また "二重で家計簿つけてしまった" などの操作ミスをすると、後始末が大変です。
そして、PayPayアプリ「残高」を気にするあまり、「何のために家計簿をつけているのか?」本質を見失いがちになる点も注意が必要でしょう。
また、PayPayにチャージしても、マネーフォワードMEに「ペイペイチャージ」が記録されるまで、多少の日数を要します。
そのため、実際のお金の流れとはやや(かなり?)ズレが生じる点は否めないこと、覚えておきましょう。
以上踏まえ、PayPayアプリ「共有」連携は、忙しいご家庭には不向きな管理方法です。

PayPayアプリ支払い、
もっと楽に管理できない?
"カテゴリを変更するだけ"
という管理方法もありますよ

わが家が実践している、「ズボら夫婦のマネーフォワードME運用術」ご紹介します。
2. 「ペイペイチャージ」カテゴリを変更する
マネーフォワードMEに「ペイペイチャージ」が記録されたら、「食費」「日用品」など "カテゴリを手動で変更するだけ" な管理方法です。

この運用がおすすめな方
- マネーフォワードME使いはじめたばかりの方
- 毎日、家計簿のチェックができない方
- PayPay払い「食費」「日用品」がわかればOK!
- 家計簿つけ忘れが発生しなければOK!
※大事なので繰り返しますが、マネーフォワードME「口座」連携先で PayPayカード を追加設定していることを前提としています。
カテゴリを変えるだけ、超シンプル&負荷が少ない方法ですね。
カテゴリ変更のデメリット
カテゴリ変更のポイント「余分にPayPayチャージしない」
普段、余分にPayPayチャージしないことです。
なぜかというと、「ペイペイチャージ」分割が手間になるからです。
例えば1万円「ペイペイチャージ」したとします。
PayPayチャージから「食費:5,000円」「日用品:5,000円」PayPay支払いした場合、マネーフォワードMEでは5,000円ずつ「ペイペイチャージ」分けて家計簿をつけることはできません。
よって上記例の場合であれば、
- スーパーのレジ前でPayPayに5,000円チャージして「食費」分PayPay払いする
- ドラッグストアのレジ前でPayPayに5,000円チャージして「日用品」分PayPay払いする
⇒マネーフォワードMEに「ペイペイチャージ」記録されたら、それぞれのカテゴリへ変更すればOK!
このように使い分けます。
また「食費、日用品」ミックスなお買い物の際は、「今回は "食費" でマネーフォワードMEに記録」、「何れかのタイミングで "日用品" につけて "帳尻を合わせる"」といった、柔軟な家計管理をするようにしましょう。
総評:カテゴリ変更は忙しいご家庭におすすめ
とにかく手間なく、家計簿をつけたい方にはピッタリな管理方法です。
実際にPayPay支払いの明細また、PayPayポイント付与をチェックしたいときは、PayPayアプリの「残高」を見ればOKですね。
ただPayPay「共有」連携術と同じで、マネーフォワードMEに「ペイペイチャージ」が記録されるまで、2~3日要します。
そのため、「食費」「日用品」どの費目で使ったのか?忘れがちになります。
ですが、仮に忘れてもPayPayアプリの履歴をチェックすればいいだけなので、さほど負担はないでしょう。
まとめ
家計簿アプリ「マネーフォワードME」でPayPayを管理する2つの方法でした。
- PayPayアプリ「共有」から家計簿をつける
- カテゴリを変更する
「何に?どのくらい使っているのか?」
マネーフォワードMEは、家計の振り返りができるよう「お金の流れを見える可し、改善に役立てるための家計簿ツール」です。
あまり細かいカテゴリの分類化にこだわらず、シンプル&負担が少ない形での家計管理をおすすめします。
\よく読まれています/
-
家計簿アプリ5社【安全性ランキング】情報セキュリティ観点で評価
続きを見る
--PR--