家計簿アプリ「マネーフォワードME」で、連携できない楽天ペイの支出を管理する方法、IT管理プロの運用ノウハウをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 楽天ペイ払い「食費」「日用品」など分類して管理したい
- 家計簿アプリでQRコード決済の支出管理するポイントを知りたい
前回、家計簿アプリ「マネーフォワードME」で、連携対応していないPayPay「食費」「日用品」カテゴリへ分類化・支出管理する方法について解説しました。
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マネーフォワードMEでPayPayを負担なく管理する2つの方法
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「楽天ペイはどうなの?」
「マネーフォワードMEで楽天ペイの支出をどう管理しているのか知りたい!」
今回、このご質問にお答えしていきます。
マネーフォワードMEと楽天ペイは連携できない
マネーフォワードMEは、楽天ペイを連携する設定が備わっていません。
現在、下記の連携には対応しておりません。
- PayPay
- 楽天ペイ
- メルペイ
多数のご要望を受けているなか、ご不便をおかけしておりまして、大変申し訳ございません。
引用:マネーフォワードME
マネーフォワードMEは楽天カードとなら連携できる
楽天カードであれば、マネーフォワードMEと連携させることはできます。
「楽天ペイ→楽天カード」を連携すれば、マネーフォワードMEの入出金履歴に表示させることはできます。
ですが、ここでも一つ課題があります。
楽天ペイチャージは「電子マネー」に分類される
楽天ペイと楽天カードを連携している場合、マネーフォワードME入出金履歴には「楽天キャッシュ・チャージ」と表示され、カテゴリは「電子マネー」に分類されてしまいます。

これでは、楽天ペイ「何に使ったのか?」わかりません。
せめて内訳とする「食費」「日用品」くらい分類できないと、何のための家計簿なのか?わかりませんよね。
そこで、「電子マネー」➡「食費」このような支出を一発でチェンジする【楽天ペイ仕訳管理術】ご紹介していきます。
マネーフォワードME|楽天ペイ仕訳管理4ステップ
手順は超シンプルです。
簡単な手順
- 「楽天キャッシュ・チャージ」を選択
- カテゴリ「電子マネー」をタップ
- 変更するカテゴリ(例「食費」)を選択
- [保存]をタップ

このような超かんたんステップであれば、
はじめて家計簿をつける方
共働きで忙しいご家庭
楽して家計管理したい方
無理なく家計簿を続けることができますね。
楽天ペイを効率的に管理する2つのポイント
当サイトおすすめ「より効率的・シンプルに楽天ペイを支出管理する」方法です。
- 支出の自動振替先「分類ルール」設定
- 楽天ペイ「余計にチャージしない」
以下順に説明していきます。
楽天ペイの支出「分類ルール」で自動振替を設定
上述の分類を行うと、以降の楽天ペイ支払いは「変更したカテゴリ」へ自動的に振替えてくれます。

この特性を活かし、例えば楽天ペイの支払い「ドラッグストア」が多いのであれば、「日用品>ドラッグストア」へ変更することで、手で変更する処理が激減できるんですね。
なお現在、どのような振替設定になっているか?マネーフォワードME「分類ルール」にアクセスし、ページ下段の「振替ルール」一覧から振替先が一覧でチェックできます。
もっと詳しく知りたい方は、下記をご参照ください。
楽天ペイ「余計にチャージしない」
マネーフォワードMEの振替が圧倒的に楽だからです。
マネーフォワードMEの入出金明細に「楽天キャッシュ・チャージ」が記録されたら、そっくりそのままカテゴリ変更すればいいだけ。
手で処理する管理も「シンプルにする」、これが家計簿を続けられる秘訣ですね。
楽天ペイのデメリット|楽天カード連携は「遅い」
マネーフォワードMEとは無関係に、楽天ペイ→楽天カードの更新からして遅いです。
だいたい1~2週間で更新されたら良い方でしょう。
つまり、どう頑張ってもリアルタイムな支出管理ができず、実態と乖離が生じます。
まとめ
マネーフォワードMEで楽天ペイの支出を、「食費、日用品」といったカテゴリへ分類管理する方法でした。
- 入出金履歴に記録されたカテゴリを変更するだけ
- 楽天ペイの振替先を「よく使うカテゴリ」へ変更しておく
- 楽天ペイのチャージ「使うタイミングで、余計なチャージはしない」
家計簿は、「管理はシンプルに、ただ振り返りできるよう利用実態が把握できるようにする」ことが大事です。
まずは無理なく、できるところから家計簿を運用してみてはいかがでしょうか。
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