デジタル詐欺

詐欺確定「お客様のお取引を規制。三井住友信托銀行」SMSを開いてしまったら?対処法3ステップ

2023年7月21日

SMSで届く「お客様のお取引を規制。三井住友信托銀行。」は【詐欺確定】です。即削除するようにしましょう。

三井住友信託銀行の公式サイトでも、次のように注意を促しています。

当社はSMSを通じて、ログイン情報やパスワード、暗証番号などをお伺いすることはありません。

「三井住友信託銀行」公式サイトより引用

もし、うっかり「SMSを開いてしまった」または「SMSメッセージ内のリンク先にアクセスしてしまったら?」iPhoneを例に、わかりやすく対処法を説明していきます。

三井住友信託銀行を装うSMSを開いてしまったら?

現時点では対処できることはありません。

後述「SMSリンクを押してしまったら」確認のち、詐欺SMSを削除してください。

なお今後、頻繁に詐欺SMSが届くかもしれないということだけは知っておいた方がよいでしょう。

なぜなら詐欺師は、うっかりSMSを開く人をターゲットにしたいため、「SMSの到達」および「開封チェック」を分析している可能性がありますので。

明らかに詐欺SMSと判断できる場合は、「開かずにSMSを削除する」ようにしましょう。

三井住友信託銀行を装うSMSのリンク先にアクセスしてしまったら?

詐欺サイトに何も入力しなければ、個人情報を盗み取られることはありません。

リンク先にアクセスすると、非常にアドレスの偽装がうまい詐欺サイトが表示されます。

うっかり詐欺サイトにアクセスしてしまった方は、以下ご参考に対処することをおすすめします。

  • 詐欺サイトを閉じる
  • アクセス履歴を消す
  • 詐欺メッセージを消す

iPhone対処手順

はじめに

詐欺サイトのアドレスの一部を控えておきます。

例)https://詐欺サイト.com → 「詐欺サイト.com」を控える

※後述「2. Safariのアクセス履歴を消す」ときに用います。

詐欺メッセージ本文のアドレスと、アクセスしてしまった詐欺サイトのアドレスが異なるケースもありますので、両方控えておきましょう。

1. 詐欺サイトを閉じる

詐欺サイトを閉じます(下図①→②の流れ)。

例)Appleを騙る詐欺サイト

2. Safariのアクセス履歴を消す

履歴から意図せず再訪問してしまうケースがあるため、対象期間のアクセス履歴を削除しておきましょう(下図①→②→③の流れ)。

次に、iPhone[設定]>[Safari]>[詳細]>[Webサイトデータ]の順にタップして、詐欺サイトのデータをが存在する場合は[削除]します(下図①→②→③参考)。

Webサイトデータを削除、または検索してWebデータが見つからなければ、次の手順へ進みます。

3. 詐欺メッセージを削除する

届いた詐欺メッセージを削除すれば、対処完了です。

三井住友信託銀行を装う詐欺サイトに個人情報を入力してしまったら?

三井住友信託銀行インフォメーションデスクへ相談しましょう。

万が一、不審なサイトに個人情報を入力してしまった場合は、至急末尾のお問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

【お問い合わせ先】

三井住友信託銀行インフォメーションデスク 0120-977-641

(受付時間)平日・土・日・祝 9 時~17 時

引用元:三井住友信託銀行

受付時間外の場合は、下記参考に利用停止を行うようにしましょう。

※上記受付時間外でインターネットバンキングの停止が必要な場合

(偽サイトにてログイン ID やパスワード等を入力された、不正送金の被害を受けた場合など)

三井住友信託銀行紛失受付ダイヤル 0120-318-321

(受付時間)24 時間 365 日

引用元:三井住友信託銀行

詐欺サイトに取得される情報

詐欺サイトにアクセスしたくらいでは「個人情報は取られません」が、次のことには注意が必要です。

  • 位置情報の利用は「許可しない」
  • プロファイリングされているかも

繰り返しますが、詐欺行為であることが判明しているなら、リンク先にアクセスしないようにしましょう。

SMSからのフィッシング詐欺に有効な対策とは?

  • コンテンツブロッカー
  • パスワード管理アプリ

Webサイト閲覧するときに生じる、"迷惑な広告表示などの行為をブロック" してくれるコンテンツブロッカーですが、不審なサイトへのアクセスを防いでくれる機能も備わっています。

詐欺サイトをブロック!

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また仮に、コンテンツブロッカーをすり抜け詐欺サイトにアクセスしてしまっても、パスワード管理アプリにチェックさせれば個人情報の入力を防ぐことができます。

1Password|フィッシング対策例

①「ログインは見つかりませんでした」
②無理やりパスワード入力試行
③「アドレス違うけど本当にいいの?」警告表示

詐欺サイトに対策に有効なアプリが、どのポイントで何を防いでいるのか?知ることで、詐欺を回避するスキルが身につきますよ。

今回の詐欺SMSは巧妙なので要注意!

詐欺サイトのアドレスからもお分かり頂けますが、フィッシングの手口が非常に巧妙です。

そのため、2023/7/21時点ではAdGuardのブロックをすり抜けてしまいます。報告はしましたので、じきに対処されるでしょう。

AdGuardにはフィッシングサイトとして報告済み

AdGuardのフィルタリングが強化されるまでは、「よらず・さわらず」に限ります。

くれぐれも興味本位で、「詐欺SMSを開く」「詐欺サイトにアクセスしてみる」といったことはしないようにしましょう。

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