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ThinkPadキーボード爪折れ【自分で交換修理】3ステップ完全図解

2020年12月5日

ThinkPad Bluetoothキーボードの爪が折れてしまい、自分でキーボードを分解して修理した実録です。

同じように爪が折れてしまい、自分で修理を試みるかお考えの方は、ぜひ本記事の自作修理の流れをご参考ください。

ThinkPadキーボード爪折れのメーカー修理費「約1万円」

今回、爪が折れてしまったThinkpad Bluetoothキーボードはこちら。

メーカー修理だと、ざっくり "1万円" の見積でした。

新品を買うのと、ほぼ変わりません。

ThinkPadキーボード爪折れ修理|交換したキーボード

たまたま手元にあり、使ってない有線のThinkPadキーボード「型番:KU-1255」がありました。

見た目・外見は同じだったため、「キーボード交換できるんじゃね?」ということで、分解して内部構造を見てみることにしました。

因みに、Amazonや楽天などのECサイトでもThinkPad交換用キーボードが山ほど販売しています。

新品を購入、またメーカー修理よりも安く調達できますので、ご参考まで。

ThinkPadキーボード爪折れ交換修理の流れ

キーボード交換した流れです。

  • 交換用のキーボードを分解
  • 爪が折れたキーボードを分解
  • キーボード交換して組み立て

1. 交換用ThinkPadキーボードを分解する

キーボードを裏がえしてみましたが、ネジ止めの後はありません。

ネットで調べたところ、下図の赤枠箇所を「素手でこじ開けていく」のが正解なようです。

ThinkPadキーボードのカバーを素手であける

それほど苦労もなく、カバーのスキマを空けることができました。

手でスキマをゆっくりと広げていきます。

キーボードと台座となる基盤は、粘着テープでくっつけられていました。

ThinkPadキーボードのカバーのスキマをあけていく

キーボードが折れ曲がらないように、また内部の配線が切れないよう気をつけながらはがしていきます。

ThinkPad Bluetoothキーボード基盤ご開帳

上図の赤枠2か所のストッパーを上に持ち上げると基盤と配線が外れ、キーボード部分を分離できました。

2. 爪が折れたThinkPadキーボードを分解する

KU-1255と同じ要領で解体していきます。

Bluetoothキーボードの注意点です。粘着テープで配線がキーボードに貼りついてました。

ThinkPad Bluetoothキーボードの配線外す

粘着テープをはがすタイミングで、配線が切れないように注意します。

3. ThinkPadキーボードを組み立てる

それぞれ外したキーボードの基盤を交換します。

手順は、これまでの図を参考に基盤とキーボードを結線すれば完了です。

問題なくキーボードが操作ができる状態になり、本記事の執筆に至ります。 ^ ^

ThinkPadキーボード爪折れ修理まとめ

修理作業のポイントです。

  • ねじ止めがないので基本工具は不要
  • 配線に気をつけながら慎重に粘着テープをはがす

分解作業のポイントですが、要所ごとに写真をとっておくと元に戻しやすいのでおすすめです。

分解してみてわかりましたが、ThinkPadキーボードの内部構造は一緒のようですね。

ただ、分解作業は「完全に自己責任」で行う必要がありますので、ご注意ください。

  • この記事を書いた人

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