パスワード管理

1Passwordブラウザで生産性アップな使い方【デモ公開中】

2022年4月6日

パスワード管理アプリ 1Password(ワンパスワード)iOSバージョン7には、1Passwordアプリ内で安全にブラウジングできる「1Passwordブラウザ」機能が備わっています。

この「1Passwordブラウザ」がとても便利なので、iPhoneなどiOSデバイスをお使いの方にぜひ知っていただきたく、IT管理プロがわかりやすく解説していきます。

1Passwordブラウザが便利!デモ動画で解説

1Passwordアプリを起動し、登録したパスワードから「1Passwordブラウザ」を開く動画をご覧ください。

1Passwordブラウザで楽天ログインする例

このように、「パスワード管理アプリ」と「パスワード入力するブラウザやアプリ画面」を往来する手間が激減します。

なお、鍵アイコンをタップし、表示されたパスワード横の「!」アイコンをタップすれば、登録しているパスワード以外の情報を使うこともできますよ。

1Passwordブラウザが便利な3つの理由

  • 1Passwordアプリのみで完結する
  • パスワード以外の情報入力も簡単
  • Webの履歴をクリアできる安心設計

以下順に説明します。

1Passswordアプリのみで完結する

類似する機能では、Safari「機能拡張」に1Passwordを設定する方法もあります。

機能として対照的ですが、どちらも共通して「単一アプリで ”ブラウジング+パスワード入力” まで完結できる」メリットは同じですね。

パスワード以外の情報入力も簡単

1Passwordでのブラウジング中に、1Passwordの情報を使いたくなっても大丈夫です。

画面下の鍵(カギ)アイコンから、パスワードなどの情報を即座に表示することができます。

1Passwordが表示するパスワード情報も、ウェブサイトのアドレスをチェックし「登録済みの正しいサイトである」1Passowrdが判断してくれるので、フィッシング対策としてより安全ですね。

Webの履歴をクリアできる安心設計

1Password「設定 > 1Passwordブラウザ > Webデータのクリア」から、CookieやWeb閲覧履歴などのWebデータをいつでも削除することができます。

Webアクセス、パスワード入力の痕跡を残さない、安心・安全設計ですね。

1Passwordブラウザは「iOS版バージョン7」のみの機能

2022年7月現在、1PasswordブラウザはiPhoneのiOS版バージョン7でのみ確認している機能です。

Android版の1Passwordアプリには備わっていません。

そのため、楽天e-NAVIのような「第2のパスワード」入力が必要な場合、Android版では「ブラウザーから一旦離れて、1Passwordに第2パスワードをとりに行かなくてはいけない」かなり非効率ですね。

1Passwordブラウザ内「認証エラー」発生時の対処法

1Passwordブラウザ内「例)Googleアカウントでログイン」すると、認証エラーが発生する場合がありますが、1Passwordの「ユーザーエージェント」設定で解決します。

まとめ

「1Passwordブラウザ」の使い方から、メリットのご紹介でした。

1Passwordアプリから離れることなくAmazonや楽天サイトなどにログインできるため、生産性を損ねない優れた機能ですね。

ただでさえ煩わしいパスワード運用、手順が複雑になると覚えられませんので。

「iPhone × 1Password」かけ算な使い方は、デジタル苦手な方でも安全にパスワードを管理・運用しながら、ITリテラシーもアップできる、まさに一石二鳥な方法でしょう。

IT管理プロが実践する「安心・安全なパスワード管理アプリの使い方」、ぜひ参考にしてみてください。

  • この記事を書いた人

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