1Passwordブラウザ「Googleでログイン」できない!承認エラー解決方法

2021年9月10日

「1Passwordブラウザ」から、Googleアカウントでログインを試みた際に、承認エラー「403: disallowed_useragent 」でログインできない場合の解決方法です。

承認エラー「エラー403: disallowed_useragent」

この事象は、iOS版の1Passwordアプリを使っていると遭遇する問題ですが、エラーメッセージは英語なのでよくわかりません。

でも大丈夫です、「1Password ブラウザ」の設定変更ですぐにエラーは解消できますよ。

1Password「Googleアカウントでログイン」できない解決方法

1Password ブラウザの設定を変更します。

  • 1Passwordアプリ画面右下[設定]タップ
  • 次画面[1Password ブラウザ]タップ
  • 「ユーザーエージェント:Safari(iPhone)」設定する

再度、「Googleアカウントでログイン」できることを確認してください。

ユーザーエージェントってなに?

Web ページにアクセスする際、自身のブラウザーやデバイス情報をアクセスするサイトへ伝えているのですが、この情報を「ユーザーエージェント(User Agent)」といいます。

ユーザーエージェント?もっとわかりやすく教えて

例えば、Yahoo!JAPAN サイトもそうですが、PCとスマホで画面の表示内容が異なります。

訪れたデバイスに合わせて、表示が変わるようウェブサイト側が工夫されているのですが、そこで問題が発生する場合があります。

それは、「iPhoneの画面では表示されず、PCブラウザーだと表示される」このようなことがあったりするんですね。

そこで、ブラウザー側の工夫として「ユーザーエージェント」という機能です。

ユーザーエージェントの機能を使うと、iPhoneであっても、異なるOSやブラウザーの画面表示させることができるんですね。

なぜ1Passwordはユーザーエージェントが必要なの?

1Password 独自のセキュリティ対策が、1Password内部に「ブラウザ」という形で組み込まれているからです。

ざっくり次のようなハッキング技術から、パスワード情報を守ってくれています。

  • キーロガーという「入力した情報を盗む技術」からのガード
  • ログイン情報をキープするCookie情報を盗まれないようにガード

ただ、セキュリティ強化と利便性はトレードオフ的なものであり、普段の使い方で支障が出てしまうケースもあります。

そのため 1Password は「ユーザーエージェント」といった「別のOS、ブラウザに”なりすます”」仕組みを用い、今回のような「Googleでログインできない!」問題を回避できるわけですね。

まとめ

1Passoword で「Googleアカウントでログインできない」対処法、その理由である「ユーザーエージェント」の説明でした。

今回ご紹介の範囲外でも、1Passwordブラウザ で表示がおかしい、またはエラーページが表示されログインできないような場合、ユーザーエージェント設定を変えてみてください。

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