Apple社が「iPhone14」シリーズを発表しました。
iPhone 14 で追加された、主な3つの機能です。
- 衝突事故の検出
- 衛星通信でSOS発信
- Bluetooth 5.3
デジタル苦手な方向けにわかりやすく解説します。
1. 衝突事故の検出
衝突事故を検知して、あらかじめ設定した緊急連絡先へ通知する機能です。
Apple Watchに搭載されている「転倒検出」のiPhone版ですね。
iPhone 14が「転倒した!」と判断したら、まず持ち主に「大丈夫ですか?」問いかけます。
そして、iPhone操作がない場合に限り、自動でSOS発信してくれるようになりました。
2. 衛星通信でSOS発信
電波が届かない場所でも、上述したSOS発信できる機能です。
「緊急SOS」電話をするための機能です。
ガチの事故例がCMで流されていて、話題です。
参考
- 事故で自動車内に閉じ込められ、浸水している
- 海で沖合に流されてしまい、戻れない
- 農場で高所作業中に落下、骨折して動けない
ただし!衛星通信が利用できるのは、販売日基準で「米国とカナダのみ」です。
日本でも早く使えるようになることに、期待したいですね。
3. Bluetooth 5.3
Bluetoothとは?
近い距離で無線通信すること。
iPhoneであれば、およそ10mくらいの距離。
iPhone 13 の「Bluetooth 5.0」から、主に次の性能面がアップしています。
- 通信距離
- 省エネ
- LE Audio
補聴器にも起用されている「LE Audio」機能について、注目してみます。
当サイトでも「メッシュWi-Fi」ご紹介していますが、そのBluetooth版ということですね。
「駅、または公衆の場でワイヤレスイヤホンがブツブツ切れる」
このような問題で、お困りではないですか?
iPhone 14と「Bluetooth 5.3に対応したワイヤレスイヤホン」であれば、Bluetoothの通信品質は改善されることでしょう。
その他、iPhone 14で追加された機能
- Dynamic Island※プロのみの機能
iPhone操作の視認性、つまり直感的に使いやすくした機能です。
ただし、"iPhone画面がアニメーションのように動く" ことに対しては、人それぞれの好みがありそうですね。
iPhone 14 おすすめな方
ここまでの説明踏まえ、iPhone 14 がおすすめな方です。
- とにかく新しいiPhoneを使いたい
- 安否の重視(将来的な技術含む)
- Bluetooth通信品質アップしたい!
日本において、現状では「嗜好品」という位置づけになるのではないでしょうか。
まとめ
iPhone 14に追加された、主な3つの機能です。
- 衝突事故の検出
- 衛星通信でSOS発信
- Bluetooth 5.3
上記1、2は「 Apple Watch SE」また「Apple Watch Series 5 以降」の "GPS + Cellularモデル" に搭載されている「安全性の機能と同じ」という理解でOKでしょう。
ただし!日本では、また衛星通信は使えません。よって、iPhoneが "電波の届く範囲" 限定であることをお忘れなく。