Microsoftが提供するビジネス向けオンラインストレージ OneDrive for Business(以下「OneDrive」)を、容量無制限で使うための条件、注意することは?社内システム管理者を担うこと20年以上のITプロがわかりやすく解説します。
- システム開発会社による当ブログ記事のコピー、転載、商材化が確認されています。発覚次第、しかるべき措置を講じますのでご注意ください。
なお、この記事は次の情報を根拠としています。
- Microsoft公開情報ベース(2025年2月時点)
- Microsoftサポート問い合わせベース(核心)
この記事は、社内システム管理者がいない企業担当の方向けにご一読いただきたく、できるだけ専門用語を使わずわかりやすい表現を心がけています。そのため、文章が拙い・読みにくいと感じる点が多々あります旨、あらかじめご了承ください。
ではいってみましょう。
Onedrive「容量無制限」とは?
Microsoftの公開情報を2つほど引用します。
OneDrive for Business (プラン 2) 無制限
OneDrive for Business プラン 2 を使用して単一の Education ユーザーに提供される OneDrive ストレージの最大量は 25 TB です。 プールされたストレージ制限は、引き続きテナント レベルで適用されます。
「OneDrive サービスの説明」より引用
無制限の OneDrive ストレージを利用できるのは E3 または E5 サブスクリプションのユーザー数が 5 人以上の場合です。最初にユーザー 1 人あたり 5 TB の OneDrive ストレージが Microsoft から提供されます。追加の OneDrive ストレージが必要になった場合は、そのつど Microsoft サポートにリクエストできます。
「大企業向け Microsoft 365 E3 と Office 365 E3 の比較」の注記より引用
「Microsoftサポートにリクエスト」とは?参考になる公開情報はこちら。
既定の 5 TB より多くの Microsoft OneDrive ストレージが必要な場合は、組織内の Microsoft 365 管理者に問い合わせて、ストレージ制限の引き上げの対象であるかどうかを確認してください。 管理者が制限の引き上げを要求するには、5 TB のストレージの 90% を既に満たしておく必要があります。
「OneDrive サイトのストレージの増加の適格性を確認する」より引用
ちょっと要点を掴みづらい、わかりにくい説明ですね。これを要約&箇所書きすると、このような感じです。
- Microsoft365(旧Office365含む)E3 または E5プラン
- 上記の契約が 5 ユーザー以上あること
- 最初は5TB(5,000GB)からスタート
- 5TBの使用量が「90%以上」になったらMicrosoftサポートへ問い合わせる
- OneDriveの容量を「25TB(25,000GB)」へ増設してくれる!
OneDriveは無制限?25TB?
無制限って書いてあるけど、最大量は25TB?どういうことなの?
Microsoftが「OneDriveの容量を増やして!」に応じるのが”無制限”という意味です。
OneDriveはひとつあたりの最大容量は「25TB」と決まっています。そのため、"25TBを超える場合は、別領域に容量を増設する"と定めています。
OneDrive ストレージの 25 TB 容量の 90% 以上に達したユーザーには、25 TB の SharePoint チーム サイトの形式で追加のクラウド ストレージが提供されます。
「OneDrive サイトのストレージの増加の適格性を確認する」より引用
例えば、いま現在「OneDrive①を25TBで使っている」場合であれば、
- OneDrive①の使用量が90%を超える
- Microsoftサポートへ問い合わせる
- 増設受け入れ用のSharePointサイトをひとつ作る
- 受け入れ用のSharePointサイトのストレージを増やす!
といった流れになります。
このような「OneDriveとして使う容量を"追加料金なし"で応じる」ことを、Microsoftは "容量無制限" としています。
OneDrive容量無制限の条件
さて、ここまでお読みいただいた方の中には、
- 社内共有のクラウドストレージ、ファイルサーバーとして活用できるんじゃね?
- 25TBを超えたら、データ保管場所を変える周知をすればいいだけでしょ?
- ウチの社内であれば容量25TBも使わないし、Microsoftって太っ腹!
このように考える方も多いのではないでしょうか。
ですがMicrosoftは、OneDriveを正しく使うために「OneDrive拡張に応じるための条件」に該当するをきちんと定めています。
システム バックアップや部門および組織レベルのデータを含む個人の個人作業ファイル以外のデータの保存はサポートされていません。また、ボット、部署、またはその他の非人間エンティティへのユーザーごとのライセンスの割り当てもサポートされていません。
「OneDrive サービスの説明」より引用
上記Microsoftが「サポートしない範囲」をわかりやすく要約&箇所書きしてみると、、
- 個人の作業ファイル以外のデータを保存すること
- 人として存在しないユーザーにOneDriveライセンスを割り当てること
このような使い方をすることで発生するトラブルに対して、Microsoftは「如何なるサポートもしませんから!」と明示しています。
OneDriveを容量無制限で使う「核心」Microsoft問い合わせベース
ここまでお読みいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、記事が無断転載され、商材化されていることが確認されましたので、一時的に非公開としています。
■ここでは次のようなことを記載していました。
- 利用規約およびライセンス違反の範囲を知る
- 上記を踏まえたうえで、OneDriveを社内で活用するノウハウ
※現在は問い合わせフォームからお問い合わせいただき、システム開発会社以外であることを確認したのちご回答しています。
まとめ
Microsoftのビジネス向けオンラインストレージサービス「OneDrive」を容量無制限で使う条件、注意点のまとめです。
■条件
- Microsoft365/Office365の E3 または E5 契約
- サブスクリプションのユーザー数 5 人以上
- まずは容量 5TB からスタート
- 5TB を 90% 超過したらMicrosoftへ問い合わせて 25TB へ拡張できる
- 25TB を 90% 超過したら 単一の SharePoint サイトに25TBを追加する
■注意点
- 個人の作業ファイル以外のデータを保存すること
- 人として存在しないユーザーにOneDriveライセンスを割り当てるのはNG
実際には、Microsoft非サポートよりも、「利用規約またはライセンス違反となる範囲」を知り、理解したうえで社内での運用を検討した方がよいでしょう。