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OneNote同期できない!スピード解決する2つの方法

2020年11月20日

OneNoteをPC、スマホ同期な共有ノートとした使い方をしている場合、よく「同期エラー」に遭遇します。

通信も良好、アプリを再インストールしてもOneNote同期エラーが解消せず、お困りではないですか?

そこで今回、「OneNoteの同期エラーを即解決する2つの方法」について、IT管理プロが解説していきます。

OneNote同期エラー「コピー」でスピード解決!

OneNoteの同期エラーを超スピード解決したい場合、次の2点が効果的です。

  1. 同期エラーページが特定できている「ページをコピーする」
  2. 同期エラー元が不明「セクションごとコピーする」

以下順に解説していきます。

1. OneNote同期エラー発生ページを特定できている場合

同期エラーページが特定できる場合、OneNoteページを「共有している・していない」で手順が異なります。

OneNoteページを「共有していない」場合の対処法

同期エラー発生中のページを ”右クリック” して、[コピー]→[貼り付け]をします。

同期エラーは主にページ単位で発生します。

新しいページで正常に同期ができる状態を確認できたら、古いページを削除すればOKです。

OneNoteページ「共有している」場合の対処法

OneNoteページリンクが変わると、ちょっと困るという方向けです。

OneNote同期エラー発生ページを削除し、復元します。

下記は、「OneNote for Windows 10」の手順です。

PCでの手順

  • 同期エラー対象ページの削除
  • メニュー[表示] から[削除済みノート]を選択
  • 削除ページを選択し[復元先]を選び復元

OneNoteの同期が正常に行われることが確認できれば、完了です。

2. OneNote同期エラー元が特定できない場合

同期エラーページがわからない場合、対象「セクション」を右クリックし、[移動/コピー]を選択してコピーを作成してみましょう。

セクションを"右クリック"し、[移動/コピー]する手順

複製したセクションの同期を確認できたら、同期エラーが発生している古いセクションは削除してもOKです。

前述しているページの複製と同じ手順ですが、下記の違いがあります。

  • バージョン情報まではコピーできない
  • セクション、ページのリンクが変わってしまう

共同編集で使っている方は、「共有の再設定」になるので、ちょっと影響が大きく手間が多いですね。

OneNote同期エラー対処方はスマホでも可能

上述のOneNoteセクション、ページを複製する手順ですが、スマホのOneNoteアプリでも可能です。

iPhoneのOneNoteアプリを例に「セクションの複製」図解しますので、ご参考まで。

例)セクション名「blog」で同期エラー発生

OneNote同期エラー_iPhone画面

①セクションを「長押し」で選択し、

②[コピー]する

OneNoteセクションのコピー_iPhone画面

コピーにより同期エラーが解消すると、アプリ画面上「同期できませんでした」メッセージが消えます。

OneNote同期エラー発生要因3つ

同期エラーが発生する、主な要因です。

  1. 共同編集による同期データの衝突によるページ破損
  2. 更新ページのオフラインキャッシュ(同期のための一時データ)破損
  3. OneNoteファイルサイズが2GBを超えている

上記で未然に防げるとしたら、3番ですね。保存先はOneDriveです。

画像添付が多いといった、OneNote肥大化に心当たりがある場合、まずはファイルサイズをチェックしてみてください。

OneNote同期エラーを未然に防ぐ対策2つ

要因を防ぐための対策2点です。

対策1:同期エラーが頻発するページをバックアックしておく

同期が頻発するページ内部に、エラーが発生しやすいコンテンツが含まれているからです。

共同編集し、コンテンツ量が多くなってくるとわりと発生する問題ですね。

対策2:通信がよい環境でOneNoteを使用する

OneNoteのコンテンツ容量が増えると、比例して通信量も増えます。

共同編集している場合、OneNoteは先に更新した順で処理します。

つまり、通信が遅く更新が終わらない場合、後に控えている処理はどんどん積み重なっていきます。

このような状態が続くことで、同期エラーが発生してしまうわけですね。

気をつけようがない点も否めませんが、ネットワーク通信品質がよければ、同期も高速化されエラーを回避できる部分もあります。

そのため、出先の通信環境よくわからない場所でもOneNoteを使う場合は、あえて同期を停止し、オフラインで使用するこのような使い方も検討してみてください。

まとめ

OneNote同期エラー、即解消する方法です。

  • 同期エラーページが特定できている「ページを複製する」
  • 同期エラーページが特定できない「セクションごと複製する」

エラーはサクッと解決するに限ります。

本記事が、OneNote同期エラーが解消できず、お困りの方の一助になれば幸いです m(_ _)m

著:株式会社インサイトイメージ, 著:できるシリーズ編集部
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