「夫婦でクレジットカードを共有できたら…」
便利ですよね。ご家庭内であれば、次のようなメリットがあります。
- 固定費やネットショップでの「食料品、日用品」など支払いから、ポイントも含めて一枚のカードにまとめることができる
- デジタル上でクレジットカードを使うときに必要な「ログインID、本人認証パスワード、セキュリティコード」などの管理もひとつで済む
ですが、どのクレジットカード会社も「夫婦や家族でも共有したらダメ!」と利用規約で定めています。
「なぜ?赤の他人でもないのに…納得できない!」という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回、夫婦でもクレジットカードの共有がダメな納得の理由から、IT管理プロはどのように管理しているのか?デジタル活用技をご紹介します。
できるだけ手間なく、夫婦でクレジットカード情報の共有管理を実現したい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
夫婦でクレジットカードを共有してはいけない理由ズバり!
※以降、クレジットカードを「カード」と略記します。
カードは、国が指定した個人信用情報による与信判断を行うことが義務付けられているから、です。
![](https://lifehacktivist.com/wp-content/uploads/2024/03/fuuhu-komaru.png)
???もっとわかりやすく説明してほしい…
OKです!では順番に説明していきますね
![どうなの](https://lifehacktivist.com/wp-content/uploads/2020/12/dounano.jpg)
カード会社が利用規約で「共有したらダメ!」と定めている理由
まず前提として、カード払いとは「カード会社があなたに代わって支払いを行う仕組み」つまり、”お金を借りている状態" ということです。
そしてカード会社が「お金を貸す・貸さない」の判断は、カードの契約者が「返済できる能力をもつ、信用できる個人なのか?」カードを発行するときにチェックして決めています。
これが「個人信用情報」と「与信判断」の立て付けです。
つまり、「あなたの相方、家族が信用できる人なのか判断できないので、お金は貸せません!」これがカード会社の言い分です。
というよりも、余計な金銭トラブルにならないよう法律で定められている、という理解でもよいでしょう。
夫婦でカードを共有したことによるトラブルの事例
家族の信用問題とは?現在進行形で、次のようなトラブルが発生しているからです。
- 夫が妻名義のカードで、妻の同意なく高額なゲームの課金をしていた!
- 妻が夫名義のカードで、ブランド物のバッグを購入していた!
そしてカード契約者は、「本人確認せず使えたらダメだよね?だから支払わないよ?」といったクレームに発展している事例もあります。
もっと知りたいという方は、Yahoo知恵袋で「夫婦 カード 使い込まれた」と検索してみてください。
カードの情報を夫婦で共有管理するには?
ここまでの説明で「夫婦別でカードを持たなくてはならないのね…」といったことは、なんとなくでもご理解いただけたのではないでしょうか。
そうなると次に知りたいことって、
カードの支払いやポイント、
夫婦で共有管理するには?
実際に運用している人の話を聞いてみたい。
これですよね。
では、IT管理プロが実践している「夫婦共有デジタル管理技」以下ご紹介していきます。
カードの支出やポイントは「家計簿アプリ」で一元管理
家計簿アプリ「マネーフォワードME」で、カードの支出やポイントを共有管理しています。
![](https://presco.ai/banner/3990/3.png)
下図は「楽天カード × マネーフォワードME」の例ですが、ポイントの付与や使った履歴をこまかくチェックすることができます。
![](https://lifehacktivist.com/wp-content/uploads/2024/05/mf-rakuten-point-example-e1716774049982.webp)
すべてのポイントを合算しての推移や、ポイントの有効期限も一元化されます。
![](https://lifehacktivist.com/wp-content/uploads/2024/05/mf-point-summary.webp)
このように、家計簿アプリで「支出&ポイント履歴」を取得できるカードをメインで使っているので、手放しな家計管理が実現できています。
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【マネーフォワードME】夫婦で安全に共有管理する方法
続きを見る
家計簿を自動運用できる「家族カード」をメインで使う
家計簿アプリに「支出&ポイント」が自動で記録されていく、楽天の「家族カード」をメインで使っています。
\マネーフォワードMEとの相性バツグン/
また付与された楽天ポイントは、家族カード間で共有することもできます。
カードの情報は「パスワード管理アプリ」で管理
デジタル上でカードを使うには、次のような5つの情報が必要でしょう。
- クレジットカード番号
- 有効期限(年月)
- セキュリティコード(数字3桁)
- 第2パスワード
- 本人認証サービス(セキュア3D)
パスワード管理アプリ「1Password」なら、楽天アカウントとして一元的な管理が実現できます。
![](https://lifehacktivist.com/wp-content/uploads/2024/05/1password-rakuten-card-manage.webp)
iPhone × Safariで実際に利用するシーンはこちら。 ※音は出ません。
デモ動画のように1Passwordを使うための設定の流れは、別記事でわかりやすく解説しています。
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1PasswordをSafariで便利に使う「機能拡張」iPhone設定方法
続きを見る
夫婦で1Passwordを共有する方法は、こちらが参考になります。
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1Passwordファミリーの使い方|家族を安全に招待する3ステップ
続きを見る
カードはデジタルを活用すれば夫婦で共有管理できる!
カードの共有はNGな理由は、国が定めたルールに従う形式の、カード会社からのお願いに等しいルールです。
よけいな金銭トラブルを引き起こしかねないので、面倒でも夫婦別々にカードを持つようにしましょう。
家計簿アプリと相性のよい家族カードを利用すれば、カードの支出とポイントが一元化されます。
またデジタル上でカードを使うのであれば、当サイトでご紹介したような管理専用アプリを運用することで、安全性も担保されるのでおすすめです。