iOS15.2.1がリリースされましたが、iOS15以降で発生している「重要度の高い・ヤバい不具合」修正されませんでした。
まず、既知のヤバい不具合のおさらいです。
iOS 15以降のヤバい不具合3つ
iOS15以降のヤバい不具合 | ヤバい不具合の要約 |
---|---|
①プライベートリレーで課金されるかも | 有料iCloud利用者の方を対象に、意図しない課金が発生するかも |
②従来の2段階認証アプリ使えない | 特に「Google Authenticator」アプリは登録消え、ログインできなくなるかも |
③SafariからGoogleアカウント情報が漏れる | 脆弱性を悪用され、Googleアカウント情報が漏れてしまうバグ発覚 |
特に上記表①②はトラブルに発展した場合、
回避策がなく詰みます。
詳しくは、別記事で解説しています。
iOS15以降アップデートするべきか?本当にヤバい【2つの不具合】
続きを見る
「Google Autenticator」アプリをお使いの方、バックアップから復元までの方法を別記事でご紹介しています。
iPhone QRコードかんたん読み取り術【追加アプリ不要!】Google Autenticatorのヤバい不具合を例に解説
続きを見る
また③は、iOS15.3で修正された不具合です。
どんな不具合だったの?
SafariでGoogleログインしていると、アカウント情報を覗かれる脆弱性(プログラム上のバグ)があることが発覚しました。
このバグは2021年11月にApple社へ報告されているようですが、1月25日現在も修正されていません。
バグが修正されるまでの間の回避策としては、「SafariでGoogleにログインしない!」です。
「よくわからないけど、SafariでGoogleログインしたことがある」という方、とりあえずApp Storeで「Chrome」や「Microsoft Edge」といったブラウザーアプリをインストールし、Safariのバグが修正されるまで代わりに使うようにしましょう。
では次に、iOS 15.2.1 アップデートにより修正された不具合のご紹介です。
iOS 15.2.1で修正された不具合
- メッセージでiCloudリンクを使用して送信された写真を読み込めないことがある問題
- 他社製のCarPlay対応Appで入力に反応しないことがある問題
もうひとつ、「Apple セキュリティアップデート」というものがあります。
影響:悪意を持って作成された HomeKit アクセサリ名を処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:入力検証を強化し、リソース枯渇の問題に対処しました。
iOS 15.2.1アップデートは以上です。
つまり、既知のヤバい不具合どころか、再現性低く・軽微だがユーザーの使い勝手を阻害している問題は何一つ解決できません。
iOS 15.2.1アップデート後の評判・口コミ「圏外になる」
#iPhone #圏外#iOS15.2.1
— しょう (@syou__1) January 17, 2022
機内モードのオンオフや再起動すれば治るけど、知らないうちに圏外になる
朝からau iPhone13 miniが圏外。電源on/off、機内モードon/off、iOS15.2.1へ更新しても圏外のまま。ログが見たい。
— kassy (@kassy_j41) January 14, 2022
不具合の影響は大きいのですが、対処法があります。
iPhoneを再起動、または以下説明②つの何れかで解消できます。
圏外の対処法①ネットワーク設定リセット
iPhone「設定」を開き、「一般」→「転送またはiPhoneのリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」手順を実施してみてください。
手順を実施しても、Wi-Fiは再設定が必要になりますが、iPhone内部のデータは消えませんのでご安心ください。
圏外の対処法②構成プロファイルの再設定
詳しくは「キャリア名 プロファイル設定」でインターネット検索してみてください。
例)「ワイモバイル プロファイル設定」で検索した場合…
他社が販売するiPhoneをワイモバイルで利用する > APN設定用の構成プロファイルダウンロード
もし上記で圏外が直らない場合、iPhone修理の「ダイワンテレコム」 へご相談されることをおすすめします。
なぜかというと、圏外の対処に関する知見・ノウハウがどの iPhone 修理業者よりも優れているからです。
以下はその根拠を裏付けるブログ記事ですが、かなり開けっ広げに修理事情を公開されています。
iOSの不具合と認定されていない事象2つ
- LINEやTwitterアプリの通知が来ない
- Wi-Fi設定に「プライバシーに関する警告」表示される
上記は iOSの不具合ではありません。
よって、Apple社側のシステム改修を待つ、または利用者側が個別で対応をする必要があります。
▼ LINEやTwitterアプリの通知が来ない問題はこちらで解説
iPhoneでSNSアプリ(LINE、Instagram、Twitter)通知が来ない・届かなくなったときの対処法
続きを見る
▼ iPhoneのWi-Fi「プライバシーに関する警告」対処法はこちら
iPhoneのWi-Fi「プライバシーに関する警告」対処法わかりやすく解説
続きを見る
iOS 15.2.1アップデート前に「完全バックアップ推奨」
iPhoneが圏外になってしまう問題に直面した場合、iTunesによる「iOS完全バックアップからの復元」することで復旧できる可能性が高いからです。
iOSアップデートでiPhoneが「圏外病」に直面したら?対処法5ステップ
続きを見る
少しの手間を惜しんだために、多大な労力に発展するのはよくあることです。
必ず事前にバックアップしてから iOSアップデートするようにしましょう。
【まとめ】iOS 15.2.1 アップデートはしばらく様子見る
アップデートで修正される内容から、「意味がない」「よくわからない」このように思われる方は、iPhoneが圏外になるかもしれないリスクを考慮すれば、「無理に iOS 15.2.1 アップデートしない」一択ではないでしょうか。
iOS 15.2.1アップデートは、しばらく様子見とされることをおすすめします。
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