iOS版のパスワード管理アプリ「1Password」には、アプリ内で安全にブラウジングできる「1Passwordブラウザ」機能が備わっています。
今回、「1Passwordブラウザ」の使い方から、3つのメリットについて解説していきます。
「1Passwordブラウザ」機能を使う2つの方法
- 1Passwordに登録したアイテムのアドレスをタップ
- 画面下部のタブバーを押したままにする
上記①は割愛します。
以下動画は、1Passwordアプリを起動した画面から②の手順で「1Passwordブラウザ」を開く手順です。
楽天ログインを例に、 「1Passwordブラウザ ←→ 保管庫」往来する手順ステップが激減します。
鍵アイコンをタップし、表示されたパスワード横の「!」アイコンをタップすれば、登録しているパスワード以外の情報を使うこともできますよ。
「1Passwordブラウザ」3つのメリット
- 1Passwordアプリ内のみの操作で完結!
- ブラウジング中の入力が楽!
- Webアクセス、入力情報のクリアが楽
1Passswordのみで操作が完結
類似する機能では、Safari「機能拡張」に1Passwordを設定する方法もあります。
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1Password Safari「機能拡張」の設定&便利な使い方例
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機能として対照的ですが、どちらも共通して「単一アプリで ”ブラウジング+パスワード入力” まで完結できる」メリットは同じですね。
ブラウジング中の入力が楽
1Passwordでのブラウジング中に、1Passwordの情報を使いたくなっても大丈夫です。
画面下の鍵(カギ)アイコンから、パスワードなどの情報を即座に表示することができます。

1Passwordが表示するパスワード情報も、ウェブサイトのアドレスをチェックし「登録済みの正しいサイトである」1Passowrdが判断してくれるので、フィッシング対策としてより安全ですね。
Webアクセス、入力履歴のクリアが楽
1Password「設定 > 1Passwordブラウザ > Webデータのクリア」から、CookieやWeb閲覧履歴などのWebデータをいつでも削除することができます。
Webアクセス、パスワード入力の痕跡を残さない、安心・安全設計ですね。
1Passwordブラウザは「iOS版バージョン7」のみの機能
2022年7月現在、1PasswordブラウザはiPhoneのiOS版バージョン7でのみ確認している機能です。
Android版の1Passwordアプリには備わっていません。
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1Passwordが使いづらい!OS格差な【5つの理由】
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そのため、楽天e-NAVIのような「第2のパスワード」入力が必要な場合、Android版では「ブラウザーから一旦離れて、1Passwordに第2パスワードをとりに行かなくてはいけない」かなり非効率ですね。
1Passwordブラウザ内「認証エラー」発生時の対処法
1Passwordブラウザ内「例)Googleアカウントでログイン」すると、認証エラーが発生する場合がありますが、1Passwordの「ユーザーエージェント」設定で解決します。
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1Passwordブラウザ「Googleでログイン」できない!承認エラー解決方法
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まとめ
「1Passwordブラウザ」の使い方から、メリットのご紹介でした。
1Passwordアプリから離れることなくAmazonや楽天サイトなどにログインできるため、生産性を損ねない優れた機能ですね。
ただでさえ煩わしいパスワード運用、手順が複雑になると覚えられませんので。
「iPhone × 1Password」かけ算な使い方は、デジタル苦手な方でも安全にパスワードを管理・運用しながら、ITリテラシーもアップできる、まさに一石二鳥な方法でしょう。
Androidの方は、1Passwordブラウザを使えないのはちょっと残念ですね。
でも今なら、iPhoneを安く購入できるかもしれませんよ。
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