iOSアップデート

iOS16.7.6でヤバい不具合「メモリ破損の脆弱性の悪用」が修正

2024年3月6日

2024年3月6日(日本時間)iOS16.7.6がリリースされました。

iOS16.7.6のポイント

  • 新しい機能の追加:なし
  • セキュリティ不具合:1件修正

修正された不具合とは?

リリースされたばかりのiOSは不具合がないか心配…

アップデートせず、しばらく様子を見るには?

iPhoneをお使いのデジタル苦手な方向けに、わかりやすく解説していきます。

iOS16.7.6で修正されるセキュリティ不具合

Apple公開情報からの引用(筆者和訳)です。

  • カーネル: 任意のカーネルの読み書き機能を持つ攻撃者が、カーネルメモリ保護を回避できる可能性
About the security content of iOS 16.7.6 and iPadOS 16.7.6

この不具合に関して、Appleは次の見解を示しています。

メモリ破損の脆弱性です。

この問題を悪用された可能性があるという報告を認識しています。

iOS16.7.6アップデート「様子を見る」ためのiPhoneセキュリティ対策

メモリ破損の脆弱性は、主に以下を経由して悪用されます。

  • 悪用目的で作られたアプリ
  • 悪用目的のWebサイト、または広告

つまり、iOSアップデートせずにしばらく様子を見るなら、以降を参考にiPhoneのセキュリティ対策を講じる必要があります。

対策1:危険なアプリを使わない

悪用目的で作られたアプリを使わないようにしましょう。

「危険なアプリ」とは?見分け方を知りたい。

iPhoneの「App Store からチェックできます。

どうなの
どうなの

危険なアプリを見分ける2ステップ

App Store」でアプリを検索して、

しばらく更新のないアプリ(前回のiOSリリース日が基準になります)は、脆弱性(ぜいじゃくせい)も放置されている可能性が高いので注意!

Webサイトがない、または問い合わせのメールアドレスが「@Gmail」など、誰でも取得できるメールアドレスは「実態を隠している可能性がある」ので注意!

対策2:不審なWebサイトに近寄らない

不審なWebサイトには近寄らず、もし開いてしまったらすぐに閉じましょう。

不審なWebサイトって、どうやって見分けるの?

「見分けよう」とするのは危険なので、おすすめしません。

どうなの
どうなの

なぜなら、悪いWebサイトは人の目をダマすのが非常に上手いため、IT管理プロでも「見分ける」のは困難です。

あなたは、詐欺サイトを見分けられますか?

例)Apple偽サイト

デジタル苦手な方であれば、無料でも使えるセキュリティ対策アプリのご利用をおすすめしています。

AdGuard(アドガード)で迷惑な広告、危険なWebサイトをブロック!

AdGuard - デジタルの迷惑行為をブロック!

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iOS16.7.6アップデートは慎重に

iOSアップデートで不具合が生じた場合、IT管理プロでも対処は困難です。

iOSアップデートよくある不具合

iOSアップデート「する・しない」の判断は、SNSの口コミなどを参考に、慎重に決めるようにしましょう。

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