iOS15.7.1で発覚した【ヤバい不具合】絶賛悪用中のバグが修正

2022年10月28日

iOS15に留まる方、またiOS16にアップデートできないiOSデバイス利用者向けに、絶賛悪用中の不具合を修正する「iOS15.7.1」が公開されました。

iOS15.7には、次のシステム的な欠陥があります。

iOS15.7のヤバい不具合「カーネルを悪用されている」とは?

公開されている、修正されたiOS不具合の情報です。

アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があります。Apple は、この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しています。

CVE-2022-42827: 匿名の研究者

Appleより引用

「カーネル」とは?

iPhoneがアプリを使うために、iPhone内部のリソース(CPU、メモリ)を上手にやりくりしてくれるシステムのことです。

例えるなら「車の運転手とカーナビ」の関係で、カーナビがきちんと道案内してくれない構図ですね。

なお修正されたヤバい不具合ですが、悪用の事例は未発表です。

具体的に示さない理由としては、悪用を誘発してしまうからということですね。

iOS15.7.1アップデートの通信量

iOS15.7.1のデータサイズは「712.4MB」です。

iOS15.7.1容量は「712.4MB」

Wi-Fi通信できない方は、iOSアップデートによる通信制限にお気をつけください。

iOS15.7.1アップデートによる不具合

iOS15.7.1アップデート後、「Face IDは登録できません」不具合が発生しているようです。

iOSアップデートの不具合に備え、iOSバックアップを推奨します。

iOSおすすめバックアップツール

iOS15.7.1アップデートは慎重に

iOS15.7.お使いの方には、セキュリティ的にiOSアップデートを推奨したいところですが、Face IDが使えなくなるリスクを鑑みれば、慎重姿勢にならざるを得ませんね。

セキュリティが気になるけど、Face IDが使えないと困る方は、まずご自身が使っているアプリの見直しを図ることで、悪用されるリスクを低減できるかもしれません。

※なお、今回解説の不具合はiOS16.1以前のバージョンも同様リスクあり、iOS16.1アップデートで修正されることを確認しています。

iPhoneよくあるトラブルはこれで解決!

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