iOS17.1.2でヤバい不具合「悪いWebサイトに悪用される可能性」が修正

2023年12月2日

iOS17.1.2がリリースされたことで、iPhoneで快適なWebブラウジングを提供する機能「WebKit」にセキュリティの欠陥があり、iPhoneを攻撃される可能性がある不具合が見つかりました。

WebKit

  • Web コンテンツを処理すると、機微情報が漏洩する可能性がある。
  • Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
引用:iOS 17.1.2 および iPadOS 17.1.2 のセキュリティコンテンツについて

巷では、「早急なiOS17.1.2へのアップデートを!」促す情報が散見されます。

しかしながら、iOS17以降には「バッテリーが熱くなる、消耗がはげしい」といった、iPhoneを使えなくなる "iOSアップデート問題"が立て続けに起きている事実があります。

そのため、今回のiOS17.1.2も「不具合が起こらないか心配…」という方もいることでしょう。

そこで今回、iOS17.1.2にアップデートせずしばらく様子を見るなら、やっておくべきiPhoneのセキュリティ対策について、デジタル苦手な方向けにわかりやすく解説していきます。

iOS17.1.2で修正される「WebKit」の不具合とは?

Webサイトのテキストや画像、動画などを見やすく整理して、iPhoneの画面上で快適に閲覧できるようにしてくれる機能が「Webkit(ウェブキット)」です。

過去、実際にあったWebkitの悪用事例はコチラ。

Webサイトのリンクをクリックしたら、勝手に緊急電話をしてしまい(任意のコードを実行)高額な通話料金が発生した!

そして、今回見つかったWebKitのセキュリティ的な欠陥に関する、Appleの公式見解です。

この問題がiOS16.7.1より前のバージョンのiOSに対して、悪用された可能性があるという報告を認識しています。

iOS17.1.2アップデート「様子を見る」ためのiPhoneセキュリティ対策

あやしい、不審なWebサイトには近づかないこと

「あやしい、不審なWebサイト」とは?デジタル苦手だから心配…

といった方には、「不審なWebサイトをブロック!」してくれ、なおかつ「Webアクセス時のプライバシーも保護」してくれる、無料で使える「コンテンツブロッカー」アプリがおすすめです。

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iOS17.1.2アップデートは慎重に

当サイトは「新しいiOSがリリースされても、アップデートせずしばらく様子を見る」ことをおすすめしています。

なぜなら、「ITのプロでもiOSアップデート不具合の解消は困難だから」です。

SNSの口コミなどを参考に、アップデートする・しないは慎重に決めるようにしましょう。

iPhoneを"安全に&安心して"使うなら

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