iOS16.3.1アップデートで修正されるヤバい不具合【悪いWebサイトに攻撃される】絶賛悪用中

iOS16.3.1がリリースされたことで、悪いWebサイトの攻撃からiPhoneを守れない不具合があることが判明しました。

速やかなiOSアップデートが推奨されますが、中には「iOSアップデートによる不具合が心配…」また「iOSアップデートする時間がない」といった方もいることでしょう。

そこで今回、「iOS16.3.1でどのようなセキュリティの問題が修正されるのか？」デジタル苦手な方向けにわかりやすく解説していきますので、iOSアップデート「する・しない」ご参考にしてみてください。

iOS16.3.1で修正されたセキュリティの不具合

Apple公開のセキュリティアップデート「Safari 16.3.1」および「iOS 16.3.1 および iPadOS 16.3.1」からの抜粋です。

WebKit：悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています。

Webkitとは？iPhoneがWebサイトを見るときに使う機能で、過去に次のように悪用された事例があります。

SafarでWebサイトのリンクをクリックしたら、勝手に緊急電話センターへ発信した！

iOS16.3.1アップデート「様子を見る」なら気をつけること２つ

iOSアップデートによるPhoneの不具合が心配なため、しばらく様子を見たい方が気をつけることです。

• 不審なWebサイトを閲覧しない
• 信頼性の低いアプリを使わない

以下順に説明していきます。

1. 不審なWebサイトを閲覧しない

怪しい、不審なWebサイトを閲覧しないようにしましょう。

デジタルがちょっと苦手、という方は「コンテンツブロック」アプリがおすすめです。

迷惑な広告や、不審なWebサイトアクセスを自動で判別してブロックしてくれる優れものです。

2. 信頼性の低いアプリを使わない

アプリも例外ではありません。アプリ内でWebサイトを閲覧できる機能が備わっているものが大半ですので。

また、前述した「iOS 16.3.1 および iPadOS 16.3.1」セキュリティアップデート情報にも、アプリの不具合を修正した内容が含まれています。

Kernel：App がカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性がある。

引用元：iOS 16.3.1 および iPadOS 16.3.1

iOS16.3.1アップデート「する」前の注意点３つ

iOSアップデート前に知っておきたいことです。

• iPhoneをiOSごとバックアップしておく
• iOSダウンロードによる通信制限
• iPhoneストレージをチェック

iOSをバックアップしておく

iOSアップデート後、よく遭遇する不具合です。

• アプリの承認リクエストが来ない
• スクリーンタイムが表示されなくなった
• 探すアプリで位置情報が見つからない
• LINE、Instagram、Twitterの通知が来ない
• iPhoneが「圏外」になる問題
• バッテリーの消耗が激しい！

いずれも対処が難しいものばかりです。

以前のiOSバージョンへ戻せるよう、iOSまるごとバックアップしてからのiOSアップデート推奨です。

iPhone、iPad、iPod touch をバックアップしておけば、万一デバイスを交換、紛失、損傷したときも大切な情報のコピーがあるので安心です。

• iCloudでバックアップする
• Macでバックアップする
• Windowsパソコンでバックアップする

引用元：iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法

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iOSダウンロードによる通信制限に注意

のiOS16.3.1アップデートの容量を確認したところ、約205MB とかなり大きなサイズでした。

Wi-Fi以外の通信環境でiOSアップデートされる方は、キャリアの通信制限にご注意ください。

「モバイルデータ通信を使ってダウンロードしますか？」表示された場合

iOSダウンロードする際に、Wi-Fi通信の状態を確認するメッセージが表示される場合があります。

Wi-Fi通信中であれば、［モバイルデータを使わない］を選ぶようにしましょう。

iPhoneストレージに空き容量がない場合

iOSダウンロード中「iPhoneのストレージがいっぱいです」となり、アップデートできない場合のおすすめな対処法です。

• 画像や動画を「共有アルバム」へ移動する
• Safari「書類とデータ」をリフレッシュする

さいごに

iOS16.3.1リリースにより、古いiOSには次のようなセキュリティの問題があることが判明しました。

• 悪いWebサイトに攻撃される不具合が、積極的に悪用されている

iOS16.3.1への速やかなアップデートが推奨されますが、様子を見たいという方は次のことに気をつけましょう。

• 不審なWebサイトを閲覧しない
• 信頼性の低いアプリを使わない

iOSアップデートされる方は、アップデートに伴う予期せぬ不具合にそなえた「iOSまるごとバックアップ」することをおすすめします。